2020年12月05日

後継者ができると農家は元気になる

昨日は10年来会っていない茨城県で養豚を営むKさんを訪ねました。Kさんが私と会いたがっているのはわかっていましたが、東京に出ると新型コロナでうるさいようなのでこっちが出向きました。

養豚一筋で鉾田市でやっていましたが、今は引退して次男が経営しています。しかし、養豚魂は70歳になった今でも失っておらず、倒産・売却された養豚場を金融機関から指名入札を依頼され、そこの責任者をしています。

今買っている豚は埼玉県清掃・ごみ収集会社の豚を預託され、飼育しています。ポイントはコンビニ売れ残り残さをベンダーから引き取り、それを麹菌で発酵させて、どろどろのペーストにして餌に与えています。豚の糞も発酵させて、たい肥として販売しています。

空白の10年間のよもやま話話を伺いました。畜産とは関係ありませんが、ある食品メーカーが原料を仕入れるために農家に団体(組合)をつくってそこを経由に各農家にお金を支払います。そこの帳簿を任された農家が使い込んでしまって、自殺した話。

その自殺者にお金を貸した農家の苦境等、ドラマの脚本を書けそうな話がいっぱい出てきます。転落の道筋はお酒、飲み屋入り浸り、そこにいる女性等これまた筋書きは決まっています。そこで俺は貧乏でよかったと納得します。

さて、本題。アメリカはかって豚の餌を売りたかった。しかし、今はそんな悠長な事は言ってられずに豚肉を売りたい。日本の豚肉自給率は半分を割っています。

ところでKさんの鉾田の養豚場はどうなったか?全部、デュロックを飼っているそうです。三元ではなく、父豚も母豚もデュロックという純粋種です。そうなるまでこの10年、いろんな苦労があったようです。

それを主に自社加工場でハムソーにします。これは次男がやります。これを販売するのが長男の仕事だそうです。長男は独立のミュージシャンで長崎市に在住しているそうですが、元来インターネットに詳しく、ネットビジネスは長崎にいながら長男が動かしてそうです。

間に一人女子(長女)がいます。スイーツの職人をやっていたこの人が帰って来て自社でお菓子作りをしているそうで、ハムソー等のギフトやお土産で販売しています。

後継者に恵まれています。長男は吹奏楽部で何度も受賞しています。また、次男はラグビー部で日本一強い学校に行っていました。2人とも後継しないと思っていたのに、気が付くと後継ぎになっていました。カエルの子はカエルだねと嬉しそうです。

posted by tk at 07:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする