2019年11月06日

だしを売るためにいなり寿司をサンプリング

中学の同級生が会長の鶏肉加工会社がその鶏肉を食材にして「博多水炊き」料理のお店をやっています。博多というのは最近はホルモン鍋が有名ですが、博多のネイティブの人はホルモン鍋はあまり食べません。博多のネイティブ鍋料理は「鶏の水炊き」です。

同級生のやっている銀座店に行っていろいろ勉強させてもらいましたが、一番びっくりしたのは料理が終わり、帰ろうとする時にいなり寿司の小ぶりなのを2個くれました。????

店長の説明では「野菜と鶏ガラの万能だし」を調味料で販売しており、そのだしで作ったいなり寿司だそうです。普通、販売促進・プロモーションする場合はその商品そのものをサンプルで1個か2個くれます。「おうちでお試しください」と言って。

主婦はともかく我々のもらってもたいてい使いません。しばらくするとゴミ箱です。それをいなり寿司にしていただくと食べます。実際私も翌朝食べました。「美味しいな」と実感しながら。次に来店した時にこのだしを買おうと思いました。

これは当たり前のことのように見えて、当たり前のことではありません。食品メーカーがこのだしを売ろうとする時はサンプルを渡すだけです。だしを使っつくった料理を持ち帰りに進呈することはありません。

この手法は料理店の発想です。なるほどなと感心しました。レジの横に20種類くらいの加工食品を販売しております。すべてこの料理店の食材や料理に関連するものです。また本体の鶏肉加工会社と関連のあるものばかりです。ただし、製造は全て外注の食品メーカーです。

これからの商品開発は「料理を加工食品にする」手法が有効です。当社もレストランを経営しており、その料理長がつくる料理や調味料を当社の加工場で加工食品にする。早速、取りかかろうと思います。

最近、私は食品添加物フリーの傾向を強めています。実はこれから博多に向かうのにわざわざ岡山で降りて、食品添加物を使用しないでハムソーセージを製造している会社を訪ねます。当社のセミナーの受講者でした。

当社の場合も調理長の料理をそのまま食品添加物を使用しないで加工食品にする。その技術に挑戦します。
posted by tk at 07:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする