2021年07月12日

ビジネスは陣形と配役

どなた様からか仕事をいただき、それで息をついている。そんな会社がほとんどなのではないかと思います。私は39歳でこの世界に入って今年で29年目になります。気がつくと当時の同業者やライバルであった人や会社はもうほとんど存在しません。よく持っているなというのが実感です。

今でも長いお付き合いの方々から仕事をいただきます。さらには最近は現社長ルートの仕事も増えています。新社長は学生時代に創業当時の当社でアルバイトしていましたが、当社に入社してもらったのは15〜16年前です。

今、当社は西武百貨店池袋店で宮崎県フェアをやっていますが、これの原形は昨年コロナで世の中が騒然としている最中に東急百貨店で当社のコンサルする企業のフェアを行ったことです。野口社長人脈で来た仕事でした。1ヶ月半くらいのロングランでしたが、現社長は毎日現場に行って半分くらいは自らお店に立っていました。

私のチャネルからの仕事に加え、現社長チャネルの仕事が増えて来ています。しかもデザイナーであり、かつネットクリエイターである社長には私人脈とは別の仕事が増えています。特にこのコロナ時代は顕著です。

当社は借金も多く、このコロナでも傷ついていますが、積極果敢に攻めているのはむしろ現社長の方針です。名実ともに現社長の会社になりました。

つくづく思うのは起業したて、小規模企業は創業者がエキサイティングで魅力ある脚本、シナリオを書いてもそれを演じる役者、キャストがいません。お前やれと言うことになります。

当然、創業者は自作自演でがんばります。しかし、えてしてエキサイティングで魅力的な構想は世の中を先取りしているので、それがうまく行けば行くほど、創業者は実務についていけません。その役者は次世代に委ねるしかありません。

そしてその布陣を敷いて来ました。当社は社長が40歳代半ばで私以外の社員は20歳代から30歳代前半です。あと30年は現スタッフで戦える陣形になっています。成長と共にスタッフは増えていくと思いますが。当社の社員採用、あるいは支援企業との連携、かつ仕事をいただくのもすべて人脈によるものです。

出会いを大切にすることです。その人に期待するとか、利用してやろうとかはだめです。心と心の些細な結びつき、袖触れ合うのも多少の縁、相手のさりげない親切、気配りを見落とさない、出会ったら感謝の言葉と同時にその縁にフックを掛けておくこと。フックを掛けるというのはその人を忘れないと言うことです。

起業・創業とはシナリオを演じてくれる配役探しです。そのためには最初は自らが舞台に立ち、ダイナミックに元気一杯演技するしかありません。縁や人脈はそうやってできます。
posted by tk at 06:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする