2020年02月04日

ビジネスとはみんなを幸せにする事

経営コンサルタントを称する職業が世に出て来たのは戦後でしょう。元はアメリカのマーケティング理論の受け売りです。その源はどこかというと多分、軍事指南書、戦争論です。

敵を殲滅して、自分がシェアを伸ばし、あわよくば市場を独占する、そして敵のいない世界を作る。何やら、ビジネスではなく、国家軍事戦略の感があるように聞こえませんか?

ビジネス上の敵とは誰でしょうか?一般的にはライバル企業です。しかし、アメリカ型マーケティングを見ていると、もしかして敵とはライバルに加え、お客様のことを言っているのではないか?と思われる節があります。

お客様のことをターゲットと言います。ターゲットは攻撃軍事目標のことです。お客様をターゲットと呼ぶことはお客様は屈服させる相手、征服する対象、占領下に置く国民を感じさせます。

また、戦略(ストラテジー)もそうです。戦略とは「何を選択し、何を捨てるか」と言い方をするとこれは完全に軍事作戦のことを予感させます。アメリカさんは凄い。コカコーラもマクドナルドもすべてアメリカ型企業システムは一糸乱れぬ指示系統の下での敵の殲滅です。

キリスト教もそうです。イスラム教もそうです。AorBです。誰かが幸せになるために、富を得るために、誰かを不幸に落としている、略奪している。大航海時代はその最たるものです。日本だけです。八百万(やおよろず)の神様がいて、共存しているのは。神も仏も両方存在しているのは。

日本の兵法書と商売心得本は相似点はありません。別物です。お客様を殲滅し、支配せよなんて一言も書いてありません。「利己」よりも「利他」、「三方よし」と書いてあります。江戸時代は士農工商の身分社会ですが、武士と商人は別世界の価値観で生きている人間でした。これまた共存共栄していました。

日本は明治維新後、第二次世界大戦後、アメリカ型ビジネスを取り入れて、繁栄して、そして敗れた。次の経営思想、拠り所がないまま、苦しんでいます。その答えは多分「利他」であり」「三方よし」「共存共栄」、「足るを知る」、突き詰めると「サスティナブル社会の実現」ではないかと思います。

ビジネスとはみんなを幸せにする事だと思います。
posted by tk at 06:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする