2021年06月16日

少しだと不安、まったくないと爽やか

会社の預金通帳を見るのは怖いものです。資金繰りが頭をもたげて鬱々とします。それで5年前代表取締役を下りてそれをしなくてよくなった時は精神的に楽になります。

しかし、担当が私から現社長に代わっただけですから、会社のお金が増えたわけではないので、相変わらず現社長が私の辛さを代わって引き受けているだけのことですが。

私は自分の預金通帳もほとんど見ません。キャッシュカードで銀行に引き出しに行く時に預金残高を見る程度です。世間ではキャッシュカードで現金を引き出している行為(紙幣を使っていること)すらもう過去のものだという人が多いです。

それでも昨日、預金通帳を改めて見ました。長く生きているので個人預金通帳もたくさんあります。見て気づいたことは個人のお金もほとんどないということです。

コロナが来る前は複数の預金通帳に少額と言え多少のお金が入って全部合わせるとちょっとは余裕がありましたが、昨日改めて見ると見事にほとんどないです。

なぜ?昨年、コロナで最大の経営危機に陥った時にほとんど下ろして、会社につぎ込んだからです。私のメイン口座だけならまだしも、他の口座からもかっさらうように下ろしています。当時、切羽詰まっていたので下ろしたことさえ忘れていました。

それでよかったです。会社が今のところ潰れていないので。しかし、潰れなかったのは正直、国の金融政策のおかげです。

お金とは不思議なものでそこそこあると「余裕」が出ます。少ししかないと「不安」になります。全くなくなると「爽やか」になります。しかし、霞で生きるわけにもいかず、金策に奔走します。そして融資が受けられると金融機関に感謝すると同時に自分が「謙虚」になります。

この「余裕」→「不安」→「爽やか」→「謙虚」のサイクルを経験しながら経営者として成長していきます。現社長もコロナに育ててもらっています。

ところで人から聞いた話ですが、コロナの行動制限で個人がお金を使わない(使えない)のでその個人預金が30兆円増加したとか。なのに、私の個人預金額は限りなくゼロです。世の中、おかしいなと思いながら妙に「爽やか」な気分です。

WITHコロナはこの30兆円の争奪戦でしょうか?これで一気に景気回復だ????これをいただきに行こう。
posted by tk at 07:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする