2020年07月07日

実際にそこに行って見て感じてから決める

情報とは恐ろしいものです。私は今、熊本市中央区のホテルでこれを書いています。空はどんよりですが、穏やかな天気です。風もありません。雨も降っていません。まあ、普通の曇りの天気です。

10分前にテレビをつけました。熊本県内や福岡県、大分県の惨状が報道されています。今にも地域が崩壊するようなシーンを流して声高に取材者が叫んでいます。嘘ではありません。しかし、見ている人は熊本県内が全てこう言った状況にあると思ってしまいます。

先週、4日(土)熊本県人吉市周辺で球磨川が決壊して大きな災害が起こります。テレビではこの映像も流れます。これは3日前の熊本県南部の状況です。しかし、今この場面が流れると視聴者は現在の状況だと錯覚します。恐怖に陥ります。

今回の災害までは新型コロナウィルス報道一色でした。東京の繁華街は新型コロナウィルス がうようよしているような報道でした。田舎の人で新宿も歌舞伎町も知らない人は恐怖に慄(おのの)きます。東京在住者はみんな新型コロナ感染者のように思い込んでいます。

今朝のテレビを見ていると新型コロナの扱いの小さいこと。遠い昔のことのような報道です。一方、九州北部の災害報道一色です。新型コロナウィルス は相変わらず蔓延しているのに。

新規就農促進が行われています。都会のイベント会場を都会の人が訪れます。そこで移住して農業をやりませんか?促進が行われます。田舎暮らしはどんなに素敵かパネルや映像で会場全部が「農業はバラ色」という洗脳が行われます。

名刺交換をして、それから魅力を感じた県を訪れることになります。現地視察と称して成功している先輩たちのハウスを見て話を聞きます。移住を決めたあの巨大農業組織の研修生になります。ハウスをあてがわれて1年間、自分が栽培したい農産物研修をします。そこの職員が先生と称して担当します。

合わせて経営モデルも学びます。このくらいの収量で単価はいくらで出荷は巨大農業組織が引き受けるので売り上げはこのくらいになる。そこから経費を引くとこのくらいの利益が出ると理想的なモデルを教えられます。

でも実際就農するとハウスが必要です。その資金は1000万円位必要です。自己資金を持って入ればよいですがなければ巨大農業組織から借ります。収量も一番上手な農家をモデルにしているので新規就農者はその半分も取れません。資材は巨大農業組織からホームセンターよりも高い価格で買わされます。

出荷先が巨大農業組織なので、そこに出荷すると後日この単価で売れましたと報告があります。当初聞いていた単価から相当安い単価です。これじゃ食えません。仕方なく、巨大農業組織から高い金利で生活費を借ります。借りたら最後、ずっと奴隷です。その後の最悪の終わりはとてもここでは書けません。
posted by tk at 08:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする