2021年06月18日

自由な発想と自由に動ける状態

毎日、早朝にブログで頭と指(入力)トレーニングをして、それから空手稽古で筋トレしてと書きますが、「はた」と気づいたのは空手稽古に必要なのは筋肉をもりもりにする筋トレではなく、筋肉を柔らかくする柔軟トレです。それに頭も大事です。ブログを書くよりも空手の方が頭を使います。

私は下手で底辺にうごめいているので空手談義なんかできるレベルではないのですが、勝手に書かせていただくと、最近一人朝稽古していて肘と膝の使い方が大事だと気が付き、肘と膝のパワーアップを図るトレーニングをしていました。

肘も膝も接合部です。屈折部でもあります。ここを鍛えれば空手がパワーアップすると思いました。やっているうちに待てよと疑念。ヌンチャクを肘に想定すると2本の棒が上腕部と下腕部に相当します。それを接合している鎖や紐が肘に相当します。

その鎖や紐にパワーがあるか?全くないです。ふにゃふにゃです。そこを筋トレして何の意味があるのか?確かにそうです。ヌンチャクを振り回すとわかります。ヌンチャクの接合部には何の力もありません。

しかし、接合部を動かそうと思えば自由に動きます。何の抵抗もなく動きます。また、武道に「居つく」という言葉があります。悪い意味です。「居つかない」のがよいです。「居つく」と斬られます。そのためには「膝を抜け」と書いてあります。これまた難解です。

ある文章に「居つかない」状態とは「今、その瞬間からどの方向にでも自由に動ける状態」と書いてありました。眼からうろこです。とすると肘と膝の筋トレよりも「肘と膝を自由に動かせる」稽古をした方がよいということになります。

さて、人生や仕事に置き換えましょう。難局に立ち向かうのは心構えが必要です。難局に動じない「強い意志」、「精神力」、「不撓不屈の精神」等が言われます。そしていろんな精神鍛錬の話の本が出ています。

しかし、よく考えると難局を切り抜けるのに一番大事なのは「自由に動く頭と心と体」ではないでしょうか?「意思を貫く」、「難局を乗り越える」のは猪突猛進の猪武者発想ではなく、「自由な発想と自由に動ける状態」でしょう。

「今をいかにかわすか?」、「いかに逃げるか?」、「いかに騙すか?」も目的を達するためには立派な攻撃であり、攻めです。そのためにはいつも心を無色・透明にしておくことといつも頭と体を鍛えておくことが大事ではないかと思います。
posted by tk at 06:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする