2020年05月25日

さあ、解除。小さき者の時代が来る

ようやく非常事態解除のようです。長い、長い2ヶ月弱でした。いろいろ言われながらも世界で例を見ない鮮やかなコロナ封じ込めでした。世界一のレベルを誇る医療機関の充実のおかげですが、さらにそれより国民のレベルの高さ、優秀さの賜物です。

その一方で私利私欲のために嘘ばかりついて、迷走する政治、煽り不安を振りまくだけのメディアの中で国民の意識の高さがコロナを克服しました。国民全員でシャンパンでも抜いてお祝いしたい気分です。

中小企業、小規模事業者はもうお金がありません。長引けば長引くほどこの苦境で生き残れるのは大企業です。民間金融機関も自分たちの経営が苦しいので大企業ばかりに融資を優先します。政府が言う金融出動は中小企業には届いていません。

後、1ヶ月続けば大抵の中小企業はお手上げでした。ギリギリのところでまだ息ができています。こうなれば中小企業、小規模事業者の世界です。低コスト経営でかつ小回りが効くので縦横無尽に動けます。

よく経営で会社のお金と事業主の個人のお金を混同するなと言いますが、ピンチになればそんなこと言ってられません。生活費を経営に回すしかありません。報酬が年間1億円ある大企業の社長とは違うわけです。生き延びるのにはどうしたらよいか?が全てです。

多分、今日から中小企業、小規模事業者は動き出します。一方で大企業は通常に戻るのには3ヶ月はかかります。この3ヶ月が我々零細のチャンスです。27年前に起業した日のことを思い出しました。

津田沼に借りた狭いマンションの一室に当時のリサイクルショップから会議用机3個とパイプ椅子6個を買って、新事務所に運び込んだ日の事を。駐禁のところに車を止めて、煽って来る車に頭を下げながら、それらを下ろした日の事を。

ずっと一人なので何でも自分でしなければならない。今はスタッフがいますが、土日祭日は今でも私は一人で出勤しています。すっかり守衛のおじさんで有名です。一人でいると何でも一人でやらなければならない。

苦手のパソコンやネットも自分で本を買って来て自分で長い時間をかけて試みます。ほとんどが上手くいかないのに膨大な時間を取られて。でもそのチャレンジが自分を無我夢中にして余計な事を考える時間を作らなかった。ずいぶん助かりました。

たまに幼かった子供が「パパの事務所で宿題やる」と言ってやってくる時は嬉しくて、嬉しくて。娘と共に娘の好きな親子丼を食べに行くのが唯一の楽しみだった。やけを起こさなくてよかったなと思いました。今回のコロナ禍でそんなことを思い出しました。
posted by tk at 07:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする