2019年11月05日

訪日目的はオリンピックの次はジビエ

ジビエが人気です。飼育された鳥獣類は家禽、それに対して天然で生きている鳥獣を猟で仕留めたものは野禽(ジビエ)です。30年前ごろフランス全土を2週間食材調達で回りました。

一緒に行った平野キヨさんがフランス食材に精通している方で、宿泊するホテルやペンションで毎日、毎夜ジビエのおもてなしでした。きじ、山うずら、ヤマドリ、野うさぎ等です。

チキン(鶏肉)の苦手な私もジビエに対する抵抗、拒否はなくこんな美味しい料理を食べたことはないと思っていただきました。パリの市内の市場で毛の付いたまま吊るされた野禽を見た時も魚市場で魚を見るのと同じ感覚で見れました。

日本でジビエが言われ始めたのは害獣被害が増えてきて、その対策としてです。一般的にイノシシと鹿がその対象です。日本人が肉食を始めたのは明治以降というのは嘘で、日本人は太古の昔から野生の獣を猟をして食べていました。江戸末期、日本の山が燃料で木を切り尽くし、鳥獣も取り尽くして裸山ばかりだったと言います。

猪肉は日本人の食材として認知され、猪鍋で提供され、関西を中心としてお店もたくさんあります。地方に行けば猟師が捕獲した猪肉や鹿肉を販売しています。捕獲してすぐに血を抜いて解体するという時間と解体場所までの距離が勝負です。最近は農水省の事業で解体所の整備や建設にも補助金が付きます。

当社は10年ほど前に世界自然遺産認定の鹿児島県屋久島で屋久鹿が繁殖し過ぎて、屋久鹿(ヤクシカ)のジビエ化の手伝いをしたことがあります。そのヤクシカは屋久島の人気メニューになり、なかなか口にすることができなくなりました。

当社経営のイローカルで2週間前に屋久島企画を行った時に東京初登場(かどうかわかりませんが)させたら大人気でした。その2週間前に同じイローカル岡山企画で岡山県新見市のハンター水上さんの鹿肉を出しましたがやはり大人気でした。

インバウンドの特にヨーロッパ人は来日の楽しみにジビエがあるそうです。ヨーロッパは肉食なので本当のジビエは需要も多く、価格が高く、なかなか食べられない高級料理だそうです。

日本人はジビエを食べない、しかし地方には衛生的に処理されたジビエを美味しく提供するレストランが増えている。これがヨーロッパ人の楽しみだそうです。オリンピック以降もインバウンドを継続して、特に東京からさらに地方に向かう最大の手立てはジビエ料理とも言えます。大チャンスです。
posted by tk at 07:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする