2021年05月04日

くせが個性的な魅力に評価が変わる時

人間というより動物も植物も個体に個性があります。よく言えば個性ですが、悪く言われる時は「くせ」と言われます。くせの対極は模範、理想、完璧、100点満点です。

教える先生は模範、理想、完璧をそのまま教えるタイプとくせをそのまま認めてそれに模範を付与していくタイプがあります。私が習っている空手もそうです。

また、私も商品のマーケティングや商品開発では先生です。私は後者で教えます。「くせを活かせ」と教えます。「くせ」は往々にしてよい場合はくせと言わずに、悪い場合に使われます。欠点と見なされます。

大手企業に見られる完成度の高い商品はほぼ無人工場で衛生的に製造されます。人間の要らない工場が理想の向上となっています。それを遠隔操作で管理者が見ていてアラームが出れば出動です。

商品に少しだけいつものと違うものを感じた時はクレームとしてお客様センターに情報がやって来ます。理由書を書いてお客様に説明します。たいていが詫び状です。

食品業界に野性味のある新たな商品が生まれないのはこういった理由です。「くせ」を特長にできるかどうか?くせを魅力に変えられるかがまさにポイントです。しかし、これができるのは中小企業か6次化農家くらいです。

さてここまで書けばいつものパターンになります。もう少し踏み込みましょう。最近、再び私のドレッシング熱が再発しています。オイル&ビネガー信奉者、特にオイルに興味を持っており、それが頭をもたげてきました。

ドレッシング探しをしています。最近、それは革命ともいえるドレッシングに出会いました。おいしい、おいしいで3日間食べ続けました。4日目は「もうよか」になりました。

要は美味し過ぎ、目立ち過ぎです。ドレッシングは野菜に着せるドレスです。だからドレッシングです。着る人の体形や姿勢や容姿と釣り合って初めて輝きます。着る人に勝ってはいけない、負けてもいけない、一体となって着る人をさらに魅力的にできるかどうか?です。

そのためには基本・鉄則・普遍に則(のっと)って、かつ個性・くせを出せるかです。その時初めて悪く言われがちなくせが商品も魅力になります。難しいですけど。
posted by tk at 11:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする