昨日も朝はひんやり低温で喜んでウオーキングに出かけました。ウオーキングは体を動かすという観点からは身体によいですが私の場合はそれにもまして精神的によいです。多分座禅や瞑想と同じような感じです。私の好きな「気」で言えば「気が流れる」状態になります。とにかく何も考えずに無心でウオーキングをします。
するといろんな周りの風景が目に飛び込んできます。昨日も田んぼの中でカルガモを一羽発見しました(写真上左)。これが噂のカルガモ農法かと思って近づくとガーガーと大合唱が聞こえてきました。何と近くにカルガモの飼育場がありました(写真上右)。ここで飼育されているカルガモが田んぼに出勤して虫や雑草をきれいに食べるのでしょう。飼育場には「オーガニック農法認証」の立て札が立ててあります。
しばらく行くと今度は「大崎小5年」の立て札が立っていました。近くの小学生が授業の一環で田植え、管理、刈り取りをしているのでしょう。見事に青々と育っています(写真中左)。さらには今度は遊休農地が見えてきました(写真中右・下左)。現在我が国は約4割の水稲の減反政策が取られています。穀物相場が高騰して穀物事情が悪い中、我が国では主食の米の生産能力の約4割の生産を封じ込められた状態です。遊休農地もほったらかしておくと再び耕作しようとしても回復には膨大な労力と年月がかかります。来年あたりから米事情は一変します。相変わらずこんなのんきな政策が取られていてよいかと思います。
カルガモ農法で安全確保と品質向上の「オーガニック米」栽培をする攻めの農家もあれば一方では減反政策に従い遊休農地になっている田んぼ、その間(はざま)で小学生が自分達で管理する田んぼ等1時間半のウオーキングは多くの事を私に示唆してくれます。三条校の校内で蝉を見つけた時、ようやく無心に帰れました。(写真下右)
2008年07月31日
2008年07月30日
三条では田んぼの中をウオーキング
昨夜中小企業大学校三条校に入りました。総じて全国の中小企業大学校は市街地から離れた山間部にあります。三条校も燕三条駅からずいぶん離れたところにあり写真上左のようにのどかな学校風景です。写真上右は校内の森林で見つけた栗です。10月になれば大きな実をつけます。私は三条校と直方校によく行きますが今回の三条校行きを期待していました。三条校は山の上の校舎から見下ろすといつも見事な田園風景が広がっており今年は稲の作柄もよいし三条校でのウオーキングを楽しみにしていました。
午前5時過ぎから山から下りていき田んぼの中を1時間半ウオーキングしました。結構の数の市民がウオーキングを楽しんでいます。女性の方はすれ違うと必ずおはようございますと挨拶をしてくれるので最初は面食らいましたが三条方式に従うことにしました。写真下左は水田の写真です。稲は順調に生育していますが左側に用水路があり田んぼと田んぼの仕切の少し高くなっているところが「あぜ」です。一般的には「あぜ道」と呼びます。稲には水が欠かせません。用水路が稲に水を供給するライフラインで「あぜ」は田んぼの水を一定水量に保つ保水機能を果たしています。
さてセミナーは「地域資源の発掘と活用支援手法」です。副題は「農商工連携による地域活性化」です。昨日午後から明日まで3日間講師を務めます。商工会の経営指導員等中小企業支援機関の方々14名が受講者です。写真下右は夕食時後の懇親会風景です。私と同世代の方々が多いです。この場がよい情報交換になり多くを学ばせてもらっています。受講者が熱くみんな地元・地域を愛しています。みんな本気で地域の活性化を考えています。補助金がついたからやろうとか国の法律ができたからやろうなんて人は一人もいません。
新津商工会議所の遠山さんは昨年度やはりこのセミナーで私の話を聞いて地域資源∞全国展開プロジェクトに手を挙げて採択されて本年度やっていますが再度勉強したいことがあり受講してくれたそうです。新潟県中小企業団体中央会の飯田さんは一昨年も参加でした。今年は農商工連携の担当だそうで気合が入っています。松本商工会議所の金子さんは私の講義が3回目だそうです。三条市役所の藤家さんは今年地域経営課勤務になり最初に買って勉強したのが拙著「加工特産品開発読本」だそうです。私ももっともっと勉強しなければいけませんね。
午前5時過ぎから山から下りていき田んぼの中を1時間半ウオーキングしました。結構の数の市民がウオーキングを楽しんでいます。女性の方はすれ違うと必ずおはようございますと挨拶をしてくれるので最初は面食らいましたが三条方式に従うことにしました。写真下左は水田の写真です。稲は順調に生育していますが左側に用水路があり田んぼと田んぼの仕切の少し高くなっているところが「あぜ」です。一般的には「あぜ道」と呼びます。稲には水が欠かせません。用水路が稲に水を供給するライフラインで「あぜ」は田んぼの水を一定水量に保つ保水機能を果たしています。
さてセミナーは「地域資源の発掘と活用支援手法」です。副題は「農商工連携による地域活性化」です。昨日午後から明日まで3日間講師を務めます。商工会の経営指導員等中小企業支援機関の方々14名が受講者です。写真下右は夕食時後の懇親会風景です。私と同世代の方々が多いです。この場がよい情報交換になり多くを学ばせてもらっています。受講者が熱くみんな地元・地域を愛しています。みんな本気で地域の活性化を考えています。補助金がついたからやろうとか国の法律ができたからやろうなんて人は一人もいません。
新津商工会議所の遠山さんは昨年度やはりこのセミナーで私の話を聞いて地域資源∞全国展開プロジェクトに手を挙げて採択されて本年度やっていますが再度勉強したいことがあり受講してくれたそうです。新潟県中小企業団体中央会の飯田さんは一昨年も参加でした。今年は農商工連携の担当だそうで気合が入っています。松本商工会議所の金子さんは私の講義が3回目だそうです。三条市役所の藤家さんは今年地域経営課勤務になり最初に買って勉強したのが拙著「加工特産品開発読本」だそうです。私ももっともっと勉強しなければいけませんね。
2008年07月29日
地域資源・紫雲寺の洋梨と紫米の活用
昨日は新潟県紫雲寺商工会地域資源∞全国展開プロジェクトの第1回委員会でした。当社は高橋・本間・私の3名体制で取り組みます。新潟行きの新幹線で久しぶりに開発スタッフと顔を合わせて車中会議ができてよかったです。
委員会が始まる前に経営指導員の兼田さんの案内で洋梨畑を行きました(写真上左)。洋梨はラフランスが生産量が一番多く有名ですがそれは山形県の話で新潟県は「ラ・フランス」もありますが「ル・レクチェ」や「マルゲリット・マリーナラ」といった多様な品種もあります。この岩村農園も「ル・レクチェ」や「マルゲリット・マリーナラ」が主流です。写真上右は農園で間引きされた規格外品です。地面に廃棄されているのを集めました。これをいかに活用するかがポイントです。福島県みずほフーズのヒット商品「ほんのりピーチ」はまさに白桃の規格外品から生まれたものです。
次に行ったのがカルガモ農法の「紫米(むらさきまい)」の生産者斉藤さんの田んぼです。前来たときは確か5月14日で田植えが終わったばかりでしたが写真下左のように順調に生育しています。紫米は稲が色が濃くて普通のうるち米の水田とは一目瞭然です。残念ながらまだカルガモは田んぼにはいませんでした。その紫米を5%入れて炊いたご飯が下右の弁当です。奥のおかずには地元特産品のアスパラガスやみょうがが天ぷらや生で入っています。
午後はいよいよ本プロジェクトの委員会でした。本年度は紫雲寺の地域資源の「洋梨」と「紫米」を活用した加工特産品を開発するのが目的です。一部積極的な商工会員企業が洋梨入りカレーや洋梨入りチキンのソテー等の料理試作品を作って持参しました。現在食材で使用している洋梨は昨年の収穫時にシロップ漬けの缶詰にしたものです。今後は間引きされた規格外品の生の洋梨を使用して加工特産品を開発することを提案しました。紫米も単なる色付き米から紫米粉パウダーにするなりして全く姿形の変わった商品に変身させることで活路がありそうです。
委員会が始まる前に経営指導員の兼田さんの案内で洋梨畑を行きました(写真上左)。洋梨はラフランスが生産量が一番多く有名ですがそれは山形県の話で新潟県は「ラ・フランス」もありますが「ル・レクチェ」や「マルゲリット・マリーナラ」といった多様な品種もあります。この岩村農園も「ル・レクチェ」や「マルゲリット・マリーナラ」が主流です。写真上右は農園で間引きされた規格外品です。地面に廃棄されているのを集めました。これをいかに活用するかがポイントです。福島県みずほフーズのヒット商品「ほんのりピーチ」はまさに白桃の規格外品から生まれたものです。
次に行ったのがカルガモ農法の「紫米(むらさきまい)」の生産者斉藤さんの田んぼです。前来たときは確か5月14日で田植えが終わったばかりでしたが写真下左のように順調に生育しています。紫米は稲が色が濃くて普通のうるち米の水田とは一目瞭然です。残念ながらまだカルガモは田んぼにはいませんでした。その紫米を5%入れて炊いたご飯が下右の弁当です。奥のおかずには地元特産品のアスパラガスやみょうがが天ぷらや生で入っています。
午後はいよいよ本プロジェクトの委員会でした。本年度は紫雲寺の地域資源の「洋梨」と「紫米」を活用した加工特産品を開発するのが目的です。一部積極的な商工会員企業が洋梨入りカレーや洋梨入りチキンのソテー等の料理試作品を作って持参しました。現在食材で使用している洋梨は昨年の収穫時にシロップ漬けの缶詰にしたものです。今後は間引きされた規格外品の生の洋梨を使用して加工特産品を開発することを提案しました。紫米も単なる色付き米から紫米粉パウダーにするなりして全く姿形の変わった商品に変身させることで活路がありそうです。
2008年07月28日
野口朋宏さん、奈緒子さんおめでとう
昨日は当社デザイナー野口朋宏(ともひろ)の結婚式でした。東京ディズニーシーのミラコスタで行われた結婚式は至る所に新郎新婦の手作り企画が散りばめてあるすばらしい内容のものでした。最初に挨拶に立った私は柄にもなくあがってしまい「ともひろ」さんを「ともあき」さんと呼んでしまいました。最後の新郎の挨拶では感極まって野口自身が泣いていました。本当におめでとう野口朋宏さん、奈緒子さん。
一昨日のブログの続きですが青森県弘前市の最後の訪問先は(株)まごころ農場でした。社長の斉藤さんは青森県農業経営士会の会長です。ミニトマトを栽培しています。品種は「千果(ちか)」が約8割です(写真上左)。生食用の大半は市場・JAではけてしまい足りないくらいです。一部の形の不揃いを加工品にしています。写真上右のように農場内の工場でミニトマトジュース(500mlー小売価格880円)、ミニトマトソース(150gー同480円)で青森県内のデパートや特産品売場で売られています。ジュースを飲んでみましたが実においしいです。これに比べるとカゴメトマトジュースは一体何なのでしょうあれは。原料が全てですね。おいしいトマトからおいしいトマトジュースができます。大企業の出している商品は本当に哀れです。
またミニトマトもいろんな色のミニトマトを栽培しています。黒(ブラックチェリー)・茶(ブラウンベリー)・赤(アイコ)・ピンク(小桃)・黄(イエローミミ)・オレンジ(ピコラカナリア)・白(スノーホワイト)・緑(グリーングレープ)等です。写真中左は黒ミニトマトの「ブラックチェリー」です。写真中右は大玉の緑のトマト「グリーンゼブラ」です。楽しくなるほどいろんな品種があります。特に「グリーンゼブラ」はレストランに紹介すると多分相当に引き合いがくるでしょう。
斉藤さんはハウスの中を重油・灯油ではなく廃タイヤを燃やして暖房をしています。写真下左はそのタイヤです。写真下右はその廃タイヤを燃やすボイラーです。毎日冬場は毎日約100個のタイヤを燃やします。ここにきての重油・灯油高でも当社の暖房費は一定です。頭がよいと言うか経営センスが鋭いと言うか大した人です。
一昨日のブログの続きですが青森県弘前市の最後の訪問先は(株)まごころ農場でした。社長の斉藤さんは青森県農業経営士会の会長です。ミニトマトを栽培しています。品種は「千果(ちか)」が約8割です(写真上左)。生食用の大半は市場・JAではけてしまい足りないくらいです。一部の形の不揃いを加工品にしています。写真上右のように農場内の工場でミニトマトジュース(500mlー小売価格880円)、ミニトマトソース(150gー同480円)で青森県内のデパートや特産品売場で売られています。ジュースを飲んでみましたが実においしいです。これに比べるとカゴメトマトジュースは一体何なのでしょうあれは。原料が全てですね。おいしいトマトからおいしいトマトジュースができます。大企業の出している商品は本当に哀れです。
またミニトマトもいろんな色のミニトマトを栽培しています。黒(ブラックチェリー)・茶(ブラウンベリー)・赤(アイコ)・ピンク(小桃)・黄(イエローミミ)・オレンジ(ピコラカナリア)・白(スノーホワイト)・緑(グリーングレープ)等です。写真中左は黒ミニトマトの「ブラックチェリー」です。写真中右は大玉の緑のトマト「グリーンゼブラ」です。楽しくなるほどいろんな品種があります。特に「グリーンゼブラ」はレストランに紹介すると多分相当に引き合いがくるでしょう。
斉藤さんはハウスの中を重油・灯油ではなく廃タイヤを燃やして暖房をしています。写真下左はそのタイヤです。写真下右はその廃タイヤを燃やすボイラーです。毎日冬場は毎日約100個のタイヤを燃やします。ここにきての重油・灯油高でも当社の暖房費は一定です。頭がよいと言うか経営センスが鋭いと言うか大した人です。
2008年07月27日
りんごとカシスとメロンとトマト
昨日は青森県「農産品活用ビジネス実践講座」の第2日目で現地アドバイスでした。最初は弘前市の(有)ディアーナに行きました。りんごの産地津軽弘前は今年も順調にりんごが育っています(写真上左)。(有)ディアーナは当社オリジナルの色が褐変しないカットフルーツ「りんごdeチュ」(写真上右の右奥部)が優良ふるさと食品農林水産大臣賞を受賞して順調のようです。最近は写真のように細切りりんごやカットねぎ・カット長いも・カットメロン等がホテル・レストランの業務用にニーズが高いです。
次は(株)花田建設を訪問しました。昭和30年代の前半を席巻したあの人気横綱の実家だそうです。建設業のアグリ参入で今年初めてのカシスの収穫をしました。北海道から4年苗木を1000本買って今年で3年目です。実がなるまで7年かかっています。(写真中右)写真は7月11日に収穫して冷凍保存していたものです。冷凍庫から出したばかりで白いものはまだ凍結しているものです。社長はこれを自社で加工して販売するしくみを作りたいようです。写真中左は(株)花田建設の50アール(5反)のカシス畑です。このカシス畑は当初はぶどうスチューベン畑、次に梅畑になり、4年前の大雪で梅がやられてそれからカシスを植えたようです。周りは相変わらずほとんどりんご畑です。右側には岩木山が見えます。
写真下左はお昼に立ち寄った「道の駅つるた」の特設会場のメロン販売売場です。ゆうか・アムさん・ホームラン・たかみ・つがるグリーン・レノン・デリシィ・ボザンナ・ビレンスと10種類のメロンが販売していました。1個ずつ好きな品種を詰め合わせで買って食べ比べるのが人気のようです。おひるは道の駅内の中華店に行きました。写真下右は当町の果樹ぶどうの品種「スチューベン果汁入りのぎょうざ」です。色がブドウ色できれいです。味は全くぶどうの味がしない普通のぎょうざだったのでみんな安心していました。その後に最終の訪問先であるミニトマト栽培のまごころ農場に向かいました。
次は(株)花田建設を訪問しました。昭和30年代の前半を席巻したあの人気横綱の実家だそうです。建設業のアグリ参入で今年初めてのカシスの収穫をしました。北海道から4年苗木を1000本買って今年で3年目です。実がなるまで7年かかっています。(写真中右)写真は7月11日に収穫して冷凍保存していたものです。冷凍庫から出したばかりで白いものはまだ凍結しているものです。社長はこれを自社で加工して販売するしくみを作りたいようです。写真中左は(株)花田建設の50アール(5反)のカシス畑です。このカシス畑は当初はぶどうスチューベン畑、次に梅畑になり、4年前の大雪で梅がやられてそれからカシスを植えたようです。周りは相変わらずほとんどりんご畑です。右側には岩木山が見えます。
写真下左はお昼に立ち寄った「道の駅つるた」の特設会場のメロン販売売場です。ゆうか・アムさん・ホームラン・たかみ・つがるグリーン・レノン・デリシィ・ボザンナ・ビレンスと10種類のメロンが販売していました。1個ずつ好きな品種を詰め合わせで買って食べ比べるのが人気のようです。おひるは道の駅内の中華店に行きました。写真下右は当町の果樹ぶどうの品種「スチューベン果汁入りのぎょうざ」です。色がブドウ色できれいです。味は全くぶどうの味がしない普通のぎょうざだったのでみんな安心していました。その後に最終の訪問先であるミニトマト栽培のまごころ農場に向かいました。
2008年07月26日
青森県農産品活用講座も盛り上がってきた
昨日は青森県「農産品活用ビジネス実践講座」の第2回目でした。13名の参加者に対して2名が欠席でしたが新たに2名が参加しました。新たに奥様と一緒に参加したり父親に代わって後継者が参加したりでにぎやかなセミナーになってきました。青森市到着から午後1時の開催までしばらく時間があったのでお昼を食べました。上写真左は「むじなそば」です。たぬきやきつねや山菜やゆで卵が入っています。味付けもそばも昭和40年代まであったごく普通のおそば屋さんのそばでとてもなじめます。
セミナー会場の近くの市民小売市場の風景です。青果店と鮮魚店があります。写真上右は青果店は地元青森産の野菜や果物がたくさん並んでいます。果物は今の時期だとトマト・プラム・ブルーベリー・さくらんぼ等が並んでいます。朝農家から集荷した業者が持ってくるのだそうです。価格がびっくりするほど安く長距離輸送の必要がないので完熟果物が多く並んでいます。写真下左が買ったさくらんぼ(500円)とブルーベリー(500円)とプラム(200円)です。早速スタッフのメンバーで試食しました。驚くほどに美味です。
セミナーの途中に七戸町商工会の工藤さんが地元「直詰ぶどうジュース」を一升瓶で差し入れしてくれたので受講生全員で試飲しました。あまりのおいしさに一気に飲み干すのがもったいなくてじっくり味わいながらいただきました。これで何と1900円だそうですからこれで採算が合うのかしらと心配になります。
セミナーでは受講者がそれぞれ今回のセミナーのビジネスシートのテーマにする加工品やアグリビジネスを挙げました。「水を使用しないでりんごだけで煮た煮りんご」、「くず米から挽いた米粉パウダー」、「規格外サイズのメロンのホテル・レストラン需要カット品」、「長いもの漬け物」等面白い加工品アイデアが多く出てきました。次回は試作品やサンプルを持参する受講者も増えそうです。
セミナー会場の近くの市民小売市場の風景です。青果店と鮮魚店があります。写真上右は青果店は地元青森産の野菜や果物がたくさん並んでいます。果物は今の時期だとトマト・プラム・ブルーベリー・さくらんぼ等が並んでいます。朝農家から集荷した業者が持ってくるのだそうです。価格がびっくりするほど安く長距離輸送の必要がないので完熟果物が多く並んでいます。写真下左が買ったさくらんぼ(500円)とブルーベリー(500円)とプラム(200円)です。早速スタッフのメンバーで試食しました。驚くほどに美味です。
セミナーの途中に七戸町商工会の工藤さんが地元「直詰ぶどうジュース」を一升瓶で差し入れしてくれたので受講生全員で試飲しました。あまりのおいしさに一気に飲み干すのがもったいなくてじっくり味わいながらいただきました。これで何と1900円だそうですからこれで採算が合うのかしらと心配になります。
セミナーでは受講者がそれぞれ今回のセミナーのビジネスシートのテーマにする加工品やアグリビジネスを挙げました。「水を使用しないでりんごだけで煮た煮りんご」、「くず米から挽いた米粉パウダー」、「規格外サイズのメロンのホテル・レストラン需要カット品」、「長いもの漬け物」等面白い加工品アイデアが多く出てきました。次回は試作品やサンプルを持参する受講者も増えそうです。
2008年07月25日
農商工連携の具体的な質問が飛んできた
昨日は中小企業大学校瀬戸校で地域力連携拠点事業・応援コーディネーター研修で「がんばれ、応援コーディネーター」のテーマで農商工連携をしゃべりました。15年前の独立以来中小企業大学校には語り尽くせないくらいお世話になっていますが何と瀬戸校は初めて行きました。中部地域は食と農の需要がなくそれで私のニーズがないと聞いていましたがそれは愛知県の一部の自動車を作っている地域だけの話です。その地域を除くと愛知県も大農水産県です。三重県・岐阜県・福井県・富山県・石川県どこも大農水産県です。従って受講者の方々も熱心に聞いていました。
質問も具体的に飛んできました。「農商工連携をやろうと思うと地域JAとの連携が不可欠であるがそれはどうすれば可能か」、私の答えは「地域で生き残るために地域に眼を向けているJA、あるいは全農の十把一絡(じっぱひとから)げの売り方から離れようとしているJAを探しそこと連携する。また第3の流通を作ろうとしている農業者の集まりである道府県農業法人会や農業経営士会にアプローチする」です。
「農業で飯が食えない現状の中で農家は後継者がいなくなるのでは。またそのためにも企業の農業参入は促進すべきでないのか」、私の答えは「例えばJAに出せば10,000円/60kg米でも直売所で売れば60kgで18,000円、また有機(オーガニック)米を生産すれば30,000円/60kgで売れる。10,000円で売るか18,000円で売るか、30,000円で売るか経営の意志決定である。そういった農業後継者なら飯が食える。企業の農業参入は既存農家がやっていない例えばデパ地下惣菜売場で需要の高いパプリカのような新需要に対応できる農産物を生産すれば成功する」です。
「食の安全と言うけれど生産物が安全を担保できる価格で取り引きされていないのでは」私の答えは「全くその通りである。都会生活者・消費者にきちんと説明すれば必ずわかってくれるはずである。そのためには生産者と消費者の間に立ちはだかり生産者・消費者の両方にとってマイナスの存在である巨大量販店の存在の否定から始めなければならない」です。
質問も具体的に飛んできました。「農商工連携をやろうと思うと地域JAとの連携が不可欠であるがそれはどうすれば可能か」、私の答えは「地域で生き残るために地域に眼を向けているJA、あるいは全農の十把一絡(じっぱひとから)げの売り方から離れようとしているJAを探しそこと連携する。また第3の流通を作ろうとしている農業者の集まりである道府県農業法人会や農業経営士会にアプローチする」です。
「農業で飯が食えない現状の中で農家は後継者がいなくなるのでは。またそのためにも企業の農業参入は促進すべきでないのか」、私の答えは「例えばJAに出せば10,000円/60kg米でも直売所で売れば60kgで18,000円、また有機(オーガニック)米を生産すれば30,000円/60kgで売れる。10,000円で売るか18,000円で売るか、30,000円で売るか経営の意志決定である。そういった農業後継者なら飯が食える。企業の農業参入は既存農家がやっていない例えばデパ地下惣菜売場で需要の高いパプリカのような新需要に対応できる農産物を生産すれば成功する」です。
「食の安全と言うけれど生産物が安全を担保できる価格で取り引きされていないのでは」私の答えは「全くその通りである。都会生活者・消費者にきちんと説明すれば必ずわかってくれるはずである。そのためには生産者と消費者の間に立ちはだかり生産者・消費者の両方にとってマイナスの存在である巨大量販店の存在の否定から始めなければならない」です。
2008年07月24日
料理を加工品にして販売するしくみ
昨日は暑い日で午前6時のウオーキングもかなり気温が上がっていました。北海道札幌市・福島町、福岡県直方市、宮城県仙台市、鳥取市とウオーキングをしましたがウオーキングをしている人が多い都市とそうでない都市が結構はっきりしています。札幌市と鳥取市は北大キャンパスや鳥取城址に市民が集まりウオーキングやラジオ体操をしています。直方市も田園の中を歩く市民の姿が結構見かけられます。
それに反して仙台市はウオーキングしている人が少なくまた早朝から道路をクルマがびゅんびゅん走っています。仙台市は高度成長を彷彿させます。写真左は鳥取城址です。この後桜並木を歩いてホテルに戻りました。鳥取市街地は全てが徒歩圏内の距離なのでコンパクトでとても住みやすそうな町です。
昨日は鳥取東部東商工会産業支援センターの個別相談でした。4件の申し込みがありました。2件目は鳥取市鹿野町の(株)サラベル鹿野の佐々木さんと田中さんでした。当社が旧メリヤス工場を買い取って保存してそこでカフェ・物産販売場・イベント会場を提供しています。昨日はカフェで提供するメニューや物産販売場で販売する特産品開発の相談でした。今年鳥取大学が研究していた世界中の「蓮」が鹿野町に提供されこれから「蓮」で町おこしが始まります。私も「蓮の実」や「蓮根(レンコン)」を利用したメニューや特産品のアイデアをアドバイスしました。
3件目は気高町が経営していた「遊漁センター」の指定管理業者になった企業の経営者からの相談でした。「遊漁センター」はレストランが主な事業ですが今後加工品の開発に力を入れていきたいようです。地元の漁協・漁業者との連携で規格外品のわかめ・めかぶ・子アジ・ほたるいか・はたはたを商品化したいようです。「(株)サラベル鹿野」や「遊漁センター」のようにレストラン・料理店を持っている事業体は加工品の開発が成功する確率が高いです。なぜなら「料理を食べさせて加工品を売る」という「料理を加工品にして販売するしくみ」が作りやすいからです。
写真右は鳥取東部東商工会経営支援センターの案内板です。ガソリン高が中小企業の経営を逼迫しているのがわかり身につまされます。
それに反して仙台市はウオーキングしている人が少なくまた早朝から道路をクルマがびゅんびゅん走っています。仙台市は高度成長を彷彿させます。写真左は鳥取城址です。この後桜並木を歩いてホテルに戻りました。鳥取市街地は全てが徒歩圏内の距離なのでコンパクトでとても住みやすそうな町です。
昨日は鳥取東部東商工会産業支援センターの個別相談でした。4件の申し込みがありました。2件目は鳥取市鹿野町の(株)サラベル鹿野の佐々木さんと田中さんでした。当社が旧メリヤス工場を買い取って保存してそこでカフェ・物産販売場・イベント会場を提供しています。昨日はカフェで提供するメニューや物産販売場で販売する特産品開発の相談でした。今年鳥取大学が研究していた世界中の「蓮」が鹿野町に提供されこれから「蓮」で町おこしが始まります。私も「蓮の実」や「蓮根(レンコン)」を利用したメニューや特産品のアイデアをアドバイスしました。
3件目は気高町が経営していた「遊漁センター」の指定管理業者になった企業の経営者からの相談でした。「遊漁センター」はレストランが主な事業ですが今後加工品の開発に力を入れていきたいようです。地元の漁協・漁業者との連携で規格外品のわかめ・めかぶ・子アジ・ほたるいか・はたはたを商品化したいようです。「(株)サラベル鹿野」や「遊漁センター」のようにレストラン・料理店を持っている事業体は加工品の開発が成功する確率が高いです。なぜなら「料理を食べさせて加工品を売る」という「料理を加工品にして販売するしくみ」が作りやすいからです。
写真右は鳥取東部東商工会経営支援センターの案内板です。ガソリン高が中小企業の経営を逼迫しているのがわかり身につまされます。
2008年07月23日
鳥取でもウオーキング
昨日から鳥取市に来ています。7月2日から始めたウオーキングの効果がてきめんで3週間で体重が73kgから69kgに4kg減少しました。今までがいかに運動不足だったかわかります。週末東京にいる時はウオーキングはできませんので地方出張の時に朝早くに起きて約1時間歩きます。今朝はこれから鳥取市内を歩きます。昨夜鳥取城の方向がよいと教えていただきました。
昨日は鳥取県東部東商工会産業支援センターの地域力連携拠点事業の地域資源活用セミナーでした。今日は個別相談会です。参加者は10名強でセミナーと言うよりもなるべく質問を多く受けるマンツーマン方式で進めました。その中には20年前から有機栽培で米栽培している気高町の「気高オーガニック倶楽部」代表の梅実さんがいました。現在は9haの有機米を生産しているそうですが販売価格はJA出荷の約3倍でそれでも米はすぐ売り切れてしまい慢性的に足りない状態だそうです。数年前から地元酒造メーカーと農商工連携に酒米を提供していますがこれも大ヒットしています。
また鹿野町のあるNPO法人は古民家を利用したレストランですげ笠を逆さにしてその上に小鉢を乗せて地域食材で地域料理を1日30食限定で提供していますがあっと言う間に売り切れます。さらには参加者からこんな質問もありました。現在は漁業関係の仕事をしているが先行きの見通しが立たないため友人の農家と連携して鳥取砂丘でいちご観光農園を計画しているがその事業の特徴付けはどのようにしたらようだろうと言ったものです。
写真は夜会食した居酒屋の「岩ガキ」です。「岩ガキ」と言えば日本海で今が一番おいしい時期です。「岩ガキ」は大ぶりのものをカットして食べるのが一般的ですが昨夜食べたのは普通の冬の「生ガキ」サイズでしたがこっちの方が食べ慣れた大味の「岩ガキ」に比べて美味です。(写真左)また写真右は刺身の盛り合わせに入っていた「くらげ」です。「くらげ」を刺身で食べたのは初めてでしたがこれまた肉厚で美味でした。
昨日は鳥取県東部東商工会産業支援センターの地域力連携拠点事業の地域資源活用セミナーでした。今日は個別相談会です。参加者は10名強でセミナーと言うよりもなるべく質問を多く受けるマンツーマン方式で進めました。その中には20年前から有機栽培で米栽培している気高町の「気高オーガニック倶楽部」代表の梅実さんがいました。現在は9haの有機米を生産しているそうですが販売価格はJA出荷の約3倍でそれでも米はすぐ売り切れてしまい慢性的に足りない状態だそうです。数年前から地元酒造メーカーと農商工連携に酒米を提供していますがこれも大ヒットしています。
また鹿野町のあるNPO法人は古民家を利用したレストランですげ笠を逆さにしてその上に小鉢を乗せて地域食材で地域料理を1日30食限定で提供していますがあっと言う間に売り切れます。さらには参加者からこんな質問もありました。現在は漁業関係の仕事をしているが先行きの見通しが立たないため友人の農家と連携して鳥取砂丘でいちご観光農園を計画しているがその事業の特徴付けはどのようにしたらようだろうと言ったものです。
写真は夜会食した居酒屋の「岩ガキ」です。「岩ガキ」と言えば日本海で今が一番おいしい時期です。「岩ガキ」は大ぶりのものをカットして食べるのが一般的ですが昨夜食べたのは普通の冬の「生ガキ」サイズでしたがこっちの方が食べ慣れた大味の「岩ガキ」に比べて美味です。(写真左)また写真右は刺身の盛り合わせに入っていた「くらげ」です。「くらげ」を刺身で食べたのは初めてでしたがこれまた肉厚で美味でした。
2008年07月22日
「農林水産省=消費者庁」が健全な形
「消費者庁」と呼ぶ組織が作られるようですが生産者と消費者を対立の構図で見て消費者保護を考えているようでは食と農の問題は解決しません。問題のすり替えです。基本的には生産者の利害と消費者の利害は同じです。食と農の混迷は生産者・消費者共にマイナスになるしくみから起こっています。消費者のプラスになることは生産者のプラスになることであり消費者のマイナスになることは生産者もマイナスになることです。
なぜ消費者庁が必要かと言うと悪徳メーカーや偽装流通業者がいるからです。起きている事件をよく検証してみると農業者や漁業者の段階で行われているものはほとんどありません。(全くないとは言い切れませんが)むしろ暗黒大陸と言われる我が国の複雑な流通経路を経る段階で行われています。農水産業者から仕入れた入り口の流通業者から複雑な経路を経て消費者の手や口の入る出口の流通業者までの間で行われています。
今の食の問題の最大の原因は消費者でもなければ生産者でもなければましてや行政機関でもありません。かつ一般流通業者でもありません。諸悪の根源は巨大流通業者の存在です。さらに彼らに生殺与奪権を握られているあるいは彼らにすり寄っている納入業者です。巨大流通の前では誰も何も言えないのです。巨大流通業が我が物顔で食の世界を牛耳っておりそこには生産者やJAや市場や卸売や消費者の存在など眼中にないのです。ただただ買い叩いて自社が巨大化することだけが目的化しています。
よくメディアは食の問題で行政批判をしますがそれは本質を理解していません。今の行政は流通を支配するほど力もないし権限もありません。食の現場の情報すら持っていません。(ただし一部行政機関が巨大流通に荷担している例は全くないとは言いません)
消費者にとっての最大の不幸は巨大流通に食の世界が支配されていることです。農水産業者に矛先を向けるのは間違っています。消費者を保護するためにはよい食料を供給する農水産業者を買い叩かないで再生産できるように農水産業者を支援することです。消費者が安全な食を確保するためにはそれを生産する健全な農水産業者を育てなければなりません。農業や漁業で飯が食えるように経営が成り立つようにすることです。若者が働きたいと思う職業にすることです。そのためには消費者と農水産業者が手を結ばなければなりません。「農林水産省=消費者庁」の立脚点から行政を行うことです。
なぜ消費者庁が必要かと言うと悪徳メーカーや偽装流通業者がいるからです。起きている事件をよく検証してみると農業者や漁業者の段階で行われているものはほとんどありません。(全くないとは言い切れませんが)むしろ暗黒大陸と言われる我が国の複雑な流通経路を経る段階で行われています。農水産業者から仕入れた入り口の流通業者から複雑な経路を経て消費者の手や口の入る出口の流通業者までの間で行われています。
今の食の問題の最大の原因は消費者でもなければ生産者でもなければましてや行政機関でもありません。かつ一般流通業者でもありません。諸悪の根源は巨大流通業者の存在です。さらに彼らに生殺与奪権を握られているあるいは彼らにすり寄っている納入業者です。巨大流通の前では誰も何も言えないのです。巨大流通業が我が物顔で食の世界を牛耳っておりそこには生産者やJAや市場や卸売や消費者の存在など眼中にないのです。ただただ買い叩いて自社が巨大化することだけが目的化しています。
よくメディアは食の問題で行政批判をしますがそれは本質を理解していません。今の行政は流通を支配するほど力もないし権限もありません。食の現場の情報すら持っていません。(ただし一部行政機関が巨大流通に荷担している例は全くないとは言いません)
消費者にとっての最大の不幸は巨大流通に食の世界が支配されていることです。農水産業者に矛先を向けるのは間違っています。消費者を保護するためにはよい食料を供給する農水産業者を買い叩かないで再生産できるように農水産業者を支援することです。消費者が安全な食を確保するためにはそれを生産する健全な農水産業者を育てなければなりません。農業や漁業で飯が食えるように経営が成り立つようにすることです。若者が働きたいと思う職業にすることです。そのためには消費者と農水産業者が手を結ばなければなりません。「農林水産省=消費者庁」の立脚点から行政を行うことです。
2008年07月21日
スローフードは日常の質素な食べ物
最近は食と農がブームです。農は横文字でアグリと呼ぶことが多いです。食はフードですがこの場合はスローフードの意味でしょう。「食と農」は言い換えると「スローフードとアグリ」です。どっちかと言えば「スローフードとアグリ」は都市生活者が使う言葉です。自然派志向の都市生活者を中心に「スローフードとアグリ」の活動を展開している人が増えています。都市生活者が地方や農業を理解することはとてもよいことです。その中には本物の人も多くいます。
一方には感覚がずれている人、ビジネスチャンスでただ儲かりたい人、単なるブームに便乗している人等農業現場が無知あるいは空気を読めない人も多くいます。こんな人が来たら農家も大迷惑だろうなと思われる人も多くいます。例えば我々が農家にお呼ばれしてごちそうのもてなしを受けたとします。そのごちそうに感激することはよいことですが招いてくれた農家の人が毎日そのごちそうを食べていると思うのは大間違いです。
その時も家族は別の部屋で質素なものを食べているのです。あくまでもごちそうはお客さん向けです。その空気を読めない人は農家は毎日こんな自然でおいしいものを食べていると思い違いをします。テレビ番組で農家を訪ねて出てくるごちそうにバカ騒ぎしているタレントがその典型です。本当の「スローフード」は農家の日常の質素な食べ物のことです。この感覚がわからない人は「食と農」を語る資格はありません。
私のところにも最近「にわか食と農活動家」がやってきます。あるいは食と農アドバイザーと称して都会のエゴで農家に接しているコンサルタントも山ほどいます。さんざん農林水産業を買い叩いてきたバイヤーがリストラの憂き目にあって何食わぬ顔で行政機関の食と農アドバイザーになっています。地道な「食と農」あるいは「スローフードとアグリ」の営みを妨げているのはこの連中です。
一方には感覚がずれている人、ビジネスチャンスでただ儲かりたい人、単なるブームに便乗している人等農業現場が無知あるいは空気を読めない人も多くいます。こんな人が来たら農家も大迷惑だろうなと思われる人も多くいます。例えば我々が農家にお呼ばれしてごちそうのもてなしを受けたとします。そのごちそうに感激することはよいことですが招いてくれた農家の人が毎日そのごちそうを食べていると思うのは大間違いです。
その時も家族は別の部屋で質素なものを食べているのです。あくまでもごちそうはお客さん向けです。その空気を読めない人は農家は毎日こんな自然でおいしいものを食べていると思い違いをします。テレビ番組で農家を訪ねて出てくるごちそうにバカ騒ぎしているタレントがその典型です。本当の「スローフード」は農家の日常の質素な食べ物のことです。この感覚がわからない人は「食と農」を語る資格はありません。
私のところにも最近「にわか食と農活動家」がやってきます。あるいは食と農アドバイザーと称して都会のエゴで農家に接しているコンサルタントも山ほどいます。さんざん農林水産業を買い叩いてきたバイヤーがリストラの憂き目にあって何食わぬ顔で行政機関の食と農アドバイザーになっています。地道な「食と農」あるいは「スローフードとアグリ」の営みを妨げているのはこの連中です。
2008年07月20日
地方情報やニュースに価値があるのに
昨日も仙台でした。火曜日からずっと土曜日まで宮城県にいましたが朝のウオーキングは欠かさずにしました。土地勘のある仙台ですから4日間とも別コースを組んでウオーキングを楽しみました。どうしても足が向くのは新人当時住んでいた寮の方です。ずいぶん探しましたがもう建て替わってなかったです。30年前の事ですから仕方ありません。
昨日は「アグリビジネス経営者養成講座」の第2回目でした。写真は受講生の佐藤新子さんが手作り「梅ジャム」と「梨のシロップ漬け」の説明をしているところです。酪農家の佐藤さんは果樹生産はしておらず栽培している農家にいただいたものだそうです。佐藤さんは特産品加工の経験が豊かで湯煎殺菌についても詳しいです。
私は大手メディアは都市生活者向けの報道ばかりしていると書きます。地方情報が放映されるのは東京のタレントが地方を訪ねる番組の時だけです。主役はいつも都会生活者であり都会から地方を見ています。たまに地方が大々的に報道されるのは残酷な殺人事件等の場合です。地方は悲惨で哀れでとても人が住むような世界ではないような報道です。その取材もメディアの外注取材班がおおげさに地方を侮辱した視点で報道をします。
出張宿泊の多い私は朝地方民間ローカル放送局やNHK地方局制作のニュースや番組を見ることが多いですが地域生活者や農林水産業者・商工業者を取材した良質のニュースや番組が結構あります。何でこういったニュースや番組を首都圏等の都会で放映しないのかもったいない気がします。都会の情報は地方に流れますが地方の生活が都会に放映されることはまれです。
最近日本人の深層心理には昭和30年代の農村への回帰願望あるいはノスタルジアがあるのではないかと思います。昭和40年以降の高度成長期から現在までの40年間で我が国はすっかり世界規模のグローバル経済・価値観に取り込まれてしまいましたが、再びローカル社会の復活の兆しがあるように思えます。定年退職後みんな野菜作りに精を出し、百姓と蔑んでいた農業をやりたがります。不思議な現象です。大手メディアももっと地方情報やニュースを取り上げれば視聴率も購読者数も増えると思います。
昨日は「アグリビジネス経営者養成講座」の第2回目でした。写真は受講生の佐藤新子さんが手作り「梅ジャム」と「梨のシロップ漬け」の説明をしているところです。酪農家の佐藤さんは果樹生産はしておらず栽培している農家にいただいたものだそうです。佐藤さんは特産品加工の経験が豊かで湯煎殺菌についても詳しいです。
私は大手メディアは都市生活者向けの報道ばかりしていると書きます。地方情報が放映されるのは東京のタレントが地方を訪ねる番組の時だけです。主役はいつも都会生活者であり都会から地方を見ています。たまに地方が大々的に報道されるのは残酷な殺人事件等の場合です。地方は悲惨で哀れでとても人が住むような世界ではないような報道です。その取材もメディアの外注取材班がおおげさに地方を侮辱した視点で報道をします。
出張宿泊の多い私は朝地方民間ローカル放送局やNHK地方局制作のニュースや番組を見ることが多いですが地域生活者や農林水産業者・商工業者を取材した良質のニュースや番組が結構あります。何でこういったニュースや番組を首都圏等の都会で放映しないのかもったいない気がします。都会の情報は地方に流れますが地方の生活が都会に放映されることはまれです。
最近日本人の深層心理には昭和30年代の農村への回帰願望あるいはノスタルジアがあるのではないかと思います。昭和40年以降の高度成長期から現在までの40年間で我が国はすっかり世界規模のグローバル経済・価値観に取り込まれてしまいましたが、再びローカル社会の復活の兆しがあるように思えます。定年退職後みんな野菜作りに精を出し、百姓と蔑んでいた農業をやりたがります。不思議な現象です。大手メディアももっと地方情報やニュースを取り上げれば視聴率も購読者数も増えると思います。
2008年07月19日
「農商工連携」が板についてきた
一昨日は午前中はみやぎ産業振興機構の仕事で一迫町の「(有)川口グリーンセンター」にうかがいました。20年以上前に水田作業受託組合で発足して平成13年に農業生産法人になっています。現在は地元農家から田んぼを借りて50haの水稲耕作をおこなっています。できた米はJAが1/2、直売が1/2です。白鳥社長は今後米粉を利用した加工品の開発を検討しており特に最近は米粉パンが流行っており米粉パン事業を展開したいようです。
写真上左は当社の敷地内にある食料・雑貨店です。来店するのは地元高齢者で敷地内は高齢者コミュニティの感があります。店内にはご覧のように「たくわん漬の素」や「なす漬の素」が販売されており昔の農村の食料・雑貨店そのままです。米粉パンも地域内高齢世帯に移動販売できるようにすれば他の生活雑貨の注文も期待でき需要があるのではないかと思います。パンは高齢者の好む「菓子パン」を中心に品揃えをして、さらに食事になる「調理パン」を揃えれば売り上げが上がると思います。写真上右はお昼に食べた築館の中華そば三好の「冷やし中華」です。外見は熱い中華そばですが麺もスープも冷製です。オリジナルメニューで好評のようです。
昨日は山形県鶴岡商工会議所の「食品関係懇話会」の平成20年度第1回研修会でした。(写真下左一番手前の見事なシルバーヘアが当社スタッフで酒田在住の林)本会は平成16年度立ち上げなので本年度で5年目です。私は平成17年から講師で出席しています。食品メーカー・小売店・弁当店・レストラン・旅館をコアとしてJA鶴岡と山形大学農学部から構成されています。「農商工連携」のさきがけです。本年度も新たに食品卸売業・食品機械卸売業・建設業・食堂の4事業者が入会しました。食品周辺事業者が増えていることはよいことです。
当初私が「農商工連携」についてしゃべりました。その後「庄内たがわ農協羽黒支所」の日向さんと富樫さんがブルーベリーの紹介をしました。写真下右は「バークレー」と言う品種で北国に強い品種だそうです。大粒で生食に最適です。庄内たがわ農協はこのブルーベリーを地元鶴岡の食品関係者に利用して欲しいと言うことでやってきました。会員から「加工用にはどのくらい数量があるのか」、「加工用は冷凍保管品か」、「1次加工はどのレベルまで可能か」、「庄内産を打ち出すことで海外産を使用した加工品よりもどの程度高く売れるか」等突っ込んだ意見が出ました。さすが立ち上げから5年、会員の発言も「農商工連携」が板についてきました。
写真上左は当社の敷地内にある食料・雑貨店です。来店するのは地元高齢者で敷地内は高齢者コミュニティの感があります。店内にはご覧のように「たくわん漬の素」や「なす漬の素」が販売されており昔の農村の食料・雑貨店そのままです。米粉パンも地域内高齢世帯に移動販売できるようにすれば他の生活雑貨の注文も期待でき需要があるのではないかと思います。パンは高齢者の好む「菓子パン」を中心に品揃えをして、さらに食事になる「調理パン」を揃えれば売り上げが上がると思います。写真上右はお昼に食べた築館の中華そば三好の「冷やし中華」です。外見は熱い中華そばですが麺もスープも冷製です。オリジナルメニューで好評のようです。
昨日は山形県鶴岡商工会議所の「食品関係懇話会」の平成20年度第1回研修会でした。(写真下左一番手前の見事なシルバーヘアが当社スタッフで酒田在住の林)本会は平成16年度立ち上げなので本年度で5年目です。私は平成17年から講師で出席しています。食品メーカー・小売店・弁当店・レストラン・旅館をコアとしてJA鶴岡と山形大学農学部から構成されています。「農商工連携」のさきがけです。本年度も新たに食品卸売業・食品機械卸売業・建設業・食堂の4事業者が入会しました。食品周辺事業者が増えていることはよいことです。
当初私が「農商工連携」についてしゃべりました。その後「庄内たがわ農協羽黒支所」の日向さんと富樫さんがブルーベリーの紹介をしました。写真下右は「バークレー」と言う品種で北国に強い品種だそうです。大粒で生食に最適です。庄内たがわ農協はこのブルーベリーを地元鶴岡の食品関係者に利用して欲しいと言うことでやってきました。会員から「加工用にはどのくらい数量があるのか」、「加工用は冷凍保管品か」、「1次加工はどのレベルまで可能か」、「庄内産を打ち出すことで海外産を使用した加工品よりもどの程度高く売れるか」等突っ込んだ意見が出ました。さすが立ち上げから5年、会員の発言も「農商工連携」が板についてきました。
2008年07月18日
水産業界の新しい予感や風
昨日午後4時からは宮城県秋保温泉佐勘で全漁連産地工場会総会での講演でした。全国いっせい休漁・休船が相次ぐ我が国漁業界の大変な時期の講演になってしまいました。今までノー天気な報道ばかりしていたメディアもここ2〜3日漁業者のストライキ・デモでようやく論調が漁業者を意識したものに変わってきました。ストライキ・デモまでやるところまで追い詰められないと漁業者や産地の窮状を報道しないメディアは明らかに不公平です。広告スポンサーと都市消費者の方しか見ていません。それでもまだ気づくだけましでワイドショーでは相変わらずにわか仕込みのコメンテーターがとんちんかんなコメントをしています。
1時間の講演時間だったのでテーマを絞り「八戸の進んだ水産加工」の話と地元「宮城県山元漁協のほっき貝のブランド化」の話さらには「なぜパプリカの需要が増えているのか」等の話を中心にしました。セレモニー講演なのでいつもよりはさらっと淡々としゃべり始めましたが聞いている人のあまりに真剣なまなざしにこっちが圧倒されました。水産業はみんな一人一人が必死です。私は持ち時間の中で私の考えを精一杯伝えました。
その後の懇親会でも出席者と多くの話をすることができました。若手を中心に「あなたの話は痛快だ」と言ってくれる人が多かったです。私はいつものように普通のことをしゃべっただけです。本会長は南三陸町志津川の芳賀氏です。昨年度このブログでも志津川湾の魅力を書きましたが昨日も芳賀会長が志津川湾の牡蠣のトレサビリティの話をしてくれました。また志津川の水産業が生き残ったのは同業者が仲良く助け合っているからだとおっしゃっていました。そういえばヤマウチさんも及善さんもみんな仲がよいです。
青森県八戸市のディメールの島守社長は本会の副会長です。食用菊で巻いた「鯖すし・八戸巻き」や「鯖の冷燻」などの斬新な商品はやはりこのブログで紹介しています。また新たに岩手県釜石市の私と同い年の経営者3名の知遇を得ることができました。「ちょうざめ」の養殖をしているそうでキャビアの世界一の産地になるのだと夢を話してくれました。一度岩手県釜石市を訪ねる約束をしました。我が国の漁業界・水産業界はまだまだこれからなのではとそんな新しい予感や風を感じることができました。
1時間の講演時間だったのでテーマを絞り「八戸の進んだ水産加工」の話と地元「宮城県山元漁協のほっき貝のブランド化」の話さらには「なぜパプリカの需要が増えているのか」等の話を中心にしました。セレモニー講演なのでいつもよりはさらっと淡々としゃべり始めましたが聞いている人のあまりに真剣なまなざしにこっちが圧倒されました。水産業はみんな一人一人が必死です。私は持ち時間の中で私の考えを精一杯伝えました。
その後の懇親会でも出席者と多くの話をすることができました。若手を中心に「あなたの話は痛快だ」と言ってくれる人が多かったです。私はいつものように普通のことをしゃべっただけです。本会長は南三陸町志津川の芳賀氏です。昨年度このブログでも志津川湾の魅力を書きましたが昨日も芳賀会長が志津川湾の牡蠣のトレサビリティの話をしてくれました。また志津川の水産業が生き残ったのは同業者が仲良く助け合っているからだとおっしゃっていました。そういえばヤマウチさんも及善さんもみんな仲がよいです。
青森県八戸市のディメールの島守社長は本会の副会長です。食用菊で巻いた「鯖すし・八戸巻き」や「鯖の冷燻」などの斬新な商品はやはりこのブログで紹介しています。また新たに岩手県釜石市の私と同い年の経営者3名の知遇を得ることができました。「ちょうざめ」の養殖をしているそうでキャビアの世界一の産地になるのだと夢を話してくれました。一度岩手県釜石市を訪ねる約束をしました。我が国の漁業界・水産業界はまだまだこれからなのではとそんな新しい予感や風を感じることができました。
2008年07月17日
元気な若手農業者二人の佐藤さん
昨日はみやぎ産業振興機構の仕事で2軒の農家を訪ねました。二人とも私が講師をしている「アグリ起業化セミナー」の卒業生です。宮城県は佐藤さんと言う名前が多くこの二人も両方とも佐藤さんです。最初は岩出山の「佐藤ファーム」の佐藤喜則さんです。彼は写真上左のようにトマトを生産しています。現在の7〜10月は中玉トマトを生産して、9〜2月は大玉トマトです。3〜6月はフルーツトマトを生産します。通年生産のしくみを作っています。
販売先は近隣の直売所と仙台市内のインショップ(スーパーの中の農産直売コーナー)で販売しています。自らが生産者6名を組織して「ふたば」を結成してスーパーのインショップへの販売を有利に展開しています。それでもメンバーがなかなか流通のしくみを理解できないのが悩みの種のようです。また彼は直売所・インショップ販売を主にしていますので多品種栽培をしています。写真上右はちょうど今が収穫期のブルーベリーです。
2軒目の訪問は東松山市矢本の「佐藤農園」佐藤雄則さんです。彼はいちごの栽培をしています。5年前までは大手ゼネコンの社員でしたが退社して実家に戻りいちご農家になりました。実家は米穀店だったので本格農業は彼が始めたようです。ちょうど6月で生産が終わり次は11月からの収穫に備えて準備していました。
いちごは「ランナー」と呼ばれるつるを育てこれをカットして苗にします。写真下左は「ランナー」です。これを葉っぱがついている単位でカットしてポットに刺していくと写真下右のようないちごの苗になります。これがいちごの栽培方法です。雄則さんは「とちおとめ」と「紅ほっぺ」を栽培しています。現在はJA石巻に出荷していますが一部は近隣の消費者やホテル・レストランにも販売しています。
両佐藤さんはともに30歳代です。自分で栽培品目を選定して販売先も自分で選択して販売しています。創意工夫をしながら二人とも飯の食える農業経営をしています。
販売先は近隣の直売所と仙台市内のインショップ(スーパーの中の農産直売コーナー)で販売しています。自らが生産者6名を組織して「ふたば」を結成してスーパーのインショップへの販売を有利に展開しています。それでもメンバーがなかなか流通のしくみを理解できないのが悩みの種のようです。また彼は直売所・インショップ販売を主にしていますので多品種栽培をしています。写真上右はちょうど今が収穫期のブルーベリーです。
2軒目の訪問は東松山市矢本の「佐藤農園」佐藤雄則さんです。彼はいちごの栽培をしています。5年前までは大手ゼネコンの社員でしたが退社して実家に戻りいちご農家になりました。実家は米穀店だったので本格農業は彼が始めたようです。ちょうど6月で生産が終わり次は11月からの収穫に備えて準備していました。
いちごは「ランナー」と呼ばれるつるを育てこれをカットして苗にします。写真下左は「ランナー」です。これを葉っぱがついている単位でカットしてポットに刺していくと写真下右のようないちごの苗になります。これがいちごの栽培方法です。雄則さんは「とちおとめ」と「紅ほっぺ」を栽培しています。現在はJA石巻に出荷していますが一部は近隣の消費者やホテル・レストランにも販売しています。
両佐藤さんはともに30歳代です。自分で栽培品目を選定して販売先も自分で選択して販売しています。創意工夫をしながら二人とも飯の食える農業経営をしています。
2008年07月16日
丸森町セミナーが無事に終了
昨日は宮城県丸森町の「ガッツリアグリビジネス講座」の最終日でした。受講者16名一人の落伍者もなく全員が終了証を受け取りました。写真上左は受講者最年長80歳はゆうに越えている「窪田電気工事」の窪田会長がみょうが生産に乗り出しみょうがを薬味でビジネス化するストーリーをしゃべっているところです。
お昼は受講生全員で丸森町筆甫(ひっぽ)にある「ひっぽ森林(もり)のレストラン」を訪ねました。筆甫は福島県境にあり森林地区です。写真上右が経営者の金森さんです。材木業を営む傍ら奥様がレストラン経営を始めました。写真中左は「森林(もり)膳」(1000円)です。自家畑の食材が8割、2割は地域内の農家から調達した食材です。写真中右のように筆甫地区はほとんどクルマが通らないのでご覧のように県道も歩道です。
写真下左は丸森町大内の農家レストラン「味の里」が夏の新メニューで考えている「まるもりサラダめん」です。麺は地元企業が開発した米粉めん「う米米(まいまい)めん」を使用しています。前々回セミナー中にあぶくま荘のシェフに「サラダめん」を作ってもらい試食したのが好評で急遽大内の農家レストラン「味の里」のメニューでデビューさせたいという意向になりました。
「まるもりサラダめん」(写真下左)を受講生全員で試食しましたが残念ながら評価は芳しくなかったです。「えごまたれなのにえごまの味がしない」、「たれが水っぽくて酸味がない」するという感想が多かったです。さらに「サラダめんだからたれはドレッシング風を期待していたのにそれとはほど遠い」との意見も出ました。
「味の里」には古くからアドバイスを受けている70歳代の食の先生がおり代表の作間さんがその先生と相談しながらメニューと味を決めているので先生の指示でこのようなたれになりました。実は前々回、当社スタッフが「まるもりサラダめん」のたれ(ドレッシング)レシピ開発を行い試作品を提供しましたが「酸っぱい」と言うことでそのアドバイザーの先生から却下されたようです。
地方の高齢者は砂糖入りの甘い食品を好みがちでかつ東北は食酢が料理にあまり使われないのでこのような味になりがちです。受講者の意見を採用するか高齢者の食のアドバイザーの先生の意見を採用するかまさに代表者の作間さん次第です。作間さんのことだから必ずやすばらしいメニューを開発してこの夏にデビューさせるでしょう。夜は仙台市内の「おしか半島」と言う料理店で会食しましたが「がせうに」(写真下右)が絶品でした。
お昼は受講生全員で丸森町筆甫(ひっぽ)にある「ひっぽ森林(もり)のレストラン」を訪ねました。筆甫は福島県境にあり森林地区です。写真上右が経営者の金森さんです。材木業を営む傍ら奥様がレストラン経営を始めました。写真中左は「森林(もり)膳」(1000円)です。自家畑の食材が8割、2割は地域内の農家から調達した食材です。写真中右のように筆甫地区はほとんどクルマが通らないのでご覧のように県道も歩道です。
写真下左は丸森町大内の農家レストラン「味の里」が夏の新メニューで考えている「まるもりサラダめん」です。麺は地元企業が開発した米粉めん「う米米(まいまい)めん」を使用しています。前々回セミナー中にあぶくま荘のシェフに「サラダめん」を作ってもらい試食したのが好評で急遽大内の農家レストラン「味の里」のメニューでデビューさせたいという意向になりました。
「まるもりサラダめん」(写真下左)を受講生全員で試食しましたが残念ながら評価は芳しくなかったです。「えごまたれなのにえごまの味がしない」、「たれが水っぽくて酸味がない」するという感想が多かったです。さらに「サラダめんだからたれはドレッシング風を期待していたのにそれとはほど遠い」との意見も出ました。
「味の里」には古くからアドバイスを受けている70歳代の食の先生がおり代表の作間さんがその先生と相談しながらメニューと味を決めているので先生の指示でこのようなたれになりました。実は前々回、当社スタッフが「まるもりサラダめん」のたれ(ドレッシング)レシピ開発を行い試作品を提供しましたが「酸っぱい」と言うことでそのアドバイザーの先生から却下されたようです。
地方の高齢者は砂糖入りの甘い食品を好みがちでかつ東北は食酢が料理にあまり使われないのでこのような味になりがちです。受講者の意見を採用するか高齢者の食のアドバイザーの先生の意見を採用するかまさに代表者の作間さん次第です。作間さんのことだから必ずやすばらしいメニューを開発してこの夏にデビューさせるでしょう。夜は仙台市内の「おしか半島」と言う料理店で会食しましたが「がせうに」(写真下右)が絶品でした。
2008年07月15日
また有力な助っ人が登場
昨日は千葉県中小企業団体中央会の仕事で千葉県旧蓮沼町の道の駅「オライはすぬま」に行きました。新たな商品開発支援のためのアンケート調査の打ち合わせです。この仕事は守岡が担当します。8月平日と日曜日の2日間で来店者へのニーズ調査をします。昨日はその質問項目の洗い出しをしました。実はもう1カ所別の道の駅からも顧客ニーズ調査の依頼が来ております。今まで道の駅は農家が出荷するものを販売すればすればよかった時代はとうの昔に終わり、お客様の欲しい農産物や特産物を把握して販売する時代になりました。
また道の駅では惣菜・寿司・弁当が売れていることもわかりました。「オライはすぬま」の売れ筋ベスト3は1位惣菜、2位弁当、3位寿司です。ちなみに4位は切り花、5位は手作りパン・ケーキ類です。そのまま食べられるものが売れると言うことが見てもわかります。また併設する「レストラン蓮味(はすみ)」が好調なことから道の駅も従来の「農産物直売所」中心から「デパ地下」や「レストラン」の機能が充実していないとだめだと言えます。
午後に事務所に戻ったら四日市の(株)カドショー今村社長が見えました。阪神タイガース・ラムネ味ゼリーができました(写真左)。阪神球団の販売許可も取りました。写真右の3商品をセット500円で8月1日から大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山の道の駅で販売します。見かけた方はぜひ買って下さい。
その後に愛媛県庁の方が見えました。農産物ブランド化はまず加工品を開発して評価を得てその原料である農産物をブランド化した方が成果が出ると言っていました。まさに私の持論であり嬉しくなりました。その後、夜はクノールとカルピスの研究・商品開発部門にいた内藤さんがやってきました。今年カルピスを退職したそうで今後当社の仕事を手伝ってくれるそうです。また有力な助っ人が登場しました。
また道の駅では惣菜・寿司・弁当が売れていることもわかりました。「オライはすぬま」の売れ筋ベスト3は1位惣菜、2位弁当、3位寿司です。ちなみに4位は切り花、5位は手作りパン・ケーキ類です。そのまま食べられるものが売れると言うことが見てもわかります。また併設する「レストラン蓮味(はすみ)」が好調なことから道の駅も従来の「農産物直売所」中心から「デパ地下」や「レストラン」の機能が充実していないとだめだと言えます。
午後に事務所に戻ったら四日市の(株)カドショー今村社長が見えました。阪神タイガース・ラムネ味ゼリーができました(写真左)。阪神球団の販売許可も取りました。写真右の3商品をセット500円で8月1日から大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山の道の駅で販売します。見かけた方はぜひ買って下さい。
その後に愛媛県庁の方が見えました。農産物ブランド化はまず加工品を開発して評価を得てその原料である農産物をブランド化した方が成果が出ると言っていました。まさに私の持論であり嬉しくなりました。その後、夜はクノールとカルピスの研究・商品開発部門にいた内藤さんがやってきました。今年カルピスを退職したそうで今後当社の仕事を手伝ってくれるそうです。また有力な助っ人が登場しました。
2008年07月14日
起こる事の全てにラッキーシールを貼ろう
昨日の日曜日も出勤で事務所で仕事をしていました。午前中はエアコン入れずに自然空気でいましたが猛暑らしく午後からついにエアコンを入れました。現代は超多忙社会です。世の中に何の役にも立っていないのに何でこんなに毎日忙しいのだろうと思います。忙しい、忙しいで1ヶ月、1年があっと言う間に過ぎてしまいます。昔は正月が来て盆が来て暮れが来ていましたが最近は正月が来るとすぐ暮れがやってきます。
スケジュールがぎっしり詰まっている時に思わぬ変更を余儀なくされる時があります。あるいはドタキャンもあります。仕事でもこっちが指示した通りに伝わっていなくてトラブることがあります。コミュニケーション不足からか誤解されることも多くあります。私はそういった時予期せぬ事態や不本意な結果全てに<ラッキー>・<幸運>・<ついている>シールをぺたんと貼ることにしています。失敗したらラッキー、うまく行かない時は幸運、辛い時も俺はついている、財布を落としたらラッキー(とは思いませんね)、電車に乗り遅れたら幸運、飛行機が遅れるとついているぞ、人に裏切られたらラッキー、つまずいて転んだらラッキー、お金がないと幸運、悪口が聞こえてくると幸運、全部ハッピーです。また逆にうまく行く時もラッキー、財布を拾うと幸運(いや財布を拾うと交番です)、褒められるとついているなど、要はよくても悪くても全て<ラッキー>・<幸運>・<ついている>シールをぺたんです。起こる事態が幸運か不運かはわかりません。心の持ち方一つです。
「予の辞書に不可能と言う文字はない」とうそぶいた偉人がいましたが私の「辞書には不運と言う文字はない」です。まさに「人間万事塞翁が馬」です。もう一つ、私の辞書には無駄と言う文字もありません。今回は失敗に終わっても必ずや何かを得ています。何かを勉強しています。それはいずれ役に立ちます。それになんてったってまず今元気に生きていられることに感謝です。日々起こることを陽気に受け入れてにこにこ笑って生きるのがよいです。そして他人を認めて他人を尊敬して褒めることです。「あのおじさんホント、バカなんじゃない」と言った陰口も時たま聞こえてきますがそれにも<ラッキー>シールをぺたんです。
スケジュールがぎっしり詰まっている時に思わぬ変更を余儀なくされる時があります。あるいはドタキャンもあります。仕事でもこっちが指示した通りに伝わっていなくてトラブることがあります。コミュニケーション不足からか誤解されることも多くあります。私はそういった時予期せぬ事態や不本意な結果全てに<ラッキー>・<幸運>・<ついている>シールをぺたんと貼ることにしています。失敗したらラッキー、うまく行かない時は幸運、辛い時も俺はついている、財布を落としたらラッキー(とは思いませんね)、電車に乗り遅れたら幸運、飛行機が遅れるとついているぞ、人に裏切られたらラッキー、つまずいて転んだらラッキー、お金がないと幸運、悪口が聞こえてくると幸運、全部ハッピーです。また逆にうまく行く時もラッキー、財布を拾うと幸運(いや財布を拾うと交番です)、褒められるとついているなど、要はよくても悪くても全て<ラッキー>・<幸運>・<ついている>シールをぺたんです。起こる事態が幸運か不運かはわかりません。心の持ち方一つです。
「予の辞書に不可能と言う文字はない」とうそぶいた偉人がいましたが私の「辞書には不運と言う文字はない」です。まさに「人間万事塞翁が馬」です。もう一つ、私の辞書には無駄と言う文字もありません。今回は失敗に終わっても必ずや何かを得ています。何かを勉強しています。それはいずれ役に立ちます。それになんてったってまず今元気に生きていられることに感謝です。日々起こることを陽気に受け入れてにこにこ笑って生きるのがよいです。そして他人を認めて他人を尊敬して褒めることです。「あのおじさんホント、バカなんじゃない」と言った陰口も時たま聞こえてきますがそれにも<ラッキー>シールをぺたんです。
2008年07月13日
新たな息吹が生まれつつある
昨日からみやぎ産業振興機構の「アグリビジネス経営者養成講座」が始まりました。早朝5時36分佐倉始発の総武線快速で出かけます。写真上左のように行商に行く農家のおかあさんが乗っていたりでなかなか風情があります。会場は仙台市泉区高森の21世紀プラザです。早めに行ってとなりの運動公園でウオーキングをしようと思っていましたが残念、写真上右のように駐車場になっていました。近い将来隣接地にアウトレットモールができるそうでその駐車場になるそうで既に有料駐車場で営業していました。
そういえば写真下左のようにこの近くが乗馬クラブになっていたのにもびっくりしました。アウトレットモール建設を当て込んでできたスポーツ施設のようです。ただでも仙台市新興住宅地域の泉区には郊外型商業施設が林立しており、さらに過当競争に拍車をかけるだけで建設は無意味のような気がしますがディベロッパーにはそんな常識は通じないようです。
セミナーは第5回目を迎えました。この時期になると土曜日は毎週仙台通いです。このセミナーを私は「夏の甲子園」と呼んでいます。当初は5名程度の規模で始まり、3年持てばよい程度に考えていました。それが年を追うごとに受講者が増えその受講者がみんな熱心で真剣なので講師の私はエネルギーを放出してしまってセミナー全日程が終わるとしばらく仕事に手が着かないほど虚脱状態になります。私もこのセミナーから多くの農業情報と人的ネットワークを得ています。
今年は13名が参加しました(写真下右)。8回シリーズで私はそのうち5回を担当します。今年は13名中3名が23〜25歳の若者です。23歳男子は入社2年目のJA職員です。農家のために農産物を1円でも高く売るための勉強をしたいそうです。JAの本来の志を持った好青年です。24歳女子は宮城県立農業短大・1年農業留学を経て我が家で就農しています。園芸セラピーと動物セラピーの民宿を経営したいそうです。私の話を一言一句食い入るように聞いてメモしています。25歳男子は宮城県のおかきメーカーの後継者です。当社のおかきの米栽培から製品製造までの一貫したしくみを活かしておかき以外の新製品開発を積極的にやりたいようです。農業の世界に確かに新たな息吹が生まれつつあります。
そういえば写真下左のようにこの近くが乗馬クラブになっていたのにもびっくりしました。アウトレットモール建設を当て込んでできたスポーツ施設のようです。ただでも仙台市新興住宅地域の泉区には郊外型商業施設が林立しており、さらに過当競争に拍車をかけるだけで建設は無意味のような気がしますがディベロッパーにはそんな常識は通じないようです。
セミナーは第5回目を迎えました。この時期になると土曜日は毎週仙台通いです。このセミナーを私は「夏の甲子園」と呼んでいます。当初は5名程度の規模で始まり、3年持てばよい程度に考えていました。それが年を追うごとに受講者が増えその受講者がみんな熱心で真剣なので講師の私はエネルギーを放出してしまってセミナー全日程が終わるとしばらく仕事に手が着かないほど虚脱状態になります。私もこのセミナーから多くの農業情報と人的ネットワークを得ています。
今年は13名が参加しました(写真下右)。8回シリーズで私はそのうち5回を担当します。今年は13名中3名が23〜25歳の若者です。23歳男子は入社2年目のJA職員です。農家のために農産物を1円でも高く売るための勉強をしたいそうです。JAの本来の志を持った好青年です。24歳女子は宮城県立農業短大・1年農業留学を経て我が家で就農しています。園芸セラピーと動物セラピーの民宿を経営したいそうです。私の話を一言一句食い入るように聞いてメモしています。25歳男子は宮城県のおかきメーカーの後継者です。当社のおかきの米栽培から製品製造までの一貫したしくみを活かしておかき以外の新製品開発を積極的にやりたいようです。農業の世界に確かに新たな息吹が生まれつつあります。
2008年07月12日
それでも自然に「農商工連携」は進んでいく
昨日は中小企業大学校直方校「地域資源活用ビジネス」セミナーの最終日でした。3日間のうちで初日の夜会食で市街地に行っただけであとはずっと山の中にある直方校にいました。連日の早朝ウオーキングで体調がよいです。今日から毎週土曜日朝5時起きで宮城県仙台市で「アグリビジネス経営体養成講座」です。8回シリーズです。夏の土曜日は仙台通いが恒例です。
直方の第3日目は田畑を見ながらウオーキングしました。写真上左は減反で田植えしていない田んぼです。こういった減反・転作水田が目立つ一方、新たな動きも見られます。写真上右は四方を垣根で囲ってある畑です。トマトが植えてあります。有機肥料庫が畑のそばにあるので有機栽培か特別栽培で野菜を作っているのではないかと思います。写真下2枚は住居の近くの菜園です。多分兼業農家が自家消費のために栽培している菜園です。家庭菜園が目立つのも最近の特徴です。「自分や食べる野菜は自分で作る」、当たり前の事ですが都会生活者には不可能です。地方に住む人の楽しみ、ライフスタイルです。そういえば一昨日写真で水田の作柄を比べながら農法の違いではなんて書いてしまいましたがセミナーの受講生の竹林さんから左側はジャンボタニシの被害に遭っている水田ではないかと教えていただきました。この情報で私も合点がいきました。
「農商工連携」が動き出し、国を挙げてのイベント・フェアが始まりました。「農商工連携」の先進者・先駆者たちの表彰も始まりました。先進者・先駆者というのは人に先駆け、自力でこつこつと活動を続けてきた人です。もちろんそういったすばらしい方々も含まれていますが中には補助金頼りで事業をやってきた農業生産法人や食品メーカーが多く入っています。むしろそっちの方が多いくらいです。「農商工連携」の先には本当に地域活性化はあるのかしらと首をかしげたくなるような先進事例もたくさんあります。
「農商工連携」自体は世界的な大きな潮流です。小手先でどうのこうのするものではありません。成果が現れるのは10〜30年先、場合によっては50年〜100年先です。「農商工連携」は人類の長い歴史の中に組み込まれた進化過程の一つです。極端な言い方をすれば放っておいても自然に進んでいく過程です。
直方の第3日目は田畑を見ながらウオーキングしました。写真上左は減反で田植えしていない田んぼです。こういった減反・転作水田が目立つ一方、新たな動きも見られます。写真上右は四方を垣根で囲ってある畑です。トマトが植えてあります。有機肥料庫が畑のそばにあるので有機栽培か特別栽培で野菜を作っているのではないかと思います。写真下2枚は住居の近くの菜園です。多分兼業農家が自家消費のために栽培している菜園です。家庭菜園が目立つのも最近の特徴です。「自分や食べる野菜は自分で作る」、当たり前の事ですが都会生活者には不可能です。地方に住む人の楽しみ、ライフスタイルです。そういえば一昨日写真で水田の作柄を比べながら農法の違いではなんて書いてしまいましたがセミナーの受講生の竹林さんから左側はジャンボタニシの被害に遭っている水田ではないかと教えていただきました。この情報で私も合点がいきました。
「農商工連携」が動き出し、国を挙げてのイベント・フェアが始まりました。「農商工連携」の先進者・先駆者たちの表彰も始まりました。先進者・先駆者というのは人に先駆け、自力でこつこつと活動を続けてきた人です。もちろんそういったすばらしい方々も含まれていますが中には補助金頼りで事業をやってきた農業生産法人や食品メーカーが多く入っています。むしろそっちの方が多いくらいです。「農商工連携」の先には本当に地域活性化はあるのかしらと首をかしげたくなるような先進事例もたくさんあります。
「農商工連携」自体は世界的な大きな潮流です。小手先でどうのこうのするものではありません。成果が現れるのは10〜30年先、場合によっては50年〜100年先です。「農商工連携」は人類の長い歴史の中に組み込まれた進化過程の一つです。極端な言い方をすれば放っておいても自然に進んでいく過程です。



