2020年11月08日

たとえ、小規模でも現場が全て

ここのところ頻繁に福岡県みやま市に行っているのは農水省の「農山漁村振興推進計画及び事業実施計画策定事業」を行っているためです。3年間の事業で今年度が初年度です。

市は「みやま市6次化推進地域協議会」を立ち上げて実施します。協議会は団体及び個人から構成されます。団体だとJA南筑後やみやま市商工会や加工組合等が加入しています。

そのメンバーはJAだと農家、商工会だと商工業者、加工組合だと農水産加工業者になります。ずっと今週は張り付いてこの構成員の事業所を訪ねています。事業への理解促進と事業へ望む事をヒアリング及び話し合いをしています。

当社はこの事業のある部分を委託されている業者にしか過ぎないので委託事業だけやればよいのですが、この事業自体の計画、発足から私が提案した部分があるので関与しています。

当初、協議会構成員にJAや商工会や加工組合の人たちが任命されても事業の全容が説明されていないために齟齬を起こします。実施、起こってしまっております。その解消で今週は私と協議会の事務方を務める人と2人で構成員の事業所やお宅を訪ねています。

どこに伺っても商売をきちんとちゃんとやっている方々ばかりでとても気持ちがよいです。それぞれの現場に精通してそこで生計を立てています。我々、コンサルや行政がいかに現場を知らないか改めて痛感します。

昨日、伺った農家はご主人が69歳、奥さんが私と同い年の66歳。後継者がいなくてご主人が70歳になったら規模を縮小しようと思っていた矢先に長男が小倉からサラリーマンを辞めて就農したのでにわかに活気付いていました。

奥さんは10年以上前から地域の奥さん等を一緒にふきのとうという加工グループを結成していちごジャムやブルーベリージャムを製造販売しています。いちご農家ですが4月以降のイチゴは生果としての価値がなくなるのでそれを加工してたいそうな評価を得ています。

この事業ではセミナーも開催しており、それには市外の興味ある人たちも受け入れています。中にはスーパー経営者もいます。その人達と生産者・製造者が知り合い、その加工品を売りたいという話も出てきます。
posted by tk at 07:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする