2017年07月28日

役人を食わせるためにあるのではない

農産物の国産回帰が加速化して来ました。その反面、農業が衰退しており、マーケットはあるのにそれを供給できない状況にあります。

生産量を増やすにはどうしたらよいか?農業でめしが食えるようにすることです。個人経営でも1000万円以上の売り上げがあれば農業をやる人は増えます。

それを可能にするには2つしか手はありません。農産物直売所のように流通を中抜きにして農家と消費者を直接結びつける。

それは加工用でも同じことで、メーカーは商社を通して原料を調達していますが、それも生産現場の農家や農業法人、あるいは農協から直接仕入れればコストは安くなり、農家の手取りも増えます。

もう1つは規格の外にあるいわゆる規格外を活用して、それに価値を生み出す。価格をつける。捨てるのではなくそれを生かす商品を開発する。

その場合の1商品の売り上げ規模は大企業発売製品でもせいぜい、1〜2億円から多くて30億円が限界でしょう。原料規模がそれを超えると対応できません。

その規格外1次加工品は地方の農産加工場で製造する。そして契約等で食品メーカーが責任を持って引き取る。その全国マップを描けた食品メーカーは国内市場をリードすることができます。

一方で現在、国が言い出したので食品業界はHACCP一色です。こんなもの20年前から叫ばれており、たいていの食品工場がHACCP対応の工場になっています。今更ながらです。

オリンピック前に、役人がわめき出し、今頃、HACCPセミナーに多くの予算が計上されます。そしてお抱えのコンサル会社が受注して、講師は付け焼き刃の劣悪レベルの3流品。現場の具体的な質問には何も答えられない。

今回もまた役人の予算獲得競争が業界自体を歪めてしまう。我々は役人を食わせるために食と農の業界にいるのではないのですが。
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2017年07月27日

萩野さんの身の丈に合った幸せな人生

2日間三重県紀宝町ハギ農園の萩野進也さんを訪ねました。マイヤーレモンも生産しています。

出会ったのは6〜7年前で、当時紀宝町商工会事務局長でした。講演に行ってお世話になりました。私と同じ年なので3年前に定年退職して、現在は農業と乞われて町議会議員をやっています。

兼業農家なので奥さまが農業をして、萩野さんはサラリーマン生活をしながら休日農業を営んできました。

マイヤーレモンは20年ほど前にニュージーランドから日本に入ってきた時から栽培しています。

マイヤーレモンを栽培する数戸の農家と農事組合法人を設立して共同販売をしています。

定年すると農業に専念できると初めて会った時に話していました。マイヤーレモンだけではなく、ブラッドオレンジ、ライム、リトルレモン、すだち、かぼす、へべす、温州みかんの栽培にも積極的です。

趣味も多岐に亘り、釣りは1ルーム釣り用具専用ルームを持っているほどマニアです。今回のうなぎ釣りもそのご厚意に甘えました。

最近は俳句にも凝っているようで同人を結成して楽しんでいます。

長男に3人の子供がおり、夫婦でその孫の世話もしています。

我々は花のニッパチです。我々が20歳になった頃同い年の大横綱が現れ、この言葉が使われるようになりました。その1〜2つ下にさらに大横綱が生まれました。同い年の大横綱は理事長になりましたが協会がゴタゴタ続きで寂しい幕引きでした。

もう1人の大横綱はずっと八百長の噂が絶えず、金字塔の連勝記録も晩年は口にすることさえ憚られました。

この2人とも60歳そこらで他界しました。その葬式はほとんど話題になることもありませんでした。

同じような例は高校野球児にも言えます。17歳のヒーロー達の人生はあまりに悲惨です。

また、実力以上の学歴を得たために苦しんでいる例もよく見てきました。女子では玉の輿に乗ってしまい、人生を勘違いしている人もたくさん見てきました。

人生は終わってなんぼです。身の丈にあった人生を完走するのが一番幸せです。
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2017年07月26日

尊敬の念で人とつき合う

昨日から三重県紀宝町に来ています。三重県と言っても宿泊しているビジネスホテルは和歌山県です。三重県と和歌山県の県境、紀伊半島の先端部にいます。

マイヤーレモンというレモンとバレンシアオレンジの自然交配種の生育の視察です。私のビジネスとマイヤーレモンは何の関係もありませんが、生産者の萩野信也さんと友人なので1年に1度ペースでやってきます。昨年は銀座ELの出店等で来れずに2年ぶりです。

今回は菓子材料メーカーのタカ食品工業に紹介を依頼されてやって来ました。同行している購買課長の梶田さんが「生産者をよくご存じですがどうやって人脈をつくるのですか?」の質問。

農家のつくる農産物には興味があります。すると心のどこかにつくっている人に対する尊敬の念が生まれます。尊敬の念が生まれると相手にもそれが伝わるようで相手も心を開いてきます。

当社はメーカーや流通ではないので、売り買いの関係は発生しません。交友が生まれるだけです。相手に対して卑屈になることもないし、高慢になることもありません。あるのは尊敬の念だけです。それだけです。

もう1つ、人様と付き合うときは間口を広くしておくことです。門や壁をつくらないことです。しかし、門を広くしておくと、いろんな人がやって来ます。やって来る人に先入観を持たないで性善説で好意を持ってつき合うことです。当然、いい人ばかりではありません。悪い人もやって来ます。

私も相当に騙され、裏切られています。それを恨まないことです。一定比率で悪い人が入ってくるものだと割り切ることです。

悪い人が来るということはいい人も来ます。間口を広くしていないといい人も入ってきません。いい人とは長く付き合えばよいし、悪い人とはそれきりにすればよいです。報復はしない方がよいです。

すべてが流れています。時という大河を流れています。その流れに身を任せることですね。どんなに人生を長く生きててもその大河に身を置くのは長くて100年です。流れる大河の中で人を信頼することです。人生は人様が支えてくれます。
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2017年07月25日

昨夜はサプライズが

昨日は本川農水省前次官は銀座ELにお見えになりました。お連れしたのは青山学院大学教授の小林一郎氏です。私の昔の会社の同僚です。

現在は(社)ドローン操縦士協会を主宰しています。本川さんはその協会の理事です。本川さんにお会いするのは2年ぶりです。

定期異動前に農水次官を勇退したので現在はどうされているのか気になっていましたが、元気でほっとしました。本日、新しい役職がプレス発表されるそうです。1年の無役生活から名実ともに復活です。

私は4年前の水産庁長官時代に震災地への復興水産販路開拓支援アドバイザーが新設された時にアドバイザーを拝命しました。

水産長官室を訪問した時に話題にと思って岩手県野田村で当社が開発支援した和風ほたてドレッシングを持参したら、興味を示してその場がたいへん盛り上がりました。

それから水産庁のイベントで講演する度に水産長官が挨拶があるのでお会いしていました。私のような名もない役職もない民間人にもへりくだって接してくれました。

順調に事務次官になられて喜んでいましたがある日、突然の辞任が全国に流れた時にはびっくりしました。

当時はTPP締結や農協改革等農政の課題満載の頃です。官邸と農水省。一介のコンサルには何が起こったか知る由もありませんでした。

あれから農水省に失望して私も農水省に行くのを止めました。ちょうどいろんな農水省の委員の役職も解けたのでこれ幸いと足が遠退きました。

それから農水省や農協に依存しない農畜林漁経営体を育成しようと思い、生産から消費の出口まで志を同じくする人の(社)エクセレントローカルを立ち上げることにしました。

昨夜同席した当社伊藤順が前次官に(社)エクセレントローカルの会員になっていただいたらどうですか?背中を突っつくので、いくらなんでもこんな大物が加入してくれないと思いながら、お願いしたら8月20日(日)の社員総会に来賓で出席してくれるそうです。農業関係者の励みになります。
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2017年07月24日

農産物に付加価値をつけて販売するということ

昨日は長野県木祖村で「木祖村の食と農を考える」講演でした。今年度、必ず、月に1度はうかがっているのがこの木祖村と大阪府豊能町です。

当社のというよりも私の重点地域です。この2地域で農業を核とした6次産業化、エクセレントローカル化を実践したいと思っています。

木祖村はまさに木曽川の上流にある木曽の祖のような村です。山あいのこの地の狭い農地とかっての中仙道の宿場の交通の要所が特徴です。

村は若者、新規移住者による農業での産業育成を考えています。出口は道の駅木祖村があります。そこで農産物に付加価値を付けて農産加工品にして、道の駅で販売する一貫した付加価値づくりを考えています。私の考えと同じです。

農業と販売をつなぐ農産加工場が必要です。現在は特産野菜と言えばえごまととても甘いとうもろこしです。

道の駅の高橋駅長から講演に先立ち、このえごまととうもろこしで農産加工品を試作して、講演時に村民に試食させたいというむちゃ振り希望がありました。

通常ならその商品開発に1年は要します。しかし、その提案は確かにインパクトがあります。それで当社で6月にえごまドレッシング2アイテムを開発して7月に道の駅でテストマーケティングしています(写真左)。

さらに今回の講演向けに村内のとうもろこし(1年前の夏に収穫して冷凍していたもの)を使ったレトルトコーンスープを試作して講演会場に持ち込みました(写真右)。

このコーンスープのとうもろこしは1年前収穫ですから糖度は落ちています。それで試作したコーンスープがどのメーカーやレストランのコーンスープよりも美味しいのですから、食材に勝る技術はないということです。

こんなことができるのがキースタッフマジックです。口だけのコンサルタントとは違うということです。でもそれを理解する能力のある地方自治体も限られるのですが。

この試食で村民に農産物に付加価値をつけるとはこういうことだというのが頭に入りました。
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2017年07月23日

無意識にできるのが本当のできる

0筋トレの成果が出てきて、大腿部と肩背筋、肩甲骨筋に筋肉がついて来ました。ジーパンの大腿部が窮屈です。またシャツの肩の上背部が窮屈です。

年齢に関係なく、筋肉というものはつくものなのですね。でも、筋トレはお腹が空くので食べる量も増えてきました。エネルギーを消費するためか、炭水化物が欲しくなります。

胴回りも太くなってきました。ベルトの穴はまだ内側に4つ目を保っていますが危険水域です。

先週は畜産王国岩手県出張だったので、夜は毎晩肉を食べていました。慌てて昨日は朝食はもちろん抜いて、昼夜はもずくとめかぶを食べていました。1日位ではなんの効果もないでしょうが。

私は猫背で姿勢が悪いので、今一番力を入れているのは姿勢よく歩くことです。

肩甲骨を意識して常に後ろ側に締めるようにしています。ずいぶん姿勢が改善されているとお褒めの言葉をいただきますが、意識を抜くとすぐ猫背に戻ります。

その猫背が2〜3日前から無意識でもまっすぐ歩けるようになりました。ある日突然そうなりました。

要は肩甲骨の締めではなく、腰を立てた歩行ができるようになりました。腰を入れたと表現する人もいます。前に足を出すのではなく(前後ではなく)、腰の下にある足が上下に動いている感じです。爪先ではなく、かかとから着地します。腰が立っている感覚で無意識にできるようになりました。

意識と無意識は行動が無意識にならないと身に付いたとは言えません。例えが悪いかも知れませんが、岩手出張の最終日、陸前高田から盛岡に向かう時に後部席の私も野口も一般道路走行中に眠ってしまいました。

そのまま、車は高速に入り、シートベルト不着用で運転していた仕事先の若い職員さんが点数1点を取られてしまいました。彼のゴールド免許を汚してしまいました。

無意識とは本当に怖いものです。眠ってしまったのでしょうがないとも言えますが、常に無意識でも着用する習慣があれば一般道走行中から着用していたはずです。若者に平謝りに謝りました。
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2017年07月22日

流れる風のように生きていこう

地方創生とは地域に住む人がここに住んでいるのが一番幸せと思って暮らすことです。人間は「流れる風のように生きていく」のが一番幸せです。

このいなか町に引っ越してもう2〜3年経つな。いなか町と言っても人口は5000人はいるので生活するには何も困らない。

町中の1Kのアパートに一人で住んでいる。10分以内のところに畑を借りており、その畑仕事が日課である。食料の大半もその畑で栽培しているので自給自足の生活である。

狭い畑でも独り暮らしには食べきれないほど採れる野菜もあるので、畑の近くにプレハブの加工場をつくってそこで農産加工食品をつくり、年間通じて食べられるようにしている。なぜ食品加工ができるかというと昔そんな仕事をしていたからだ。

ピクルスをつくったり、あとは缶詰機を買って、農産物の水煮や料理・おそうざいの缶詰をつくっている。

味噌しょうゆは町のスーパーから買っているがお酢・ビネガーは自家製である。最近は圧搾機も買って油搾りにも挑戦している。

もうすぐ2年で80歳になる。90歳までは元気に生きたいと思い、ストレッチや昔習った空手の型を思い出しながら日課にしている。今でも毎日10kmはウオーキングをしている。病院には月に1度定期検診に行っており、心臓に軽い持病はあるもののいたって健康である。

連れ添った妻と別れてもう15年である。再婚を考えた時期があったが2人で暮らすとお金がかかるし、「稼がなきゃ」という習性が頭をもたげてくるので止めた。

友達は同じような生活をしている男たちである。不思議と女の独り暮らしは少ない。たいていが男と暮らしている。

酒はほどほどにで3日に1度、自分で栽培したり、製造したりした野菜や加工品を肴に楽しんでいる。

最近の趣味は絵を描くことである。なかなか忙しい人生の中でゆっくり絵を描く時間もなかった。今それを楽しんでいる。描きたい風景は目の前にたくさんある。

経済的には厚生年金と創業した会社が順調に大きくなっているのでその創業者退職金を取り崩しながら生きている。とは言っても月に10万円もあれば十分幸せに暮らせる。
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2017年07月21日

人生には転機がある

人生はいろんなことがあります。悲しいことも嬉しいことも。今回の3地域のセミナーは3年間続けてきた最終年です。3年間は短くて長いです。

昨日のJAおおふなと(陸前高田会場)は初年度から参加人数は少なかったですが、3年経って一番歩留まりがよかったです。それだけ本気、本物の受講者が多いと言えます。他の2会場も3年間最後まで来ている人はそれなりに人物です。

昨日は受講者の村上勝義さんが3年目にして初めて奥様とともに参加です。奥様は21年前、岩手県庁入庁3年目の農業改良普及員だった頃、福島県白河市の農水省家畜センターで4日間行われた私のセミナーの受講者でした。再会を喜び合いました。現在は村上さんの奥さんで農業をやっています。農産加工品をやりたいということで参加しました。

鬼丸工房の村上光夫さんはいつも奥様と参加でしたが昨日だけはどうしても奥様が出席できない緊急事態が起こり、1人参加でした。

6年前の大震災が3月11日でしたが、その3ヶ月後、奥様と共に65歳でそうざい業を始めました。奥様が以前勤めていたスーパーの社長の依頼で始めたそうですが、2年前にこのセミナーを受講して私と食と農に対する考え方が全く同じであることに自信を持って、真剣にライフワークとしてやることを決めたそうです。今は鬼丸工房のそうざいは地元スーパーで大人気です。

Sさんはそば畑を耕し、そばを栽培してそば打ちして販売しています。弟さんとやっていました。昨年10月にその弟さんが急逝したそうです。大震災時、福島原発内で処理仕事をしていたのが原因ではないかと悔しそうです。本人も除染業務をしていたせいか、体調を崩していると言っています。

Kさんは大きな農家の娘で後継者がいないのでご主人子供と共に実家に帰り、10数年前から父親とご主人が農業に専念しましたが、昨年の水害でハウス4棟が壊滅して、父親とご主人は戦意を喪失してご主人は実家に帰ってしまったそうです。

ここでKさんは肚が決まったそうです。息子と一緒に今度は自分が中心になって自分の農業をやろうと。それでセミナーに参加しました。人生には転機がありますね。
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2017年07月20日

地ドレッシングで地域活性化、農業活性化

昨日はJAいわて花巻でのセミナーでした。ここの受講者は優秀で、多くの受講者が技術講習を受けたドレッシングを発売しています。

中でもこの地域の加工特産品のしそ巻きを製造販売している小原努さん(写真上左右側:左側は平賀恒樹さん)は「りんご梅干ドレッシング」、「にんじん味噌ドレッシング」、「黄にんじん豆乳ドレッシング」の3アイテムを発売しています(写真上右)。

当初から親しいりんご農家の平賀恒樹さんと始めました。この2人は主に花巻南温泉峡の5館が行っている「花巻朝ごはんプロジェクト」のメンバーです。

この5館では朝のバイキングのサラダに小原さんが開発した3アイテムドレッシングを使用しています。このドレッシングは1リットルボトルで旅館に納品します。これを旅館では旅館の器に入れて朝ごはんに出します。

するとお客様の多くはこのドレッシングを買いたいということになります。これは旅館の売店で680円(150ml)で販売して大変好評です。

盟友の平賀恒樹さんが最近、クラウドファンディングで資金を調達して、カフェを始めました。その料理メニューにこのドレッシング3アイテムを使用します。するとお客様はレジの前に並べているこの3アイテムのドレッシングを買って帰ります。

そしてこのドレッシングはJAいわて花巻の人気農産物直売所「だあすこ」で販売しています(写真下左)。ここでも人気ドレッシングです。

ここにはやはり当社がこのセミナーで開発支援したJAいわて花巻オリジナルドレッシング3アイテムが販売されています(写真下右)。これも大人気です。

こうやってセミナーで開発したドレッシング達はちゃんと観光の温泉場でも地元の農産物直売所でも仕事をしてくれるのです。このドレッシング達がどれだけ地元野菜の人気を高めるのに寄与しているか。
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2017年07月19日

IT化しても農産物小売では儲からない

昨日から岩手県の3JAのセミナーをやっています。大震災の被災地が対象で今年度3年目最終年です。

カリキュラムは主に農家女子への農産加工食品の技術習得と商品開発支援です。着々と商品が生まれています。

農協(JA)改革が叫ばれています。農協は主に農産物の集荷・販売代行を行う営農部門と巨額の預金を保有する信用事業、さらには共済事業、購買事業等があります。

今回のセミナーは主に営農部門が担当します。その部分だけで見るとJAに出荷しても農家は儲からない、だからJAは悪いという論理は当てはまりません。

悪いというか、宿痾は我が国の農産物流通にあるのです。農家ーJAー市場ー仲卸ー小売店(スーパー・量販店)ー消費者と多段階過ぎることと小売店(スーパー・量販店)がチャネル支配しており、買い叩く構造です。

この中では農家もJAも食品メーカーも犠牲者です。例えば、JA生産部会に入っている農家の農産物が安いのはこの多段階チャネルに組み込まれているからです。

JAが経営している農産物直売所はたいそう人気があり、中間にチャネルが入らないので農家も儲かります。農産物直売所のJAはよいJA、生産部会のJAは悪いJAということになるのです。

今後、現状の多段階チャネルに代わる新しいビジネスモデルが続々と生まれるでしょうが、農産物を仕入れて販売するだけではインターネットを使おうが基本的には儲かりません。

流通業者が消費者やユーザーに農産物を販売する小売に縛られ過ぎです。国産農産物が売り手市場の中で、付加価値を付けることができる食品メーカーや外食店に販売することです。

そのためには生の農産物では販売は不可能です。年間を通じて使えるように1次加工が必要です。1次加工を誰がすればよいか?地域の農産物を集荷する力が一番あるのはJAです。

そのJAが1次加工して食品メーカーや外食店に販売すれば両方に付加価値が付き、新しいビジネスモデルが誕生します。
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2017年07月18日

当社にも人手不足の波が

他人事ではなく、当社も人手不足です。私も代表を下りて少し時間があるかと思っていたら、代表時代よりも忙しいです。

7〜8年前は土日もびっしり講演が入っており、2ヶ月全く休みなしに働きづめということもありましたが、最近は講演の数は減らしていますが、銀座ELと(社)エクセレントローカルの仕事もしているので、総労働時間は確実に増えています。

そういえば私は今は平社員なのに残業手当をもらっていないですね。私だけではありません。スタッフも労働時間も増えています。社長と副社長は経営者なので残業時間が付いていないはずです。

以前は銀座ELを除くコンサル業潟Lースタッフは今の2/3程度の売上高で従業員は今よりも1名多かったです。女子スタッフが2名いました。

そういった意味ではスタッフが忙しくなっているのは事実です。スタッフの採用が必要です。また、(社)エクセレントローカルも私が時間をつくって事務仕事をやっていますが本格的にスタッフが1名必要になるでしょう。

最近、食と農の仕事をしたいという相談を受けることが多々あります。農業やカフェ経営のような実業をやりたい人と私どものような食と農のコンサル、いわゆる虚業をやりたいという人が増えています。

ほとんどが女子です。20〜50歳代まで年齢層は幅広いです。

私のアドレスは次の通りです。なかなか起業してもメシを食うのは大変ですが、追い風が吹いているのも事実です。チャレンジする価値は十分あると思います。

実業の例えばカフェ、レストラン、ショップ等で起業する人は自分のスタイルを持っていることが大切でしょう。芯があってぶれないことですね。

虚業、いわゆる私どものようにコンサルのようなサポート業務で起業する人は現場に精通していることとこの業界に幅広い人脈を持っているかということともう1つ提案、つまり虚構をつくる才能があるかどうかが決め手になります。
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2017年07月17日

アンタッチャブルな空白の2年間

農産加工所つくりや農産物直売所を自治体が主体となってつくろうとする場合、当社にはその2〜3年前から加工所の機械を動かして食品製造のできる人材の育成、あるいは何をつくるかの商品開発、農産物直売所をつくる場合は出荷する農家の育成や栽培品目の提言の仕事がやってきます。

それをセミナーで行ったり、調査して提言という報告書にまとめることもあります。

それで晴れて補助金が取れて、加工所や直売所の建設段階になると当社への仕事がぴたっとなくなります。

そして当社の提言とかけ離れた全国どこにでもある加工所や直売所ができあがります(ちゃんとしたのができる場合もありますがまれです)。その仕事を誰が受けているか?設計事務所や建設会社です。

その段階で設計事務所や建設会社が当社に意見を聞いて来ることもまったくありません。そして、とても奇っ怪な食品工場が出来上がります。とても歩けない動線の直売所が出来上がります。

実はこの部分は我々のアンタッチャブルの世界です。ここでは多額の建設費が動きます。ある意味、利権でもあります。

最近の市町村はホームページにプロポーザルや入札用件を公表して、公明正大にやっているところが増えて来ています。

しかし、まだアンタッチャブルもあります。そして1〜2年経つと再び、当社に声がかかります。

とても使える農産加工所ではないし、この農産物直売所では買いつらいとお客様からクレームが来るので改善、指導してくれと言った話です。

それでまた当社が登場です。建設段階のアンタッチャブルの2年間を当社に相談してくれれば回避できるのに。

地方に行ってご覧なさい。廃墟と化した農産加工所、一度も使われたことのな機械。すべてこれは国民の税金なのです。
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2017年07月16日

採れた作物を直売所で販売開始

昨日は大阪府豊能町で新規就農者育成プログラム「とよの就農支援塾」第3回目でした。

朝の7時から午後2時まで農業技術講習です。現在は6名の受講者が参加です。ハウスで2ヶ月前に定植したミニトマトが実を付け始めました(写真上左)。

他に枝豆、ヤーコン、さといもを植えています。こっちは露地栽培です(写真上右)。8月になると枝豆の収穫も始まります。

昨日は豊能町も猛暑で朝からハウスの中は35℃以上ありました。そこでミニトマトの収穫と除草と枝下ろし作業をやりました。途中から気分が悪くなり、二日酔いとばかり思って、外に出て木陰で休みました。しばらくすると気分が戻りました。これが軽度の熱中症であるのに気づくのにはしばらく時間がかかりました。

その後も露地栽培の草取り、次の作物のブロッコリーの種蒔きと続きます。ようやく作業を終えたのは午前10時半で、昨日は農作業はそれで打ち切りになりました。

ミニトマトの初収穫をせっかくだから販売しようということで農産物直売所・志野の里に出荷することにしました。収穫品をきれいに拭いて、パック詰めしました。

売価をいくらにするかですが、ほとんど100円で売られています。我々は150g以上入りで150円で販売することにしました。

農産物直売所・志野の里のスタッフも前向き、柔軟ですぐ登録してくれてシールを打ち出してくれました(写真下左)。受講者全員感激の極みです。

午後3時から国分先生の講演でした(写真下右)。北海道美瑛町で弁護士業・農業・ファームレストランをやっていた国分先生の話は豊能町の農業を真剣に考えている人たちの心を捉えました。

残念ながら豊能町セミナーは他の地域と違って女性が参加しません。さらに若者も少ないです。主流は町の今後を憂いている高齢者男性が多いです。現役時代はそれなりの人だった方々が集まります。それはそれでよいと思います。
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2017年07月15日

人手不足はそのうち大事故を引き起こす

昨日は午前中に循環器系クリニックで心房細動の経過診察、それから歯科医院でインプラント手術後の診察でした。

内科では心電図と心臓のエコーの検査開始が少し遅れましたが、ほぼ時間通りに終了しました。

いつも薬を飲んでいるのでクリニックで処方せんをもらって処方せん薬局から調合してもらった薬を飲んでいます。薬局に向かうと薬を出すまでに30分以上かかるとのこと。

私は30分後に歯科医院の予約をしていたので困るというと急に開き直って「他の処方せん薬局に行ったらどうですか?今日は一人でやっているので時間がかかります」とのこと。

歯科医院のあとは大阪に出張するのでここでお金だけ精算していくので、あとで宅急便で自宅に送って欲しいと言ったら「運賃着払いならいい」とのことです。

「なんで着払いなの?私に過失はないのに」にと言うと「薬局で薬を切らしている場合に後日送る時はこっち持ちですが、患者の都合の場合は着払いです」とのこと。

私に応対していた女性はいちいち後ろの男に聞いてその通りをおうむ返しにしてきます。何の判断もできなければ、裁量もないようです。

これだけ患者が多いクリニックの中に入っている薬局が総勢2人でやっているのは信じられません。この薬局は近い将来取り返しのつかないミスを起こすでしょう。そんな予感がします。

人手不足なのか?元々少数で回して、スタッフに無理をさせて利益を出している薬局チェーンなのか?私にはわかりませんが浮き足立っています。

帰りの銀座3丁目の信号を渡ろうとしたら赤信号をタクシーが突っ込んできました。ドライバーの腕章には「見習い」と書いてあります。信号無視で突っ込んだら、びっくりした車から激しい抗議を受けていました。

ドライバーは状況がよくわかっていないようで、悪びれた様子もありません。日本の交通ルールを知らない外国人ドライバーのようでした。このドライバーもどこかで大きな事故を起こすでしょう。
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2017年07月14日

飲食店の加工食品開発

昨日は埼玉県蕨市に行きました。当社の仕事しては珍しく近場です。蕨は読めますが、書けません。日本で一番狭い市だそうで、人口密度も日本一だそうです。

当然農地もほとんどなく、商店街は今時珍しいくらい街路形成をしています。今までは空き店舗もほとんどなかったそうです。東京都に隣接する生活都市です。

蕨商工会議所が6年前に地域農産物を活かして加工特産品をつくろうという企画が持ち上がり、当社に声がかかり、行ったのを覚えています。結局は地域農産物が何もないということで立ち消えになりました。

そして今年度、飲食業者を対象に「蕨市のご当地調味料を作ろう」企画が持ち上がりました。商工会議所の執念も相当なもので、再び当社に声をかけてくれました。

18事業者が集まりました(写真左・右)。業種は和食、ビストロ系の洋食、居酒屋、喫茶、中華、バーと多種です。

でも受講者は受講料を払って、忙しい合間のアイドルタイムに集まってくるのですからやる気十分です。

話を聞くと自家製ドレッシングをつくっているが、日持ち期間がわからずに、恐る恐る使用している等の意見も少なからずありました。

私がよくいう料理と加工食品は違うということがよくわかっている人たちです。特に食品添加物を使用しないで日持ちするドレッシングや調味料をつくりたいという願望があります。

蕨市には地域農産物はないので別に原料は埼玉県産、あるいは全国のものでいいでしょう。私が先日行って来た瀬戸内レモンや来週行くマイヤーレモン、再来週行くあおもりカシス等使用すればよいです。

全国から結集した農産物がドレッシング・調味料になってお店のメニューに使われ、さらにはテイクアウト、外販する。そんなしくみをつくれば安低レベルの外食チェーンに失望してしている人たちは支持します。

地域飲食店から農産加工食品を発売。まさに目からうろこです。当社はドレッシングを農家に教えてきましたが、これから飲食業者に外販用マイオリジナルドレッシングの開発支援をします。
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2017年07月13日

瀬戸内レモンも入手できそう

一昨日の夜に広島市に移動して、泊まり、昨朝の移動で竹原ターミナルから大崎上島に渡りました。瀬戸内レモンを生産する農家を食品メーカーに紹介するためです。

仕事か?と問われれば当社にとっては1円の売り上げにも利益にもならないし、交通費も自前で案内します。

なぜやるのか?私を奮い立たせているのはこれが(梶jキースタッフ、(社)エクセレントローカル、鳥巣研二が世に存在する意義・意味だからです。

船で渡り、生産者の亀田農園亀田英壮さんの迎えを受けて亀田農園の選果場兼倉庫で商談開始です(写真)。

この食品メーカーは瀬戸内レモンを欲しがっています。通常の原料調達商談だと商社が作成した原料規格書と価格見積もりを見ながらの商談です。

主に使用するのはレモン果汁なので農産物レモンである必要はありません。たいていの食品・菓子メーカーが果汁やジュースになった原料を仕入れています。

このメーカーは菓子店や菓子メーカーにピュレ・ペーストを販売します。ピールのようなフィリングやトッピングも品揃えしたいと思っています。そのためには瀬戸内レモン生産地で搾汁、カット等1次加工してくれる加工場探しも必要です。

果汁だけなら規格外品の安い価格のレモンでよいです。しかし、これを商社経由で買うと高い価格になります。

農家から直接調達しようとすると規格品と規格外品の両方を引き取ってもらわないと採算に合いません。そうなると規格品と規格外品の平均単価で買わなければ農家は納得しません。

こういった商談は生産現場に行き、農家と膝を付き合わせないとあるいは口角泡しないと商談が成立しません。そうやってやっているうちに双方に信頼感が生まれて取引関係が確立して行きます。

農家の言い値価格で買うと高いのでは?間に2〜3段階入るJA、市場、商社が入らなくなるので双方価格メリットも出るのです。

当社のメリットは?この食品メーカーは当社の活動に感謝して(社)エクセレントローカルの企業社員になってくれました。企業社員第一号です。
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2017年07月12日

農業が国民的な職業になってきた

昨日から岡山県6次産業化サポートセンター主催「岡山県6次産業化ビジネス塾」が始まりました(写真左・右)。

よく覚えていませんが、第7回目か8回目です。全国的に6次産業化が下火の中で唯一、うまく行っているセミナーです。

定員20名に対して27名が応募しました。自己紹介を聞いていると、農家で生まれて農家を継承している人は一人もいません。

放棄耕作地を新規に購入して新規就農したご夫婦、親が高齢化したために、実家の農地・農園を引き継いだ娘さん、定年帰農で農業を始めた方、もう1つは異業種からの企業の農業参入等です。ここの農業担当社員の参加も半分近くを占めます。

シルバー女子の農業開始が多いのも特徴です。これは岡山が果樹県であり、桃やぶどうの産地であるのも関連があるのかも知れません。昨日もコメ農業をやっているという人は一人もいません。

農業は農家の生業だけではなく、日本国民の職業になってきた感があります。農業復活の手応えをしっかり感じます。

受講の動機を販路、販路という人も減って来ています。規格外の姿、形の悪いものの活用方法を学びたいという目的の受講者が圧倒的に多いです。

国の6次産業化がうまく行かなくなっても、農業現場は身の丈に合った6次産業化を志向しているということです。

このセミナーは当初は6回シリーズの4回くらいは私が講師をしていました。どんどん、減って昨年度はついに1回しか壇上に立ちませんでした。今年は2回立ちます。

私が代表を下りたので、当社セミナー企画担当も私の出番を減らしていますが、少なからず現場からは不満の声が聞こえて来ます。

会社の代表は下りて、経営には口を出しませんが、セミナー現場の講師の私の出番を減らすことは潟Lースタッフの死を意味します。今年度は再び、私が最前線で講師に立ちますのでよろしくお願い申し上げます。
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2017年07月11日

商品代よりも送料の方が高い

昨日は沖縄県離島特産品等マーケティング支援事業の審査会でした。私はこの委員を5年務めています。

13年くらい前から沖縄県の離島の加工特産品づくりの支援をしているので、この事業に手を挙げる事業者も結構、顔なじみです。当時、中学生だった子供も既に成長して後継者として頑張っています。

次の世代への後継が行われている事業者は経営自体が積極的なのでこの事業にも進んで手を挙げてきます。

沖縄県は数少ない人口が増えている都道府県です。特に首都の那覇も元気ですが、石垣島や宮古島の有名離島も観光客が増えており、バブルの様相を呈しており、ビジネスチャンスもたくさんあります。当然、移住者も増えており、移住者の起業も旺盛です。

農産加工食品を開発して大都市に出荷すると出荷価格は小売価格の5掛け、かつ運賃こっちでは儲かりません。観光客が増えていると言うことはインバウンドの人に売っていけばよいわけです。しかも直売すれば5〜6掛けでなくて小売価格で販売できます。観光客が持って買えるので宅配費は不要です。

また、人口が増えていると言うことは内需が旺盛ということです。沖縄県民・島民に販売すればよいのでこれまた輸送費がかかりません。

本土の人に売るにしても自前でウェブ販売すれば小売価格で販売できて輸送費負担だけすればよいです。

ただし、輸送費が高騰しており、商品代よりも輸送費が高いと言った悩みはあります。当社がある沖縄の離島から生もずくを購入しますが、商品代が5kgで2000円で、送料が2700円です。

輸送費を低減しようとすれば加工食品をつくり、がさの小さい最終商品で販売することです。そのためには離島自身が加工食品技術を身に付け、自分達の売りたい商品を製造できる食品加工場を建設することです。

10年以上に亘り、私は沖縄の食品関係者にそれを説いてきました。親の代はなかなか受け入れられませんでしたが、最近、離島特産品等マーケティング支援事業に手を挙げる後継者世代と移住者達からその声が上がり始めたのは頼もしい限りです。
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2017年07月10日

タトゥーをした人が多いのには

沖縄空手剛柔流世界大会は我々参加者は全員壇上に上り、オープニングで三戦(サンチン)という型を全員で行います。

この時に男子は全員道着の上着を脱いで半裸になって行います。

びっくりするのは外国人はタトゥー(入れ墨)を入れた同門者が多いということです。彼らは空手をやっているくらいですから東洋びいきなので、図柄もオリエンティックなものが多いです。

しかも漢字やカタカナで意味不明の表記がされています(彼らなりにはよく理解している熟語なのでしょうが)。これはファッションの一環なのでしょうか?

女子は半裸にはならないのでタトゥーを入れているかどうかはわかりませんが、男子の多さから推測すると少なからぬ人が入れているのではないかと思います。

白人女子などは透き通るようなきれいな白い肌をしているのにそれに彫り物を入れるなどもったいない気もしますが。

今もそうなのかも知れませんが日本も極彩色の彫り物をその筋の人が入れていました。温泉、サウナ等は入場を禁止しています。

自分の体に彫り物を入れると言う感覚は私には理解できませんが、価値観の相違ですね。当社の野口に聞くと世界中アーチスト関係は相当に一般的なファッションになっているそうです。

夜のレセプションになると、外国人はこの暑さなのに男子は正装、女子はパーティドレスのフォーマルが多いです。

昼間のタトゥーの同じ人なのかと目を疑いたくなります。極めて礼儀正しいし。セルフの料理が並ぶところも大混雑しても全員がきちんと並んで、割り込むわけでもないし、先を争うわけでもないし。

男子も女子も酒はよく飲みますが、ばか騒ぎする人や泥酔する人はいません。圧倒的に日本人よりもお酒が強いです。

服を着た状態と裸の状態と両方見ると文化や風習の違いが垣間見えてきます。なかなか面白い体験の2日間でした。
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2017年07月09日

名人に派手さはない。精進あるのみ

昨日は国際明武館剛柔流空手道連盟総本部の国際大会の試合でした。試合と言っても沖縄空手の場合、格闘はなく、型を披露して、5人の審判がそれに点数をつけて上位を競うものです。

私も出る資格がありますが今回は出場していません。下手でも出場すれば少しでも上位に行こうと頑張ります。経験年数からしても私が出場しても上位に来る可能性はあり得ません。

それよりも出場している同門者の型を観察して、空手の名人とはどういった型をするのかを学ぶことに徹しました。

国籍、年齢、性別関係なく名人の型は体の軸がぶれません。体幹が崩れません。上手な型はあまりにも決まり過ぎていて、派手なアクション、パフォーマンスがありません。やっぱり空手というのは見世物ではないということです。

もう1つの認識は私の知り合いの先輩達も各部門の優勝をさらっていましたが、その人達は生活が空手中心に組み立てられている人たちです。

もちろん、仕事もよくしていますが、日々の生活が「空手生活」の人達です。休日、余暇のすべてを空手に費やしています。人生の目的の主要部分が空手である人達です。

今回は外国人の参加者が主です。むしろ日本人の方が少数です。外国人の名人の多くは空手道場を経営している人達でいわば空手ビジネスをしている人達です。

試合の合間も黙々と練習しています。毎日毎日空手に精進しています。こういった生き方、人生は国籍も関係ないものです。

私にとっての空手はむしろ健康づくりです。90歳まで元気で生きられる健康づくりが目的です。

さらに今回の参加の収穫はサラリーマン時代までは多少なりとも外国というものと関係のある生活でしたが、起業後、海外とはまったく無縁の生活・社会に身を置いています。

今回の空手世界大会は再び私に外国の存在を意識させました。エクセレントローカルに国籍はないということを身を持って体験しています。
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