2020年05月24日

持つべきものは友人

昨日、大学からの親友からの電話「以前、紹介してもらった胃の内視鏡のクリニックまだやっているかな?」、「やっているよ」と答える。それから仕事の話です。

彼はグアムサイパンの日系ホテルに日本食材を納品する貿易会社の会長です。現在は日本の高級ホテルに置いてある石鹸、シャンプー等ビューティの高級ブランドの代理店とそれの高級ホテルへの納入で成長しています。

「どう商売は?」と聞くと「全くダメ。売上高は8割減。今年のオリンピックのためにホテル向けのビューティを仕入れしていたが全部在庫のままになっている。メインバンクから緊急借入をしたよ。それでも足りないので政府の緊急借入れもする。それでも7月末までの資金調達しかできていない」

「鳥巣は?」、「うちは綱渡りがうまく行っても、俺の個人の蓄えを投じても6月末までのお金しかない。あとは廃業か倒産?」、友人曰く「この戦いは死なないで長く生き残った者が勝ち、俺の仕事は会社を死なせないで生きたまま持ち堪えさせること」

「特にうちは貿易関係なので、観光業界なので長引くよ。解除されたからと言ってすぐにはお客様、業界は戻らない。その間、兵糧攻めに耐えないと」

友人は毎日うちで考えているので酒を飲まずにいられないので、それで胃の調子が悪くなり、内視鏡に行こうかと思って私に電話したようです。

そういえば私も非常事態宣言に入った頃は酒も飲まずにぐっすり眠れていました。しかし、解除、出口が近づいて来ると目が冴えて眠れなくなりました。再び寝酒をするようになりました。

経営は再開をどのような形にするか悩みます。入り口よりも出口戦略の方が難しいです。戦いでもしんがり軍が一番難しく、犠牲が多いのと同じです。だから、織田信長軍では木下藤吉郎がやっていた。ましてや今回はしんがり軍と先鋒の両方を合わせた再開の戦いになります。

解除されると再びあの戦場で本当に戦えるのだろうか?今までの経営のどこが悪かったのだろうか?不採算は思い切って切り落とした方がよいのか?そんなことを考え始めると眠れなくなります。それ以前に政府が言っている融資は本当になされるのだろうか?

「同じ年齢の66歳。お互い引退の時期を失したままこの難局にぶつかるとは夢にも思わなかった。次回、話す時は乗り切れて酒を飲みながら話そう」と言って電話を切りました。

posted by tk at 07:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする