2020年10月05日

健康食品(機能性農産物)の勉強会開始

昨日は福岡県みやま市で6次産業化セミナーでした。6次産業化でも健康食品、とりわけ機能性食品開発に絞った勉強会を開始します。講演会や健康食品調査、健康食品の製造実習等盛り沢山です。

我が国の食品は医薬品から始まります。医薬品として定められたもの以外を食品と言います。食品の中でも通常食べている食品は機能表示はできません。できるのは3つだけ。トクホと呼ばれる特定保健用食品と栄養機能食品と機能性標示食品の3つです。

そのうち栄養機能食品はビタミンCとかの栄養成分の機能表示が可能です。それに対して健康維持増進の機能表示ができるのは特定保健用食品(トクホ)と今回のテーマである機能性表示食品の2つです。

前者は個別に医学的な試験を行って効能を実証して消費者庁の審査をパスしたものだけに付与されます。膨大なお金が必要です。後者の機能性表示食品は個別試験証明の必要がなく、いわゆるシステマティックレビューと呼ばれる文献評価、研究評価に基づいて、自分が生産し、販売する農産物がその成分が満たしていることを証明すれば商品パッケージ等に機能性を表示できます。しかも生鮮食品も対象になります。

昨日はその機能性食品の第一人者の農研機構の山本万里先生をお迎えしてのセミナーでした。とりわけこの機能性食品は生鮮の農産物も対象になります。現在は84品目が認められています。みかん、りんご、トマト等が登録されています。

ただし、この届出をするのは事業者、とりわけ生産、販売者です。みかんだと例えばJ A三ヶ日が自ら証明して「三ヶ日みかんの機能性表示」として表示します。

このみやま市は山川みかんがあります。さらにはぶどう、なす、のり、すもも、キュウイ等の産地です。これからどんな農産物を栽培して、その効果効能を消費者に伝えていくかの勉強開始です。

50名の熱心な市民が機能性農産物について学びました。11月、12月とセミナーは続きます。
posted by tk at 07:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする