2019年11月02日

我が社はこんな人材を育てたい

マーケティングとか商品開発という言葉が好きな人がたくさんいます。知的な響きでそれをやっている人は尊敬の目で見られるそんな職業、業務と思われています。

特にコンサルがこの言葉が好きです。よくコンサル女子が「この商品は私が開発しました」と言っているのを聞きます。「何をしたの?」と聞くと「こんな商品があればいいなと提案しました」という返事。これは商品開発ではありません。もっと滑稽なのは「現役女子大生が開発した商品」????

また、調理人がテレビで有名になると○○○○監修と銘打って発売されます。本当にそのコックが開発したのであればこんなまずいものは彼のプライドにかけても発売しないだろうにと思うレベルです。監修代というお金で契約しているからです。

流通のバイヤーがこの商品は「私が開発しました」と胸を張ります。PB(プライベートブランド)商品のことを言っています。これも嘘です。まず100%メーカーが試作品をつくり、何度かやりとりをして味とデザインが決まると発売されます。流通に商品開発のできる人材はいません。

あのチキンラーメン創始者のドラマをやっていました。掘っ立て小屋から商品が生まれた美談です。それは間違いありませんが掘っ立て小屋の試作だけではあの世界的な即席ラーメンは生まれません。

アメリカの小麦戦略が背景にあります。小麦に日本に売りたいアメリカが食パンの次に目をつけたのが麺食です。多分、当時日本の加工食品技術の後押しがあったので即席ラーメンは陽の目を見たとも言えます。出て来ませんが、アメリカ政府と日本政府の大きな協力があったはずです。

当社は加工食品開発のできるコンサル会社です。原料を使って、賞味期間のある加工食品や調味料を開発して、販売できる商品にすることができます。商品開発企画と研究開発ができます。

一番よいのは商品開発企画と研究開発の両方ができる人材です。こんな商品があったらと思うイメージを実際、加工食品にできる人です。現在の我が国大手食品メーカーは業務が細分化しており、それを企画アイデア段階から商品化まで一貫してやらせてくれません。だからどこも商品開発担当が育ちません。

昨日はイローカルの3周年記念でした。出てきた料理も素晴らしかった。この料理を食品添加物を使用しないで一定の賞味期間のある加工食品にする。そして発売する。ある意味、料理と加工食品の融合・一体化です。これができる人材を育てたいのです。
posted by tk at 09:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする