クラーク先生は「青年よ、大志を抱け」と言ったが人間の夢は意外と小さい。サラリーマンが今の年収の100倍を夢見ることはあり得ません。望みはせいぜい、1.5倍でしょう。いや、大半のサラリーマンが今の年収が続けばいい、願わくば70歳くらいまで続けば言うことないと思っているのでは?
人間は今の生活の中で生きられるように適応能力があります。体も今の環境で生きられるように制御されています。生活や環境への適応を司っているのはどこだろう?心でしょうね。心が体を行動を支配しています。
と言うことは幸せに生きたいなら今の環境、状況を受け入れることが一番賢明です。目の周りのものすべてに感謝することです。何が起こっても、それがアクシデントであってもそれは神様が自分を成長させるために下さっている試練だ。これを乗り切ると成長した自分がやって来る等。
多少の不平不満は世の中のせいにしてしまう。それを代弁しているテレビにかじりついてそうだ、そうだ。このコメンテーターはいいことを言うなと溜飲を下げる。ビールもうまい。
ガス抜き、ストレス解消のうまい人は人望があります。決して逆らったり、叱ったり、怒ったりしないので人格者と呼ばれます。そして会社での出世も早いです。我々は飼いならされている家畜と同じです。
いろんな哲学書にも道徳書にも全てに感謝して満足すれば人間は幸せに生きることができると書いてあります。
でも、ある時不意に自分の中の何かが動く時があります。自分の行動や思考が突然ポンと動く時があります。それは何によるものがわかりません。外的要因?内から来るもの?その両方の融合?あるいは長く眠っていたものが突然吹き出す。きっかけは誰かとの出会い?抑えきれないパッション?そんな時があります。
今はどうなんでしょう?新型コロナ禍でもう半年、まともな仕事も行動もできません。多くの大企業のサラリーマンはテレワーク、会社出勤無用で今まで通りに給料をもらっています。零細の当社もやばいと言ってもこの半年は倒産しませんでした。当社のイローカルもお客様はほとんど来ないのに相変わらず営業しています。不思議だ?
このまま徐々に以前に戻るとはとても思えないのですが、大混乱が起こるような気がするのですが。