旅をしていると些細なことでも気にし始めると気になることがあります。
私は新幹線も飛行機も通路側の席に座ります。それが日曜日・月曜の青森出張では大人の休日ホリデイパス期間のため混んでおり、行きはA席、帰りはB席でした。
A席は窓側なのでB・C席の人が足元にキャリーバッグを立てていると通路側に出られません。B席は左右に人がおり、窮屈です。
今週末の沖縄行きもまだ座席が確定していません。窓側席だったら3時間強閉じ込められたままです。
しかし、こんな時はそんなことはどうでもよいことだと思うことです。そして通路に出たい時はひたすら頭を下げて出してもらうことです。
いちいち気にしない、やり過ごす力。それが必要です。誰も人を支配することはできないのですから。人間社会の言葉、マナーはある時は生きる活力に、ある時は凶器になります。護身のためには不快なことがあってもさっさと忘れてしまうことです。
自分のことなどどうでもよい。ちょっと我慢すれば済むことなんだから。
自分が幸せな人生を生きようと思うなら、生きる達人になることです。例えば、何かを為そうとすると一人ではできません。誰か、本気になって協力してくれる人が必要です。
本気で協力してくれる人を得るには、自分がいつも人の為にやっているかどうかです。問われているのは、試されているのは自分の方です。
ビジネスの成功者、あるいは人生の達人の共通点は常にその人が常に人のために汗を流しているということです。人のために労を惜しまない人でないと誰も付いてきません。
大半の人が自分のために生きている。少し、広げても家族のためです。自分のためだけに生きている人は必ず失敗します。私はそういった人を山ほど見てきました。
自分にとってはどうでもよいことはやり過ごし、人のために汗を流していれば人間をやっている価値があります。