2020年10月09日

逆境で人を育てた企業が生き残る

経験の乏しい人に仕事やらせる、あるいは仕事を任せるとしくじるのがわかっているのでイライラします。でも育てるためにはじっと我慢です。何回間違えても根気よく教えなければなりません。

でも人が育つのが一番嬉しいです。会社がレベルアップして、仕事がたくさんいただけるようになるだけではなく、自分自身が次のステップ、新しいことやより難易度の高い仕事に打ち込めるようになります。若い人を育てないとずっといつまでも自分がそのレベルにとどまっていなければなりません。

でも自分がさらに上の仕事をできるようになっても実務はわかっていなければなりません。乞われるといつでも教えられる能力が必要です。全盛、絶頂にいる人は下の人に的確で具体的な指示ができなくなります。

そんな事をするのは自分の仕事ではないと思ってしまうと裸の王様です。政はまつりごとなのに「祭り上げられ人間」になってしまいます。こんなトップは人を育てることができません。

それに同じ釜の飯を食う、あるいは苦楽を共にするということはとてもよい経験です。それで仲違いしては身も蓋をありませんが、お互いを認め合い、信頼し合う心の絆を作る願ってもない機会です。

台風がやってきます。でもセミナーはきちんとやらなければならない、欠航、欠航の飛行機を迂回ルートを探しながら、1日多くの日数を費やしても共に現地入りしなければならない。そんな状況も多々あります。

旅は人の心がよく見えます。目的地にたどり着くまでに相当の難所が待っています。共に知恵を使ってそれを乗り越えます。この共同作業をやってちゃんと目的地まで着いたらそのメンバーの心に友情と信頼が芽生えます。

だから困難は人と組織の危機管理とリスク共有の能力を飛躍的にアップします。ただし、それは目的地まで着いたあかつき時の話です。それまでに累々たる屍が積まれることも覚悟しなければなりません。人生は鎮魂歌でもあります。
posted by tk at 10:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする