2020年06月17日

公務員を定年退職後、林業を


40年勤務した農政局を定年を半年残して退職しました。定年延長で勤務することは考えませんでした。人と同じことをするのが苦痛で、せめて退職後は自分なりの生き方をしたいと思っていました。実家は森林業を営んでおり、原木しいたけ栽培と森林組合の伐採等の作業受託をしていました。

両親に後継の話をしたらいい顔はしませんでした。原木しいたけは森林組合に出荷していましたが、価格等であまり林業にいい感じは思っていませんでした。

一人息子なので妻に相談して実家の近くの都市部に住まいを借りて、そこから1時間以上かかる実家に通い始めました。妻は住まいの近くに畑を借りてトマト栽培を始めました。その作業もあり、実家5.5、住まい4.5の比率の生活をしています。

9年前の東北大震災の原発事故で原木しいたけは出荷制限を受けてホダ木は廃棄していました。その後は父が規模縮小して行っていましたが、自分が後継者になるのと共に椎茸種菌メーカーから栽培技術指導を受け、出荷制限も解け他ので原木しいたけの復活から始めました。

父母は89歳と84歳で元気ですが農林作業は無理です。自分でやると決めて始めました。原木しいたけのホダ木はナラの木です。

自家の森林から伐採業者にチェーンソーで伐採してもらって2400本のホダ木を作りました。それに菌を植えつけます。収穫まで3年かかります。

販売先は近隣の都市部の農産物直売所です。系統出荷だと乾燥しいたけでkg2700円の出荷価格、これでは経営は不可能です。それで顧客、ユーザーへの直接販売することでkg8500円の手取りを確保しています。栽培の椎茸は縄文椎茸というネーミングで商標登録しました。

山ぶどうは平成30年に父から引き継ぎました。現在、70本を栽培しています。近くの加工場に委託して山ぶどうジュースにしてもらっています。山ぶどうは剪定作業に興味を持つ人が多く、その人たちと「山ぶどう栽培プロジェクト」を開始して剪定作業の連携を開始しました。

通常の生活は毎日朝5時〜午後7時まで働き続けています。休みはありません。定年後10kg痩せました。椎茸のホダ木作り、草刈り、トマトの定植、山ぶどうの剪定、鹿除けネット張り、DIYで作業台作り、ハウスの修繕等。大忙しです。
posted by tk at 06:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする