2017年03月23日

高級百貨店のバイヤーとの雑談

今朝はまだまだ朝夕は冷え込む奈良県明日香村で眼を覚ましました。有名デパートの食品バイヤーを案内しました。行ったのは30歳半ばの女性バイヤーです。

途中の電車の中でバイヤーの心構えを聞きたら「人間観察力」だそうです。お客様をよく見ていること。お客様が買うか買わないか迷っている場合、背中を押してあげたがよいのか、買わない理由を見つけてあげた方がよいのか。常にお客様を見ていること。

これがスーパーのバイヤーだったら心構えの第一は「仕入れの買い叩き」と答えるのでしょうけど。

また、食品だとどうしてもバイヤーである自分が食べたいもの、関心のあるものを中心に仕入れてしまうそうです。しかし、自分の好きなもの、関心のあるものなのでお客様への説明を自信があり、売り切ってしまうそうです。

高級ブランド服はそうともいかないようです。お客様が製造しているブランドメーカーと精神的に好みやテイストで結び付いているため、バイヤーがその中に関与する余地はないそうです。その点は食品の方が自分の色を出し易いとのこと。

儲かるのは高級ブランド服でデパ地下の食料品は客寄せだったのが最近、食料品が中心になっているのも時代の流れだそうです。

地方の加工食品が脚光を浴びていますが、ネット販売価格との整合性でちゃんと説明ができないとダメだそうです。だからどうしてもネット販売価格と同じ価格で販売できる仕入値をメーカーに求めざるを得ないそうです。

それではとメーカーと共同で自社オリジナル商品を開発して販売すると売り切らなければならないのでそれもリスクがあります。

あちこちで販売していないその地域でしか販売されていない商品をどう発掘するかがポイントです。まさにエクセレントローカルの発掘です。

消費者は必ず産地を聞いてくるそうで、それに的確に答えられることと農薬・食品添加物に対するノーの傾向も強いようです。
posted by tk at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする