2021年01月08日

やるべきことを1つだけ言う

みんな自分のせいにしたくないから、人に責任を擦りつけようとします。お前が悪いからこんな状況なんだと。しかし、それでは何の解決にもなりません。みんなが責任の擦りつけ合いをしているとその被害者は誰かというと国民です。日本の権力構造の中心部が真空化している証拠です。また生贄を作ってそれに責任を擦りつけるのでしょうか?

トップ、リーダーは警告を発するのが仕事ではありません。トップなので一番最新の最先端の情報を持っているわけだからそれをオープンにすることは危機感を煽るということでは効果がありますが、解決策にはなりません。

どうすればよいか?生き残れるか?を明示するのがリーダーの役割です。例え、間違っていてもいいのです(もちろん、意図的に嘘を言うのはいけません)。こうすれば必ず解決するからと言い切ることです。

「当社が潰れる、潰れる」と私が電話で言っています。若手は平静を装っていますが、よく聞いているんですね、不安なのですね。

年始の会議で時間をもらって、私の本職である経営分析を当社を対象にしました。30分程度時間を頂戴と言って。私の診断は「全治1年の単純骨折」です。コロナだけでない経営不振の諸原因を挙げて、分析して、今年1年はこれをやれば(達成すれば)経営は一気に回復すると説明しました。

実行プランはあれもこれもはだめです。全員が共有できるものを1つに絞って、これに会社の経営資源を集中させれば業績は回復するという風に言わなければ意味がありません。

「これをやれば」の「これ」が言えるかどうかが経営者です。私が何を言ったか、経営会議の中身は会社の最高級のマル秘事項なので書きませんが、みんなが納得して30分が3時間の白熱した会議になりました。全員参画でした。

そしてそれだけでは終わらず、この会議からスタッフたちが実に元気になりました。自分の力が、参画が、働きが会社に好影響を与えるとわかると人間は凄い力を出し始めます。まあそういうことです。日本の政治や医療のトップ達頑張って下さい。国民はあなたの一言一句を真剣に聞いているのですよ。
posted by tk at 07:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする