2020年02月06日

メーカーにもお客様を選ぶ権利がある

売れる商品やヒット商品という言葉が蔓延しています。その多くはメディアから発信されます。嘘か真(まこと)かたいていは嘘です。かって広告とパブリシティは別でした。広告とは作り手がマス媒体にお金を出して宣伝広告していました。お金をもらわなくてもメディアが記事として取り上げたのがパブリシティです。

最近はごっちゃになっています。お金を出せば記事にしてくれる、番組にしてオンエアしてくれる。メディアの堕落、経営難?かどうか知らないですが、メディアも社内経営権力は編集局や編成局よりも広告局の方が力を握っているということでしょう。

話が逸れました。売れている商品をつきつめると私は「丁寧に作られている商品」だと思います。間違いなく売れています。老舗や超ロングセラー商品はそうです。

製造方法、原料の質、パッケージ・容器の使い勝手、容量・入れ目、味付け、パッケージデザイン等商品を構成するあらゆる部分が最高のもの(少なくても発売メーカーが最高と思っているもの)になっています。

新商品開発はメディア受けでもなければ、サプライズでもありません。商品自体の奇抜さではありません。商品自体の魅力です。もちろん、その魅力を理解できない人がたくさんいます。その人たちはこれらのこだわり、魅力に反応しません。猫に小判です。

猫に小判はもったいないと思いますが、いいことでもあります。買って欲しくない人が買わないからです。メーカー側からの買って欲しくないという意思表示に反応して買わないのですから、これもマーケティング手法の一つです。メーカー側が買う側を選んでいます。

新商品開発はアイデアで決まる。それも本当でもあり、嘘でもあります。新商品開発は中身だという人もいれば、容器だという人もいます。それぞれ、正しくもあり、間違ってもいます。

商品開発する時にアイデアを外して、世に売っている商品を買って来て、それをさらに「丁寧に作る」とどうなるか?を議論したらよいと思います。大企業の商品は人間が製造していません。機械が製造しています。それをもし人間が製造したらどうなるか?

原料も商社任せの買い付けではなく、自分で確かめて、さらには自分で栽培した原料、あるいはランクAの最高級の原料を使用したらどうなるか?これだけで売れる新商品は生まれます。

そのためには自分の舌、自分の食レベルをアップすることです。美味しいものとは何か?その価値と価格の適合を頭と舌でわかるようになれば新商品開発ができるようになります。
posted by tk at 07:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする