2021年05月06日

小手先のテクニックでは上達しない

昨日のブログで世の中の矛盾も人生の僥倖も普遍として存在するのでそれを受け入れれば人生はあまり思い詰めなくて生きられると書きました。

その普遍、普遍性ですが、やっぱり何らかの法則があるのかしら?と思いたくなりますが、人智の及ばない自然の法則は人間の脳みそでは解明不能です。だから素直に受け入れるしかないし、実際この世に存在しているもののすべて、人間、動物、植物の命あるものが素直に受け入れています。

しかし、人智の及ぶところは「普遍性」「普遍の法則」は存在すると思ってもよいでしょう。それを分かり易く伝えてくれるのが先生です。先生とは知識の塊、知識の倉庫ではなく、知識の中の本質を教えてくれる人です。

例えば、それを言葉や文字にすると数行でしょう。それじゃ商売にならないので我々みたいなのが200ページの本にする、あるいは講演します。要は飯の種です。

私の会社時代の先輩が書いた「空手道」という本を読んでいます。3名の空手家による共著です。500ページを超える大巻です。しかし、そこには空手の型や技についてはほとんど触れられていません。

空手のノウハウ本は山ほどありますが、たいていがうんざりするほど写真付きの型や技の本です。外見だけの形の本です。それには空手の普遍はまったく述べられていません。ライターの代筆なので仕方ありませんが。

この本は沖縄空手の歴史や技法を述べていますが、読んでいるとぐいぐい引き込まれます。この本を読んだからと言って空手が上手になるとは思いませんし、著者もその目的では書いていません。

しかし、読むと沖縄空手の歴史と変遷の中に沖縄空手の本質が詰まっています。歴史を勉強すれば普遍性はある程度学べますが、その歴史も勝者によって改ざん、捻じ曲げられているので安易に信用はできません。その点、この本は事実、事例を具体的客観的に書いています。これを読んで何を学ぶかは読者側の問題です。

また、昨日ネットから見つけたブログで匿名で元世界空手チャンピオンが書いているブログがありました。私が現在空手の型で腑に落ちないでいることをたった3つで答えていました。目からうろこでした。名人・達人の言葉は平易で分かり易く、どうすればよいか?をシンプルに書いてあります。

ただし、それができるようになるには練習、練習、稽古、稽古ですよと書いてあります。当たり前だと言えば当たり前ですが極意です。

posted by tk at 07:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする