2021年05月07日

地方首長はよほどしっかりしないと

当社は政治力や政治性のない会社なので、政治の力を利用して仕事はいただくことはまずありません。いわゆる政治利権とは無縁の会社です。知っている首長からたまに手伝ってくれと話が来ますが、たいていはボランティアか無償です。「渋いな〜」と思いながら私はその首長たちが好きです。

それでも首長とお会いするのは少なからずあります。お会いするのは地方の市町村長がほとんどです。今年はお会いした町村長が改選で落選したケースが結構ありました。地方首長は一度当選するとよっぽどのことがないと多選です。安泰です。

しかし、今年は異変を感じました。1つ2つ例を書きます。ある東北の町は私はその前の前の町長から知っていましたが、前回、現役町長を破って当選しました。合併により2町が1つになった町で、合併時に町長を出せなかった方の町の勢力に担がれてその人が初当選しました。

この人も知らない間柄ではありませんでした。彼が町長になる前に副町長をやっていたので面識はありました。副町長時代は仕事はしない、楽しみは夜の会食だけ。町長になってからもとにかく何もしない、ただ町長というポストに座っているだけ。それまでの案件もすべて握りつぶし、仕事をしない職員たちを昇格させました。

この選挙で40歳代の新人に敗れました。圧敗でした。保守的な東北の小さな町ですが、有権者はちゃんと見ていました。

もう1つは九州のある県の小さな田舎町。多選で5期目を目指した現職が少数差で負けました。これは聞いた時にひっくり返りました。この帝王はふるさと納税マニアでした。彼の町政の9割はふるさと納税の拡大と返礼品の開発でした。

1度だけ町長室に入りましたが、そこはスーパーの商談室でした。いかがわしいと(私が感じる)人間がたむろっていました。今回の当選者はふるさと納税の「負」の部分を指摘して、その見直しを公約で明言した人です。こっちは50歳代です。

また、私の知り合いの子息がある町の議員に立候補して上位当選しました。若干40歳です。大阪で生まれ育ってお母さんの出身地について来て、一緒に農産加工食品を製造販売しています。

この町は町長も議長も副町長もすべて役場の職員上がりです。町長は中小企業の社長みたいなもので、役場は会社みたいなものです。多分、何も新規政策は打ち出せないでしょう。打ち出しても町内業者との癒着が見え隠れします。

次の町長・町議会議員の選挙は4年後です。次は彼が町長になって欲しいと町民の大半は思っているはずです。そのためにもこの4年間しっかり活動して成長して欲しいです。期待しましょう。
posted by tk at 08:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする