2021年06月09日

農業は自分が幸せになるためのもの

腹が立つというのはたいてい相手の態度に対してです。自分の心、自尊心が傷つけられた時に腹が立ちます。怒ると我を忘れて相手に反撃します。あるいは傷ついて心が壊れてしまいます。

怒りに対する反撃が相手へのダメージが1とすると自分の心はその10倍はこっちの心がダメージを受けます。怒りは結局自分を壊しています。怒らないことが一番上手な生き方です。やり過ごすというか、流すというか。それができれば人間の達人です。

空手はいいですよ。格闘技であり、常に目の前に敵がいますが、戦いの相手は自分です。なぜ、この技を自分ができないか?常に自分の上達に重きを置いています。するとストレスが溜まりません。納得行くまで稽古するしかありません。

コロナ以降あるいはコロナWITH社会が来るというかもう始まっています。ここに来て農業がブームです。ものすごい勢いで農業をやりたい人が増えています。

どうして?ストレスフリーだからだと思います?種を蒔き、あるいは苗を植え、成長して(その成長を見るのも楽しく)やがて実を付けます。その実(青果物=成果物)を手にする時の喜びは計り知れないものがあります。

でも、そう簡単には問屋が卸しません。芽を出さない場合も多々あります。幾多の失敗や試行錯誤を重ねながら、納得のいく結果を追い求めます。自分の農業技術の向上の追求、あるいは成長する作物と自分との会話、コミュニケーションの世界に没頭できます。

上手にできたと思ってもある時は実を結ばない時もあります。どうして?あるいは明日収穫しようと思っていたのに、台風がやって来てすべてだめになった。そんなことも農業の世界では当たり前のことです。

それでも誰も自分を責めない、そして農業も止めない。明日から次に向かって種まき、苗植えを始めます。なぜみんな農業に向かうのか?自然相手に、栽培農作物相手にしていれば、それは致し方のない事と納得できるから。だからストレスフリーです。

それがこれが農業ビジネスで激しい産地間競争や収益性の向上、たくさん採れる農法や農業技術や農薬や肥料に取り囲まれるとストレスだらけになります。

設備投資して多大の借り入れの返済ができなくなり、納屋で首を吊った話も聞きます。それも農業だと言えばそうかも知れませんが、私はこれはこれからの農業ではないと思います。

農業をやり始めて、その喜びも難しさもわかった頃、これをビジネスにしようと決断からのチャレンジ、精進、努力、克服等は進んで乗り超えようと思えるのではないかと思います。きっと、そんな農業がこれからの新規就農の主役になっていきます。

これからの農業は人も幸せにするけれど、何といっても自分が幸せになるためのものです。

posted by tk at 06:39| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする