2021年02月20日

全農幹部2名からローカル商品開発を聞く

昨日は福岡県みやま市6次化協議会主催の勉強会でした。講演は現在、JA全農オフィサーで、かって日本最大手小売業の社長だった戸井様にお願い申し上げました。

現在、JA全農が取り組む商品開発のヘッドを務めています。農産物流通だけでなく、JA全農がそれらを使って加工食品を製造販売すると言う事業を統括しています。

大量販売のJA全農から顧客を絞った商品開発を行い、巨大量販店だけではなく、外食産業、中食産業、レジャー施設への販売等も視野に入れています。今までは青果コーナーで販売するものを品揃えしていたJA全農が自らがメーカーになろうと言うものです。今でも多くの食品メーカーを子会社に持っていますが、さらにそれを強化して行きます。

かって大手小売業の社長から地方特産品やスモール生産や限定販売や希少性の話が出るのも意外でもあり、そういった時代が来たのだと痛感しました。スモールの世界で生きて来た受講者の小規模・中小企業事業者からの質問にも肯定的な立場で応答してくれて、みんな勉強になったと言っていました。

もう1人、アドバイザーとしてJA全農副会長の乗富様に出席していただきました。私はかって1度だけあったことがありました。数年前にこの地元に本社を持つタカ食品工業と地元農協の6次化勉強会をした時の組合長でした。あれからJAふくれん会長になり、2年前からJA全農の副会長に就任しました。

以前の勉強会の時にタカ食品社長とJA組合長が自宅も近くで幼稚園から高校まで一緒だった両名が会ったのは20年ぶりだと言っていたので「これだから地域農業と加工の距離が遠く、地域内で6次化は進まないはずだ」と悪態をつく私に両名とも笑っていました。

これから地域農協の生き残りをどうするか?食品加工に力を入れるJA全農を先頭として、地域では大量流通に乗らない加工品開発、希少性野菜加工等の道の話が話題になりました。

受講者にとっても実り多いものとなりました。
posted by tk at 09:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする