2020年02月25日

西南よ、キリストに忠実であれ

人の為にする。富める者が貧しい者に施す。これもまたなかなかできないことです。さらに自分が食べる食糧を分けて必要としている人に差し出す。これはさらに素晴らしい行為です。

では自分が食べる食糧を自分が食べないで必要としている人に差し出す。これはどうか?狂気の沙汰?食べないと自分が死んでしまうから?しかし、この局面になった時たいていの親は自分の餓死覚悟で子供に与えるでしょう。それが愛です。

昨日の中村哲様の追悼の集いは参列して本当によかったです。50年ぶりに中学卒業式以来に訪ねたチャペルでしたが、本当によかったです。中村哲様の追悼式ですが、参列者の全てに自分が生きることの意味を教えてくれました。

魂が洗われました。あと残りの人生の指針を教えてくれました。この集いは西南でしかできない追悼の集いでした。死者を追悼しながら、生きている我々に息吹と指針をを教えてくれた。これこそ、宗教が世に存在する意味でもあります。

集いでは奇跡的に昭和44年中学入学の時の村坂先生に会うことができました。54年ぶりです。入学式が生母の葬式であった私は午前中は入学式に、午後は母の葬式でした。

先生はその後、私の身上書を見て、生母の逝去を知り、焼香に訪ねてくれました。昨日、それを先生に話したら「私もよく覚えていますよ。お父さんが何度も研二をよろしくお願いしますとおっしゃった」と思い出話しを語ってくれました。

故中村哲様の霊前をバックに村坂先生と一緒に写真を撮りました。これは一生の私の宝です。久しぶりに故父母のことが思い出されました。これから残された生の期間をどんな生き方をするかもしっかり私の心で確かにしました。
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2020年02月24日

最近、地域伝統野菜や工芸品に惹かれる

高校の頃まで教員になって日本史の先生になりたいと思っていました。商業高校に行けと言った母の遺言もあり、商学部に行きましたが、古代史が大好きです。出生地が魏志倭人伝の伊都国なのでかも知れません。隣は奴国(那ノ津=博多)です。

しかし、魏志倭人伝をしばらく読み進むと訳のわからない国が出てきます。この読み方が考古学者で現在の地名に比定されています。私の名字は鳥巣(とす)ですが、魏志倭人伝では「対蘇国」で出てきます。

「対蘇」は最近の学者は「とす」と呼んでいます。佐賀県鳥栖(とす)市辺りです。ですから私の苗字も「とす」があって、後で「鳥巣」の漢字が付いているので、ルーツは「とりす」ではなく「とす」です。

前後して「蘇奴国」はさな国=佐賀です、「華奴蘇奴国」は「かなさき」と読み、佐賀県神埼(かんざき)市、「鬼国」は佐賀県基山(きやま)町です。そうなると邪馬台国は福岡県東部か大分県辺りにあったと言う学説が正しいのではと思います。また、鳥巣のルーツが福岡県筑後地域であるのは間違いないです。

筑後は私はほとんど縁がありませんでした。最近みやま市に行くようになってから少しずつ勉強しています。みやま市には樟脳を製造している江戸時代から続く、加工場があります。また、線香花火の製造所もあります。近くの久留米市には櫨の実から製造しているろうそく製造所もあります。

食と農が専門の私も最近、伝統工芸や伝統的製造に惹かれています。「内藤とうがらし」は南蛮貿易から渡って来たものが延岡内藤藩で有名になりました。伝統野菜もえらく興味があります。全国にそういったものがたくさんあります。

長野県木曽地域の「すんき」もそうです。また、木祖村にはミネバリのお六櫛があります。髪には油が必要です。椿油の復活。食用では菜種油、ごま油の復活です。椿を植えなきゃ、胡麻を植えなきゃ、農業も忙しくなります。昨日は山人参を植えている人にお会いしました。ルーツは宮崎県高千穂辺りで地元では「日向当帰(ヒュウガトウキ)」と呼んでいます。

(一社)エクセレントローカルが宮古島で製造して販売している石けんは「JAMU(バリ島生薬)入り」、「シーベリーオイル入り(北海道士幌町産)」、「テリハボクオイル入り(沖縄県宮古島産)」の3種類がありますが、好評でさらに商品を開発拡大したいと思っています。

私の果たせなかった夢「日本の歴史の勉強」と現実で飯を食っている食と農を結びつける最終稿に入って来ました。


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2020年02月23日

福岡市東部も素敵なスポット

福岡に帰る時はたいてい福岡空港から地下鉄・筑肥線で糸島に向かいます。学生時代からそうです。

最近はみやま市の仕事が出て来たために鹿児島本線で、筑後地域に向かうことが出てきました。博多を中心に西が糸島、南がみやま市のある筑後地域です。北は博多湾で壱岐・対馬です。壱岐・対馬が長崎県になったのは北部九州の島嶼は全部長崎県にするという明治政府の方針からです。その先は朝鮮半島です。釜山あたりかな?

では東はとなると北九州市です。小倉や門司という地名が有名です。東南部が筑豊で五木寛之「青春の門」の舞台です。

自分自身、大学に入るまでしか、福岡県にいなかったので福岡県の位置関係があまりわかっていません。一般的には福岡市(博多)は筑前、北九州市は豊前、柳川・久留米・大牟田の南部は筑後、青春の門のボタ山地域が筑豊です。

博多湾の西部は糸島半島ですが、東部は雁の巣、志賀島、海の中道等があります。現在は糸島ブームですが、知名度、成熟度は東部です。「漢委奴国王」の金印が出土した志賀島は全国ブランドです。その志賀島との間を通る海の中道も風光明媚な素敵なスポットです。

雁の巣(がんのす)は戦前のわが国最初の民間最大国際空港で、戦後はアメリカ軍が駐留してベース風情を感じるところです。雁の巣ベースからアメリカ軍が撤退した昭和50年頃からこの地域の衰退が始まります。

その後、水族館人気ナンバー1のマリンワールド海の中道や雁の巣レクリエーションセンターができ、人気スポットに変身しました。

博多港を真ん中にすると西が糸島ですが、東がここになります。糸島ブームですが、東側の人気度も相当なものです。農産物も海産物も糸島を凌駕するものがいっぱいあります。
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2020年02月22日

これら4社が真の糸島ブランドと私は思う

一昨日、昨日と糸島の案内をしていました。太宰府市にある「いの吉」を訪ねました。ほとんどの食材が糸島産です。特に魚は経営する2人兄弟が毎日住まいのある糸島市福吉漁港で当日揚がった魚を持って来てメニューに出します。

兄弟のお父さんが福吉水産の釘本さんです。若くして漁業を後継した釘本さんは漁協が規格外と受け取らない鮮魚を加工して福岡市内のデパートの催事や地元の夕市で販売していました。価値がないと市場流通に乗らなかった鮮魚を価値に変えました。若い頃から奥様と二人三脚で働き、親から受け継いだ借金も返済して、子供達の飲食店起業もバックアップしています。全員子供達が後継しています。

二丈赤米産直センターの吉住さんも福吉に住んでいます。我が国の「赤米」の先駆者です。大学受験日の2週間前に長兄が事故で急死して、急遽農学部受験に切り換えて、大学卒業後、すぐ就農しました。今大人気の「糸島はるか」が先週から出荷が始まりました。甘夏と日向夏の突然交配で生まれた「糸島はるか」を定着させ、増産の道を開いて、市場化に成功したのは彼です。販路も顧客ダイレクトが基本です。3人の子供達全員が後継しています。

白糸酒造の田中さんは「田中六十五」で有名です。「白糸」という酒を昔から家業で作っていました。大手と日本酒の需要減のあおりを受けて、糸島も20数社あった造り酒屋もここだけになりました。それでも継続の道を選んで「ハネギ造り」という江戸時代からの製造法でつくっています。「ハネギ造り」他に1社あるだけです。10年近く前ごろには発売した「田中六十五」が大ヒットしています。年に2回、蔵開きと新酒披露目イベントで多くの顧客を掴んでそのクチコミが全国に波及して行きました。やはり長男夫妻が後継してさらに発展させています。

糸島みるくぷらんとは糸島地域の酪農組合が経営しています。「伊都物語」は有名なブランドに育ちました。20年近く前に創業されたこの会社は出資組合員の酪農家が製造、販売も手探りで経営して来ました。ヨーグルトは当初から自工場を建設して製造していましたが、外注していた牛乳が食品事故を起こして、止めるか?内製化するか?の決断を迫られ、自社製造の道を選んで継続しました。乳質のよさと地元密着のイベントの積極的展開が効を奏して経営が軌道に乗りました。

他にもまだたくさんあるのでしょうが、私はこれらが真の「糸島ブランド」だと思います。4社全てが自力で商品開発して、それを長い年月をかけてブランド化しています。そしてその経営手法は次の世代にも受け継がれています。
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2020年02月21日

ブランドとは価値であり、価値の表現、印である

昨日から当社マーケティング業務担当者2名と(一社)エクセレントローカル理事で広告代理店D社の役員だった平野氏と4名で博多入りしました。目的は九州D社とのパイプを持ちたいということでの訪問です。先方は社長と常務が直接応対してくれた話も盛り上がりました。

私は「ターゲット」という言葉も嫌いですが「ブランド化」」「ブランディング」という言葉も嫌いです。でも食と農の業界もにわかマーケッターや偽マーケッター達がいとも簡単に「地域のブランド化」「地域特産品のブランド化」という言葉を使っています。

ブランド化という言葉をいとも簡単に使うのは流通業と地方自治体です。さらにはメディア、コンサルタントです。彼らの共通点は自分で商品を作ったことがない人達です。

私はこの広告代理店D社とのおつきあいは味の素にいた20歳代の頃からあり、友人知人もたくさんいます。日本のブランディングをしているこの会社の社員はブランドという言葉をほとんど使いません。

そのくらい「ブランド」を作るのは難しいです。パッケージデザインをつくったり、奇抜なコピーをつくったりすることは「ブランディング」でもなんでもありません。プロモーション製作物の作成にしか過ぎません。

昨日も九州D社のトップ2が同じことを言っていました。中身があってそれの信頼、価値としてブランドである、中身がないのにブランド化は無理であると。

私の出身の糸島の糸島ブランドって何でしょうか?最近、「糸島野菜」という言葉をよく聞きます。糸島野菜?糸島市で栽培している野菜と福岡市やその周辺地域で栽培している野菜と同じです。農法に特徴があるわけではありません、土壌が他地域と違うわけでもありません。

唯一違うのは糸島市(福岡市西区の旧糸島地域も含まれる)で生産された野菜ということだけです。中身は同じです。「糸島野菜」や糸島という名前がブームであるということです。

極端言えば他地域で栽培された野菜に糸島を付けても「糸島野菜」になります。それは我が国最大の農産物直売所「伊都菜彩」もよくわかっており、それを警戒しており、彼らは彼らなり「糸島ブランド」を規定しています。

明日のブログでそれこそ鳥巣研二が「糸島ブランド」だというものを紹介します。

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2020年02月20日

気にしない、気にしない

時々、身に覚えのない中傷が飛んでくることがあります。昔はかっかしてその震源地を突き止めて、抗議したり、相手をやっつけたりしていましたが最近は歳のせいか、右から左に流します。

最近も当社をあからさまに攻撃する風評を聞きました。風評なので複数(よく確かめたら2社というか2人の経営者)からです。身に覚えがないので????でした。

震源地はすぐわかりました。が、当社に対する中傷なので当社担当者も含めて我々の言動をチェック(調査)しましたが、????です。当社側に先方を怒らせる身に覚えはありません。

では相手の状況をチェックしようということにしました。2人とは顔見知りですが仕事ではほとんど関わっていません。親しくもありません。わかったことは2社とも経営が相当に悪化しており、彼らの取引先からの評判が非常に悪いということです。

その矛先がなぜ当社に向かうのか?ある地域で当社が行った事業が評価され、話題になっているからです。当社はその2社の悪口を言ったこともないし、会うと丁寧にこっちから頭を下げ、声かけもしています。それなのになぜ?

自分の会社の経営が不振に陥ると人のせいにします。また、評価されている人や企業を貶(おとし)めようとします。常識的な経営者はそんなことはしませんが、無能な経営者は信じられない愚挙に出ます。

真のライバルというのは意外に悪口を言いません。わたしも言いません。我慢しているのではなく、実際自分よりも優れているところを認めているからです。尊敬している部分があるからです。見習わなくちゃと思っている点があるからです。

得てして中傷してくるのはこっちの眼中にない人です。私が39歳で中傷、でっち上げで会社を追われた時も震源地は眼中にない男でした。その震源地の中傷に火を点けて尾ひれをつけて拡大させるのも、私のことを面白く思っていない私の眼中にもない人間達でした。それで私は会社をクビになりました。

こんな時は放っておくのが一番です。そんな男は非道なことを他の人間にもしているのです。そっちから反撃されます。私を貶めた男も他の人間にも同じことを繰り返していました。そして3年後に逮捕されました。風の便りではもう死亡しているという噂も。石神何某とか言いましたがどなたか消息をご存知ないですか?この2社の断末魔も近いでしょう。
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2020年02月19日

夏になったら何が起こるのだろう?

現場の阿鼻叫喚は現場にいないとわかりません。クルーズ船の中も日本のメディアは報道しなかったけど阿鼻叫喚だったのではないかと思います。自国の飛行機を派遣して、自国民を連れ戻すアメリカの危機管理は大したものです。

その頃日本の予算委員会では桜を見る会の領収書をもらったとかもらわなかったとかしかもその国のトップが嘘の自己保身答弁ばかりしているのですから腐り切っています。

確かに銀座通りの人数が見る見るうちに減少しました。ホコ天をやる中央通りが閑散としています。銀座中央通りといえばニューヨークの五番街、パリのシャンデリーゼと並ぶ繁華街です。

そこでも中国人とみられる外国人は相変わらず日本人を端に追いやりながら群れをなして歩いていますが、欧米系白人は見事に消えました。裕福な国の国民の行動を見れば参考になります。

銀座の飲食街も空いています。当社もイローカルを経営していますが、今週、来週ばったりと予約がありません。当店のような「Japanese only」のお店でもこうです。「違うよ、鳥巣さんそれは御店が流行っていないだけの話だよ」と言われるかも知れませんが。

観光客が減ればホテルも航空会社も旅行代理店も大打撃でしょう。相当の倒産が予想されます。サービス業は損益分岐点売上高が高いので(経営安全率が低いので)売上減少に耐える体力がありません。かつ、資産が少ないので借り入れの担保力もありません。当社も含め、常に危険水域にあります。

また、3月になるとフーデックスのようなイベントラッシュです。ビックサイトや幕張メッセにたいそうな賑わいがありますが、開催は中止が増えるでしょう。これまたイベント会社もバッタバッタです。

国は緊急対策で緊急融資を打ち出すでしょうから、是非それを活用できるような準備をしておいたほうがよいです。そのまま春が過ぎ、夏です。誰もが気になりながら、誰もが言わないオリンピックマンスがやって来ます。

どうなるんだろう?誰も予測できません。それが桜を見る会と関連付くのかもわかりません。
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2020年02月18日

そのことに詳しいと謙虚になる

私がスーパー惣菜の揚げ物鶏のから揚げやコロッケを買わないのは、学生時代日本一の当時スーパーDの鮮魚売り場でアルバイトをしていた時に隣が惣菜売り場で、油が真っ黒になるまで唐揚げやコロッケを揚げていたのを見たからです。トラウマになっています。

ある人が言っていました、かって日本一のカップ麺の下請けでそのカップ蕎麦にのせる天ぷらかき揚げを製造していたそうです。やっぱりこれ以上揚げられないというところまで真っ黒になるまで油を使うそうです。以後天ぷらそばカップ麺は食べられないと言っていました。上記の2社は誰もが知っている大企業です。それでもそうだったんですから。

私が中国が苦手なのはこれまた20年くらい前に行った中国の都会や片田舎の食肉市場があまり不衛生だったのと安い飲食店で食べると豚肉と書いてあるのにどう見ても豚肉ではない不可解な肉が入っていたりしました。店員に問い詰めると笑いながら厨房に消えて行きました。

「鳥巣さんの話は昔話ですよ」と言われますが、トラウマになっています。今回の新型コロナウィルス事件が起こるとあの頃とあまり変わっていないのでは?と勘ぐってしまいます。

かって強面の政治家がいました。この人はイメージと違い、死刑反対論者の急先鋒でした。経歴を見ると警察庁出身でした。反対の理由はかって無実の人が死刑執行された歴史があるからと答えていました。その業界に長くいるとその業界の実態をよく知っています。

私は食品業界のことはよく知っています。食品添加物の恐ろしさも知っています。よく食品業界でもHACCPのような衛生管理、品質管理をうるさがる経営者もいます。保健所が言っているからやっている程度の後ろ向きの経営者もいます。それではダメです。食中毒はもっと恐ろしいです。PL保険等で身を守ることが大切です。

人間は自分がよく知っている業界については知識が豊富なので謙虚になります。無知ほど恐ろしいものはありません。

最近、我が国の風潮を見ていると権力者の権力行使が眼に余るものがあります。その権力行使が国民を守るものなら歓迎ですが、自分の身を守るためだけの行使であればやがて自らが大きな返り血を浴びることになるでしょう。
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2020年02月17日

地域活性化は農業振興と農産加工品開発

昨日は長野県木祖村のむらづくりミーティングで講演でした。ここに登壇するのは2回目で、かつ今年は開村130年だそうでその栄誉に浴して感謝です。

4年間当社が支援した農産物加工センターが昨年度12月に竣工・開所しました。そして今回の講演のタイトルは「加工センターからはじめる地域活性化」です。このフレーズは役場で考えたものですが、私も飛びつきました。

地方活性化の切り札は「地方創生」の名の下に今までは政府からいろんな施策が打たれましたが、ほとんどうまく行っていません。「ふるさと納税=地域創生」なんて考えがあるくらいですから。

地域活性化の切り札は何か?まさに「加工センターからはじまる地域活性化」その通りです。これを後ろから書くとこれからの地方活性化は農産加工センターからです。

道の駅の大半は赤字です。うまく行っているのは都市部にある生活野菜を売っている道の駅・農産物直売所です。私の故郷の伊都彩菜や大都市近郊に立地しているところはうまく行っています。売上高も5億円〜10億円レベル(伊都菜彩は40億円超え)です。一般的には生活野菜中心なので農産加工品はあまり力を入れていません。

もう1つ道の駅で成功しているのは地方(田舎)にある特産性の強い、そこにしか売っていない農産物や農産加工食品を取り扱っているところです。ここは2億円でも黒字になっています。オンリーワンだからです。昨日の木祖村の道の駅「木曽川源流の里きそむら」や岩手県野田村の「特産品販売館パープル」、群馬県上野村の加工センター等がその典型です。

その中間にあるどっちつかずのところは全部と言っていいほど赤字です。地方自治体がバックについており、トップは自治体職員の定年後の腰掛けです。これでは経営は無理です。悲しいかな、そんな道の駅や農産物直売所が増えています。

これから道の駅や農産物直売所の生きる道は売る商品の開発です。その答えは地域農業振興です。耕作放棄農地に何を栽培するか?その農産物をどうやって売るか?どうやって農産加工品にするか?地域の農業、製造業、流通業、サービス業全てが絡み合います。繋がります。そして連携できます。

それが地域活性化になるのです。?地域振興の鍵は農林業の振興と農産物加工の商品開発です。
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2020年02月16日

さらに国産志向が強くなるのかどうか?

一昨日、成田空港方面まで納税証明書を取りに行きましたが、成田空港が近いので新型コロナウィルスの影響はどうか?と電車の中を見回していましたが、車両によっては日本人がすみ追いやられて、外国人が相変わらずに圧倒的に多かったです。

メディアが報じているようなキャンセルが相次いでいるというのは本当かな?と思われました。ただし、感じるのは欧米系の白人は明らかに激減しています。あまり見かけなくなりました。

確かに地方出張の飛行機の客数が減っています。新幹線のチケット売り場も空いているように感じます。と言っても2月の不需要期なので新型コロナウィルスの影響とは言えないのかも。

海外嫌いの私は外国人が少ないのは歓迎です。なぜ私が外国人が苦手か?外国語が聞き取れないからです。音痴なので音感を拾えません。

外国語の上手な人は必ず、音楽の上手な人です。それであの不明瞭な洪水のように流れてくる言葉を音感で拾い上げているのでしょう。

鎖国派、ドメスティック派の私は外国旅行も嫌いです。サラリーマン時代の会社は多国籍企業でしたが、海外勤務を逃げまくっていました。

それで仕事も国内限定の仕事をしているわけです。お前が唱えている「エクセレントローカル」は英語じゃないかって。多少は英語を知っているのをアピールしなければいけないので英語を使っています。

外国人が嫌いかというとそれは違います。人間同士だから好きです。片言の日本語が使える人ならすぐ友達です。住まいの前のセブンのレジは外国人の若者ばかりですがみんな顔見知りです。

これで新型コロナウィルスが中国が発病地なので、中国との貿易は減るでしょうね。中国現地生産も減るでしょうね。しかし、それは日中経済の崩壊も意味します

うちのイローカルのように国産食材しか使っていないお店は追い風になるのでしょうか?加工食品も国内原料の争奪に拍車がかかるのでしょうか?

今の農業生産額では間に合いません。どうするつもりなんだろう?一体。開国派はどんな手を打って来るかな?

それ以前に国内でも感染発病者が出たようです。しばらく国内も混乱しますね。
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2020年02月15日

仕事に対する取り組み姿勢がすべて

働き方改革です。なかなか難しい点があります。最近、私の住むマンションの管理人さん(フロント・受付担当)が今までは週6日いたのが、週5日になりました。また、勤務時間も1時間短縮です。

それで彼女たちの労働量は減少したか?彼女達が洗濯物の受付もしてくれますが、出てくる洗濯物の量は同じなので、かえって労働過重になっています。結局、サービス残業で処理しています。会社は賃金のコストダウンになったかもしれませんが、働いている人には働き方改悪です。

あるいは逆もあります。自由な勤務時間と言いますが、始業時間になっても誰もオフィスにいない。これは働き方改革と何の関係もありません。その会社がだらしないと言うことを世に晒しているだけでやがてこんな会社は淘汰されていきます。

仕事は人です。動物は仕事をすることはありません。仕事をするのは人間だけです。世の中の多くの人は仕事の相手をその人物ではなく、たいていが所属企業で見ています。極端言えば大企業に勤めている人は高く見られ、名もない企業の人は低く見られます。

私のように人生の前半で前者、後半で後者を経験している者はそんなことはありませんが、世の評価は総じてそうです。

でも、実際、仕事の相手の評価は仕事に対する取り組みが全てです。お願いした仕事を一生懸命やってくれる人はいい人であり、評価してよいです。仕事に身が入っていなくて、できない理由を人のせいにしたり、忙しいという逃げの人とは仕事をしない方がよいです。

自分で努力、精進しないで人の成果を妬んだり、それがエスカレートして中傷誹謗する人は人間としては最低の人です。猫も犬も万物は他人への嫉妬などしない。醜い人間の業です。

仕事のできる人は相手のことを尊敬しています。人間関係を大切にしています。私は仕事と趣味や家庭は別に考えていますという人がいますが、仕事のできる人は趣味の世界でも尊敬されているし、家庭でも家族思いの人です。

自分しかない人。人の心の読めない人。損しているのは自分なのに。それがわからない。
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2020年02月14日

計画と準備と行動力、さらに有り余る体力

娘のところでお泊りに行っているれいらんを私がまた来週から長期出張なので今月はずっと預かってもらうことになりました。娘はご機嫌ですが。2月は宿泊出張が半分以上あります。そのほとんどは九州です。当社の九州シフトが鮮明になっています。未知の新しいビジネスモデルは創業者の私が最初に構想、枠組みを作らなければなりません。

私は身の回りのものは自分で洗濯しますが、ワイシャツ、ズボンはクリーニングに出します。悪いことにマンションのコンコルジェが毎週水曜日が休みだったのが木曜日も休みになり、出来上がり洗濯物が私のもとに戻るのが酷い時は10日、2週間かかります。洗濯屋自体ものんびりした洗濯屋ですが。出張に洗濯物が間に合わないと非常なストレスです。もっと衣類を買った方がよいと言うことになります。今度は買いに行く時間がありません。

人手不足であらゆるサービスが低下しています。サービス業から日本人がほとんど消えました。久しぶりに銀座ライオンに行ったら、ホールは8割方が外国人です。客は外国人は半分くらいなので逆転しています。

マンションの前のセブンもレジはほとんど外国人です。彼らは外国人労働者か、技能実習生かよくわかりません。レジ接客が技能習得になるのかどうかもよくわかりません。現地と日本の仲介業者の腕の見せ所なのでしょう。

2月が半分以上宿泊出張だと会社で仕事をできるのは数日です。その間に2月締め切りの来年度の公的事業応募の提案書を書いたり、指名入札参加資格申請書を書いたりで大忙しです。

特に指名入札参加資格申請書は納税証明書が要ります。当社は本社所在地は創業した千葉県佐倉市にあるので、成田税務署まで行かなければなりません。1日仕事になります。そして書類に不備があればまた改めて訪問です。

税務署は紙ペラ一枚で税金を払わせておいて、ちゃんと払っている納税者に納税証明書は取りにこさせて、その交付書類にイチイチうるさいことを言って。身内だけでなく名もない我々にも「忖度」して欲しいものです。

と怒っても仕方ありません。ちゃんと書類に不備がないか何度もチェックしてから行くしかありません。コツは計画と準備と実行する行動力です。あり余る体力をフル回転して今日も頑張りましょう。
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2020年02月13日

居着かない心、無心になれるか

昔はよく喧嘩をしていました。言い争いも多かったし、口での罵倒や中傷も多かったと思います。40歳前にサラリーマンの職を追われて起業した私に理不尽な応対をする輩も多かったです。悔しさが喧嘩や言い争いにつながっていました。

最近は言い争いをしなくなりました。我慢しているのではなく、聞いていない、あるいはスルーしています。齢を重ねて人間が大きくなった。そんなことはありません。若い頃と同じです。

1つは忙しいからです。おかげさまで本格的な食と農時代の到来で四半世紀前からやっている当社は小さいながらも業界の老舗です。65歳になって、再び多忙です。忙しいと2つのことができなくなります。1つは怒っている時間がない、もう1つはお金を使う時間がない。

人様を怒らせても、こっちが不快に感じてもそれに対して何も気にしなくなりました。私が最近好きな言葉「居着かない」ができるようになりました。ただ無心。心を無にすることができるようになりました。

私の中で相手の力量を推し量っています。狭量の人には寛大な対応を、人間が大きくて心も広い人にはこっちも心を開き、応対します。こっちが相手のサイズに合わせているのであらゆる人と対等に不快感を味合わせずに接することができます。

それができるようになったもう1つの理由は飲食業を始めて4年経ち、お客様とのトラブルやお客様に指示命令することはタブーであると言うことがわかりました。

コンサル業界はディスカッション、議論が大切ですが、飲食業界にお客様との議論はあり得ません。お客様に謝らない、お客様を不快な気持ちにした時点で負けです。

ですから、こっちの気持ちや感情が自分の心を侵さないように、傷つけないように工夫することです。特に飲食業は刹那の行動が求められます。いちいち気にしていたら次の行動にも影響します。

イローカルがオープンしてもうすぐ4年です。昨日も今日も満席予約です。明日は予約ゼロですが。水商売とはそんなものです。この満席20名のお客様を料理長とマネージャーが2人で回しています。

2人とも居着かない心を会得したのでしょう。特にマネージャーは私の長男ですが、最近はこっちが教えられることが増えてきました。幸せな親父です。
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2020年02月12日

道の駅はそこでしか買えない希少性がないと

道の駅も飽和状態です。経営していくためにはここでしか売っていない特産品や商品がないと難しいです。そのためにはよい出荷者がその地域にいるかどうかが大きなポイントになります。

また、それがない道の駅では農産加工場を併設して我が町村の特徴のある農産加工品を開発しようと言う動きも最近は活発になっています。

長野県木祖村「道の駅木曽川源流の里きそむら」は小さな道の駅です。売上高も年間2億円程度です。しかし、駅長がなかなかの目利きでここでしか販売していない特産品があり、私も行ったらその商品をめがけて買います

例えば、最近のヒットはミネバリお六櫛です。2年前に全国放映されたのもあり、それからずっと品薄状態です。木曽のみねばりで1つずつ丁寧に作っている櫛はここでしか買えません。

東京の百貨店やネット販売価格の1/3〜半値で買えます。安いから買うと言うよりも東京の流通業者がマージンを乗せ過ぎていると言うことです。希少性が高いのでそういった値付けになるのでしょうが。自分で作ってもいないもので暴利を得ようと言う心根が許せない気がします。

日本蜜蜂の蜂蜜も人気です。今年は2倍製造して100本が道の駅で販売されましたが、昨日、最後の5本が入荷しましたが、即売れてしまいました。ファンはわかっています。

その他、ここの食堂が製造している「ピリ辛みそ」の人気です。この地域では家庭内の常備食品のようですが、特にこの道の駅で製造しているものは人気です。ピリ辛みそに限らず、長野県は味噌が美味しいです。と言っても大手味噌メーカー以外の農産加工所や自家製の味噌が美味しいです。

すんき漬けも木曽地方の大人気特産品です。「長野県産の赤かぶの葉部を木曽地方で漬けたもの(加工したもの)」がすんきが日本GI(地理的表示)を取得した時の定義です。

この道の駅でも人気商品ですが、今年道の駅に隣接して農産物加工センターを12月にオープンしたのでそこで製造した「自家製すんき」並んでいます。赤かぶの酢漬けと並んで大人気です。

この木祖村農産物加工所は当社が4年間入って、完成しました。稼働率を上げなければなりません。昨日は中京・中部地域のナンバー1スーパーの役員を連れて行きました。そこでもコーナーを設けて販売するためです。
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2020年02月11日

自分の健康は自分で守る。国の社会保障は矛盾だらけ

昨日は和歌山県工業技術センターで商品開発セミナーでした。受講者は和歌山県内の食品メーカーの研究開発担当者約20数名でした。地方の中小食品メーカーは検査課スタッフが新商品の試作をしている場合が多いですが、昨日の企業は社内に商品開発部を有する企業ばかりでした。

主催者の和歌山県工業技術センタースタッフと当社スタッフでアットランダムに加工食品を買って来て4グループに分けて、商品評価ディスカッションを行いました。

私の持論の「3ついいところを挙げて、1つだけ改良点を挙げる」という手法で行いました。なかなか鋭いレベルのグループディスカッションのなりました。グループ構成員が自社同士ではなく、他社なので、むしろ自由にディスカッションできたと好評でした。

私の講義は私の持論の「ターゲット論で、商品企画開発を行うのを止めよう。ターゲットの呪縛らから離れろ、自分の食べたいもの、買いたいものを開発しよう」という話を基調に大企業の商品開発がどうして冴えないかを話しました。

その話に関連してですが、ある知人が言っていました。アメリカはオーガニックスーパーが大流行りだそうです。価格も相当に高いそうです。アメリカは国民皆入医療・介護保険がないので、自分の健康は自分で守らなければならない。それでオーガニック農産物が人気だそうです。

それに対して所得の低い貧困層は摂取が価格の安い炭水化物やグリーシーな食品に偏っており、短命な人が多い。つまりアメリカは自己責任で自分の健康を守ると言うということです。

日本の介護施設に勤務する人に聞いた話ですが、入居者はそれなりの所得で医療保険料、介護保険料を払っている人も生活保護を受けている人も混在しているそうです。それで受ける介護サービスは全く同じだそうです。

若い時代に税金をちゃんと払い、医療保険料もちゃんと払った人は高齢者になって年金が給付されます。年金は所得なので介護保険料算出に影響します。介護費も高い介護保険負担率を支払い続けなければなりません。

現役時代に老後のために一生懸命医療・介護保険料を払い、要介護になり入居しても、年金受給額に縛られ、低所得層や生活保護者よりも高い入居費を払わなければならない現状はすでにこの国のしくみが矛盾だらけと言うことでもあります。

話は戻し、自分の健康は自分で守る。そのためにも自分の食べたいものを開発して、同じ状況にいる人に販売する。それがこれからの商品開発のような気がします。



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2020年02月10日

人生は完成することがないので素晴らしい

昨日は奈良県にいました。昔、5年ぐらい前、2度3度行って美味しいし、いいお店だなったと思ったお店に行きました。大繁盛で入れません。別のお店に入って、1時間ほど待機していました。丁寧に義理堅く、電話がかかり、入れました。

なんでこんなに流行っているか?テレビかなんかでしかも有名な人が推奨したとかです。なるほど、いいお店なのでそうなるのは実力です。しかし、居心地は昔の方がよかったです。

地方の小さな居酒屋で普通に食べて、飲めていました。こんなに繁盛しているとあとを急かされているようでくつろげません。店内もぎっしりで立錐の余地もありません。客層もメディアに反応しそうな若い人ばかりです。以前は普通のおじさん、おばさんがお客でいたのが見当たりません。そういったかっての常連さんははじき出されて敬遠してしまいます。

お店の繁閑はお客様の評価で決まります。しかし、現在はメディアという大権力が評価、お墨付きも悪評も決定力を持っています。メディアに出た翌日から人生も経営も変わります。

普通の飲食店がお客様の待ち順カードを配り、行列の指導まで行うようになります。ホールの人の仕事は配膳することよりも「さっさと食べて、さっさと帰ってくれ」の捌きが大事な仕事になります。口は「どうぞごゆっくり」と言いますが、顔は「さっさと」です。

常連お客様も辛いし、お店側も辛いです。飲食店に限らず、あらゆるビジネスがそうです。全国レベルのメディアの洗礼を受けると変容します。常にメディアに出ていないと経営が成り立たないビジネスもあります。

そこにはメディアが育てたというよりも作り上げた成功者がいます。立志伝中のサクセスストーリーの人がいます。そんな会社が突然倒産したりします。あとで聞くとメディアに出ない時は客もまばらで、経営は苦しく、銀行の支援も打ち切られて倒産といった流れになります。

人間の活動は遅々として進みません。一つのことをクリアするのに膨大な継続と精進が必要です。それを速成のスターに仕立て上げること自体が嘘であり、虚です。完成することはない仕事を持ち、毎日それをやり続けること自体がビジネスであり、人生です。
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2020年02月09日

三浦農園の販売チャネルの豊富さに驚嘆

昨日は久しぶりに大阪府豊能町新規就農塾に参加しました。今年度は3期生を迎えて、ますます塾の内容は充実しています。(一社)エクセレントローカル受注事業でメイン講師は宮城県角田市から三浦徹、事務局担当は熊本から荒井朋子、それに京都在住の国分弁護士が参加しています。3名とも(一社)エクセレントローカルの理事です。

昨日はブロッコリーの即枝と小松菜を収穫して直売所志野の里に出荷作業、大根のトンネル栽培の種まき、ヤーコンの種イモの確保等を行いました。

午後は三浦講師によるみうら農園の販売戦略、どこに売れば儲かるか?あるいは収穫時期と量を勘案しながら、販売チャネルミックスをどう立てるか等非常によい講義を受けました。

市場出荷、生協出荷、自農産物直売所(あぐりっと)での販売、地元スーパーの産直コーナーでの販売、宅配、市場仲卸業者への販売、八百屋・レストラン・ホテルへの直接販売、学校給食等多岐にわたる販売チャネルのその特徴と上手な売り方をするためのコツ等ノウハウを惜しげもなく開示してくれました。

私が今まで聞いた農家の販売チャネル戦略では最もレベルの高い話でした。農産物直売所のライバルは近隣の農産物直売所であるあるいは農家同士である、またスーパーでの販売では市場仕入れ野菜とその日のチラシがライバルである。

また、近隣の販売先への出荷ルートの組み方も教えてくれました。半径10kmをまず自分の農産物直売所に出荷、そのままA−coop店舗に配達、それから地元の食品スーパーへの納品、最後は生協スーパーへの配達。この4カ所に自農園の同じ野菜がカニバリ(自農園の野菜同士が競合すること)しないようにそれぞれのお店のお客様層の特徴に合わせて、入れ目や価格を変える等です。

総じて言えることは生協と宅配は減少している。逆に伸びているのはスーパーの産直コーナーとレストラン・ホテル等への直接販売、市場仲卸経由販売は共に伸びているようです。
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2020年02月08日

早く、丁寧にやるのがよい

人生で仕事をしていて一番求められているのはクイック(早い)、スピード(速度)のような気がします。「早く」やれば、あるいは「速く」やれば答えがはやく出るからです。

でも「早く」と「速く」を混同している気がします。「早く」することは大事ですが、「速く」する必要はないような気がします。

クイックリスポンスは大切です。求められたことに対する返事返答は早いに越したことはありません。「すぐやる」はこれです。

「早い」については多少の自信があります。すぐ返答する。頼まれごとへの着手も忘れないうちにすぐやる方だと思います。

しかし、「速い」については自信がありません。速くやろうと心がけていますが地頭(じあたま)が悪いので、速くやろうと気持ちばかり焦って、雑になり、粗悪品ばかり積み上げます。

大学受験も浪人ばかりしていたのは限られた時間に答えを出さなければと思った瞬間、焦り出し、浮き足立ちます。若かりし頃も仕事で速くしようと思うとミスばかりしていました。プレッシャーに弱いと言うよりも頭が悪いのだと思います。

プレッシャーがかかり、焦るとミスばかりするのは私だけではないようです。みんなそうです。

どうすればよいか?試験は制限時間があるのでスピード(速度)を求められますが、仕事は早く着手すれば、時間かかっても上手な人と同じくらいに終わります。人生は長生きすれば年月をかけてできます。要は時間をかければよいという事です。

一番よいのは「早く始めて、時間をかけて丁寧にやる」です。労働時間は長くなりますがそれば一番効率がよいです。

楽な道を歩こうとすると困難から逃げます。楽な道とは人まね、粗造、嘘つき、ごまかし等です。ここでもう結果が出ています。粗造を見抜けない人もいるのでしばらくはごまかしがききますが時期に発覚します。

早く始めて、牛歩の歩きで丁寧に仕事をする人がまさに達人です。
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2020年02月07日

やっぱり農業はビジネスのネタがぎっしり

昨日は岩手県花巻市役所6次産業推進室主催の「6次産業化プラニング講座」第1回目でした。5回シリーズで次は最終回の5回目に私が登壇します。この市役所の担当者と受講者で参加していた農業委員会の市職員の2人が優れ者でした。このセミナーはうまく行くなと直感しました。

が、受講者を見て不安になりました。うちのセミナーは特産品を作りたい女子が大体8割を占めますが、今回はほとんど男子です。しかも年齢は若くて50歳代で最高年齢者84歳です。

セミナー時間は午後2時から午後6時までの4時間と長い時間です。通常1時間半の講演にも耐え切れず退出する人がいる中で27年の経験の私も正直ちょっと腰が引けそうになりました。どうやって今日の4時間を持ったそうか?です。

しかも、20名近くの人が集まっています。JAなら動員をかけて集めたのかな(最近はかけても来ないけど)と思いますが、市役所主催です。聞くと全員希望しての受講だそうです。

通常、ロングランのセミナー時は1人5分程度の自己紹介をしてもらいますが、今回は私が最初に生い立ちから何でこの職業をやっているか?を1時間弱話しました。それから時間を切らずに受講者の自己紹介をしてもらいました。

それで火が点きました。みんな15分くらいしゃべっていました。共通点は専業農家がいない、JA組合員がいない、若い頃はサラリーマンで岩手や東京で働いていた、実家は農家である、定年後あるいは50歳以降に農業を開始した人達です。生い立ちは私との共通点が多いです。

シニア世代の新規就農者です。ビジネス感覚抜群です。自分の頭で考え、自分のリスクで行動して、動いています。根底に「儲かるビジネス」として農業を捉えています。

米作りをやっているが、それを使って米焼酎を開発したい。
惣菜加工をやっているが、スチーブコンベクションを知り、自分で生産している自然飼料の卵を使ってプリン、お菓子を作りたい。
山菜料理で山菜系の加工品を作りたい。
温泉と障害福祉センターとコラボでそば、原木しいたけ、玉ねぎ生産をしている、温泉のメニューで大人気。

農水省の役人だったが親の介護もあり、退職して山ぶどうと原木しいたけを栽培している。山ぶどうは今年の収穫物はすでに予約で完売している。
定年後、家のそばのぶどう畑を買って収穫物を農産物直売所「だーすこ」に出荷している。
漬物製造を行なっているが義母に「におい豆」を教えてもらい、商標登録して販売に乗り出す。
料理嫌いだったのが雑穀知り、魅せられて、料理や麹や味噌まで製造するようになった等です。

農業は無限の可能性を持つ里山の資源ですね。このシニア世代とのセミナーは次は3月5日(木)です。近隣の方はオブザーバーで参加しませんか。
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2020年02月06日

メーカーにもお客様を選ぶ権利がある

売れる商品やヒット商品という言葉が蔓延しています。その多くはメディアから発信されます。嘘か真(まこと)かたいていは嘘です。かって広告とパブリシティは別でした。広告とは作り手がマス媒体にお金を出して宣伝広告していました。お金をもらわなくてもメディアが記事として取り上げたのがパブリシティです。

最近はごっちゃになっています。お金を出せば記事にしてくれる、番組にしてオンエアしてくれる。メディアの堕落、経営難?かどうか知らないですが、メディアも社内経営権力は編集局や編成局よりも広告局の方が力を握っているということでしょう。

話が逸れました。売れている商品をつきつめると私は「丁寧に作られている商品」だと思います。間違いなく売れています。老舗や超ロングセラー商品はそうです。

製造方法、原料の質、パッケージ・容器の使い勝手、容量・入れ目、味付け、パッケージデザイン等商品を構成するあらゆる部分が最高のもの(少なくても発売メーカーが最高と思っているもの)になっています。

新商品開発はメディア受けでもなければ、サプライズでもありません。商品自体の奇抜さではありません。商品自体の魅力です。もちろん、その魅力を理解できない人がたくさんいます。その人たちはこれらのこだわり、魅力に反応しません。猫に小判です。

猫に小判はもったいないと思いますが、いいことでもあります。買って欲しくない人が買わないからです。メーカー側からの買って欲しくないという意思表示に反応して買わないのですから、これもマーケティング手法の一つです。メーカー側が買う側を選んでいます。

新商品開発はアイデアで決まる。それも本当でもあり、嘘でもあります。新商品開発は中身だという人もいれば、容器だという人もいます。それぞれ、正しくもあり、間違ってもいます。

商品開発する時にアイデアを外して、世に売っている商品を買って来て、それをさらに「丁寧に作る」とどうなるか?を議論したらよいと思います。大企業の商品は人間が製造していません。機械が製造しています。それをもし人間が製造したらどうなるか?

原料も商社任せの買い付けではなく、自分で確かめて、さらには自分で栽培した原料、あるいはランクAの最高級の原料を使用したらどうなるか?これだけで売れる新商品は生まれます。

そのためには自分の舌、自分の食レベルをアップすることです。美味しいものとは何か?その価値と価格の適合を頭と舌でわかるようになれば新商品開発ができるようになります。
posted by tk at 07:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする