2017年04月11日

勝つための経営手法とは?

空手をやっていると昇級、昇段の審査は型です。いろんな型を精進して習得していきます。先生も先輩も教えてくれます。

悪いところを指摘してくれます。そして直していきます。1つの型にいくつかポイントがあり、そこをクリアして型を習得していきます。いわば未熟な箇所の学習と欠点の矯正です。

でも個人の体はロボットではない限り、いろんな特徴があります。背が高い人もいれば低い人もいます。個性があります。でも基本を学ぶ時は個性・特徴は排除されます。その基本を習得してあるレベル以上になるとたぶんそこから自分の形、個性が加わるのでしょう。沖縄空手は個人技なのであくまでも「自分に始まり、自分に帰す」です。

仕事はどうでしょう?当社は10名の社員の中小企業です。企業活動も利益追求の競争社会とすれば日々戦っています。

昨年までは当社チームの監督は私でした。その場合、私は勝つためにはスタッフのレベル、スキルアップにはあまり力を入れませんでした。

誤解がないように。基本はしっかり教えます。業界の常識も教えます。禁じ手も教えます。それは日常業務でしっかり教えます。しかし、それを使うのは現場の実践時ですから当然、応用・機転を求められます。教科書通りでは使えない。

ましてや根性ものの自己啓発など個人的には好きでよく読みますが、人に押し付けるのは大嫌いです。

当社中小企業です。大企業のように世に言う優等生がいるわけではありません。いるメンバーで勝てばよいのです。企業で言えば、企業経営が継続すればよいのです。

これが面白くてね。この場面はこいつが得意そうだから起用しよう。勝つためのコツをワンポイントだけ授けよう。「敵は大したことないヘボだから。ここを狙ってみろ勝てるから」です。

完全な人間などいません。大企業の組織ほど機能が麻痺しています。そこを突けば勝てます。そのためには会社を1人間に見立て、当社の弱点部位はどことどこかか、そのためにはこんな人材を育てよう、入社させようと考えていなければなりません。そしてその叡知と人材を集めます。口説きます。

その人の持つ個性、特徴、才能を一瞬にして見抜き、見い出し、実戦(実践)に投入する。それが中小企業の経営の醍醐味です。「さあ、どこからでもかかって来なさい。チーム力ではうちには敵わないよ」です。
posted by tk at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする