2021年07月01日

九州でだだちゃ豆の商談

だだちゃ豆の時期がやって来ます。だだちゃ豆とは枝豆の一品種である地域の特産ブランド名です。ある地域とは山形県鶴岡市です。「だだちゃ」の意味は庄内弁で「お父さん」です。

鶴岡市白山地域で旧盆(8月中旬)の時期から2週間程度の短い期間採れる枝豆が非常で美味であることで「だだちゃ豆」で販売されます。ルーツは新潟地域の茶豆だと言われます。庄内地域は我が国でも最も在来野菜200種類以上が栽培されている地域と言われ、だだちゃ豆もその作物の一つです。

だだちゃ豆の品種は10品種が指定されており、その中でも「白山(しらやま)」と呼ばれる品種が正統品種として人気です。だだちゃ豆とブランド名はJ A鶴岡が管理しており(登録業者は別)、J A鶴岡会員の農家でだだちゃ豆生産組織連絡協議会のメンバーの生産する枝豆しかだだちゃ豆と称することはできません。

夏のビールがうまい時期になるとつまみとして首都圏は一斉にだだちゃ豆が登場します。しかし、居酒屋等の飲食店は単なる枝豆をだだちゃ豆と称してメニュー化しているところもたくさんあります。偽物が横行しています。

特に九州は枝豆を食べる食習慣があまりありません。豆と言えばそら豆か、ピース豆です。しかし、最近はスーパー商材でも枝豆の販売量は増えています。それでもだだちゃ豆が販売されることはあまりありません。貴重な商材です。

これを本間水産社長がぜひ九州に販路を広げたいと言うことでやって来ました。本間水産社長とは四半世紀に亘る友人です。ずいぶんお世話になったのでぜひこの販売促進活動には私も同行しようとやって来ました。

8月にならないと今年の収穫物はまだないので写真と昨年生産したものを乾燥豆(フリーズドライ)にしたもので商談です。人気と流通の要望で収穫期間は最近延びていますがそれでも9月末頃まです。2ヶ月足らずの短期間にしかも最需要期に知名度の低い九州で販売しても数量は知れています。

しかし、九州の地にだだちゃ豆を根付かせたいという本間水産社長の熱い気持ちが伝わって来ます。一方、農家は1年分くらいの消費量の作付け生産をしています。2ヶ月間は生で販売してもあとの10ヶ月は冷凍してストックして、加工食品、菓子類の原料として使用されます。

むしろ九州で根付かせるためには加工品にして通年販売した方が定着が早い気もします。とするとだだちゃ豆でどんな加工品を製造、発売すればよいか?その知恵も九州のバイヤーにサジェスチョンいただきたいと言う希望も今回の出張の希望でもあります。

posted by tk at 09:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする