2023年12月06日

糟糠の妻を失くすと男は

仕事で関係している(関係していた)年配の先輩から久しぶりに連絡が来ました。半年以上前にそこから買った地元産果実の振り込みがなされていないとのことです。

請求書が送られてくれば当社はそれから当社の支払い日に則って支払います。私もうっかりしていました。すぐに調べましたが請求書が送られた形跡がありません。

それをその年配の先輩に伝えたらその人が請求書を当社に送ったかどうかわからないようでした。確認は以前のようにファックスでしようと言うことになりましたが何回もファックスを入れても応答がありません。それを伝えると「へへへ、ファックスはもう使えないか?」です。

半年ほど前に奥様を亡くしました。おしどり夫婦で仲良し夫婦の典型でした。東京に出張する時もいつも一緒で私が先方を訪ねても食事はいつも奥様同伴で会計も奥様がさっとやっていました。

それはそれは気立ての優しい素晴らしい奥様でした。私は奥様の逝去を知って住まいのある離島まで焼香に行きました。

その奥様を亡くして今は独り暮らしです。まだ70歳代後半です。呆ける齢ではない、奥様を先立たれてすべて自分で身の回りの事をしなければならなくなりました。

その一環で今回の支払い等の問題が発覚したと思われますがそれも氷山の一角、奥様を亡くしてからいろんな困ったことが起きているのでしょう。

3日前に会った会社の先輩は90歳で奥様を10年前に亡くして独り暮らしです。しかし、全て自分でやっていると言っていました。当日その先輩を駅まで見送ったやはり会社の先輩が言っていましたが、抱えきれないほどお土産を買って帰路に着いたそうです。

日頃お世話になっている周辺仲間へのお土産です。こんなに友達がいるのか。埼玉県に住んでいる人が久々に東京に来たからといってそんなにお土産を買う必要はないと思いますが、多分、日頃お世話になっている人へそのお土産で感謝を現すのでしょう。

また私が仕事でお世話になっている2人の人生の先輩がいます。79歳と76歳です。現役ど真ん中です。仕事の最前線に立っています。人に指示はしても依存しません。指示した人ができない時は自らがやっています。そしてできないスタッフを責めたりもしません。

私も独り暮らしです。炊・洗濯・掃除等身の回りのことは自分でやっています。しかしこれもいつまでできるかわかりません。でも、会社に息子がいるのでいよいよの時は何とかしてくれるだろうと思っています。何とかとは?私の死体を火葬場まで運ぶ役目です。そう思おうと気が楽になります。
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2023年12月05日

しっかりした基本と柔軟性

冬になり、ふとんの中が恋しくなると出社も遅くなります。遅くなると毎日のブログ書きと空手の稽古に支障が出て来ます。今日も焦って書いています。しかし、毎日20年近く書いているので何か書ける。意外と読者が多いのに自分の継続のために書くのは失礼ですね。

ただ正直言って内容よりも継続することに重みを置いています。朝起きて大体家事を済ませて出社して書き始めると起床してから2時間くらいでブログ書きは終了します。これが終わると一日が終わった気分になります。正直一番恐れているのはマンネリ化です。指のではなく、頭の。

私はお茶が好きで寒くなって会社にいる時は一日20服(杯)くらい飲みます。お茶は当社に勤務していた鈴木さんの実家の栽培茶です。彼女がこのランク(徳用)が価格もリーズナブルでおいしいですよと教えてくれたのを真夏の期間を除くと毎日飲んでいます。

確かに彼女言った通りで飽きません。一日何杯でもおいしく飲めます。当初飲み始めた頃はもう少し玉露っぽい濃い味がいいなと思っていましたが今はこれが一番好きです。何といっても毎日飲んでも美味しく飲めるお茶がいいお茶です。

自炊していますが、夕食と翌日の昼食のおかずは同じです。夜一緒に作って半分を翌日のお昼に回します。2回続けて同じものを食べても飽きません。しかしもっと凄いのはごはんです。一生毎日食べても飽きない。米は偉大です。

仕事も20歳前後で入社してから定時定刻に出社して定時定刻に退社する。残業するなんて仕事はあまりない。そんな生活をしているのは地方公務員(一部の働かない公務員、団体職員)くらいです。あるいは時間を売って働いているパートタイマーくらいです。

特に定時定刻出勤退社がはびこると会社は機能しなくなります。定時定刻出勤退社の基本就業規則は守らなければいけませんが併せて仕事に対する柔軟性も必要です。その仕事が終了するまではその業務に何日かかっても集中する。そうしないと勤労の喜びは味わえまま定年退職、あとは死に待ち在庫品。

プロの世界は時間は関係ない、達成できたか?この仕事に勝てたか?です。それがないと何のために生まれて来たのかわからない。人間に生まれたのか機械に生まれたのか?野に住む動物などいつ敵に襲われるかわからない緊張が日常です。

幸せな人生だったかどうかはいい仕事をしたかで決まります。基本動作に忠実でフェアでかつ己の知恵と工夫と人脈と頑張りを土俵を目一杯使った人生こそが幸せだと思います。





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2023年12月04日

老荘思想体感のエクササイズ

今朝のブログ書きは楽しいです。なぜ?ここのところいつも使っているパソコンの充電ができなくなり、もう1つ出張で使っているMACから発信していましたが正常に戻り、手も軽やかです。

充電できなくなったのでバッテリーを買いました。それを差し込んでも充電しません。パソコン本体側の故障か?ちょっと面倒だなと心が折れていました。昨日も充電が作動しないので差込口をいじっていました。いじってもうんともすんとも反応しません。

その隣に同じような差込口がもう1つあったので差し込んだらパッと充電ライトが点き、勢いよく充電が始まりました。パソコンに詳しいスタッフに聞いてもよくわからないようでちゃんと充電しているのでそれでいいんじゃなないかとの答え。今朝も快調です。

昨日、月1回エクササイズを当社の4階で有志で行っています。メンバーは同じ空手道場で稽古していた仲間です。仲間と言っても私以外は黒帯のしかも3〜5段クラスです。

その中の主催者のリーダーがとても物静かで穏やかで紳士です。この方はもうすぐ60歳の還暦です。60歳と言っても現在はどう見てもまだ青年です。

この先輩は中学生から空手を習っています。中学生から始めたそうなので空手歴47〜48年です。その間に道場で先生に付いて稽古をしたのは10年程度だそうです。実際今も空手はやっていません。

仕事が設計技師なので全国、全世界のプラント設計のために派遣されます。その間はほぼ1人で稽古を重ね、かつ海外に行ったら体だったらタイ式ボクシングのようなその国を代表する格闘技を学びます。今は日本に戻り、横浜に住んで国内の仕事をしています。

その先輩が50年近くの1人生活の中で書き綴った、書き留めた文章があります。底流をなす思想は「心と体の調和」、そしてそれをバランスよくつなぐ、あるいは統一するものにエクササイズを考案しました。エクササイズとは平たく書くと身体補助的運動です。

その中には柔軟体操要素、空手技術、ヨガ、他の日本武道、さらに世界の格闘技の技がバランスよく入っています。そしてそれを自分なりのオリジナルにしています。

先輩がそこに向かった理由は?本人もわからないと言いますが、中学の頃から老子、荘子の本をよく読み、関心のあるところは線を引いているそうです。10代から頭と体に影響を与えた老荘思想をこのエクササイズで表現しようとしています。私もこのエクササイズを積極的に学ぼうと思っています。
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2023年12月02日

起業、人生の最良の選択

先週、関東大学対抗ラグビー早慶戦を観戦しました。その後も早慶出身者で「俺も見た」という人が多いです。昨日も同窓で昔の会社の後輩と会食していたら「あの中(一軍)の中の2名が当社入社します。また、相手の大学からも1名が入社します」と教えてくれました。

男の戦い、闘魂のスポーツの1軍選手が我々がいた極めて安定的な会社に入るのか?違和感を感じました。後輩が言うには多分彼らは一生ラグビーの世界で生きていきたいのでは。

ラグビー界のヒエラルキーを歩くには会社は有名でかつあまり忙しくない安定企業の方がラグビー人生を全うできるからではないですがと言っていました。彼らはラグビーを続けたい、それだけなのではと。

会社には経営会議があります。構成メンバーは取締役です。大企業のその構成を見ると例えばメーカーの場合はまず出身校が文系か技術系採用かで色分けされます。そして勤務していると働いた部署で研究系、生産系、企画系、総務管理系、営業系に色が付いて行きます。

それに海外に拠点を置く企業は国内派と海外派に色分けされます。そのメンバーが出世してボード(経営会議)メンバーになります。会社の方向性選択でも本業強化(深化)派と新事業推進派に分かれます。

さらにややこしいのはボードメンバーに社外取締役を入れなければならない、その会社に勤務したことのなり大学教授や役人OBや金融・証券OBがお金欲しさにアルバイト加わります。

月1回の取締役会に出るだけで2000万円位の報酬を得ます。本業の大学教授よりも収入が多い。なるべくその地位に長くいたい、すると社外取締役も加わって派閥ができて行きます。

これが大企業のボード構成です。醜いウェットな派閥抗争、経営失敗の隠蔽、権力・地位への長居工作、ライバルとの罵り合い、敵対、内部情報のメディアへの漏洩等です。

組織はラグビーチームくらいの規模構成が一番よいです。司令塔は社長1本(我が社はかっては私、今は野口社長)、全て社員の行動は社長が掌握している。全てが戦うための戦略的な組織です。余計な内部抗争も内部隠蔽もありません。

私も大企業にいましたが起業して本当によかったと思っています。人生の最良の選択をしました。
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起業、人生の最良の選択

先週、関東大学対抗ラグビー早慶戦を観戦しました。その後も早慶出身者で「俺も見た」という人が多いです。昨日も同窓で昔の会社の後輩と会食していたら「あの中(一軍)の中の2名が当社入社します。また、相手の大学からも1名が入社します」と教えてくれました。

男の戦い、闘魂のスポーツの1軍選手が我々がいた極めて安定的な会社に入るのか?違和感を感じました。後輩が言うには多分彼らは一生ラグビーの世界で生きていきたいのでは。

ラグビー界のヒエラルキーを歩くには会社は有名でかつあまり忙しくない安定企業の方がラグビー人生を全うできるからではないですがと言っていました。彼らはラグビーを続けたい、それだけなのではと。

会社には経営会議があります。構成メンバーは取締役です。大企業のその構成を見ると例えばメーカーの場合はまず出身校が文系か技術系採用かで色分けされます。そして勤務していると働いた部署で研究系、生産系、企画系、総務管理系、営業系に色が付いて行きます。

それに海外に拠点を置く企業は国内派と海外派に色分けされます。そのメンバーが出世してボード(経営会議)メンバーになります。会社の方向性選択でも本業強化(深化)派と新事業推進派に分かれます。

さらにややこしいのはボードメンバーに社外取締役を入れなければならない、その会社に勤務したことのなり大学教授や役人OBや金融・証券OBが加わります。

月1回の取締役会に出るだけで2000万円位の報酬を得ます。本業の大学教授よりも収入が多い。なるべくその地位に長くいたい、すると社外取締役も加わって派閥ができて行きます。

これが大企業のボード構成です。醜いウェットな派閥抗争、経営失敗の隠蔽、権力・地位への長居工作、ライバルとの罵り合い、敵対、内部情報のメディアへの漏洩等です。

組織はラグビーチームくらいの規模構成が一番よいです。司令塔は社長1本(我が社はかっては私、今は野口社長)、全て社員の行動は社長が掌握している。全てが戦うための戦略的な組織です。余計な内部抗争も内部隠蔽もありません。

私も大企業にいましたが起業して本当によかったと思っています。人生の最良の選択をしました。
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2023年12月01日

安心して年金受給申請へ

昨日、老齢年金相談の日の予約ができました。これで来年4月からの受給の段取りができます。私がこれまで積み立てた社会保険料は1500万円を少し超えるくらいです。あと、20年生きると元は取れそうです。

後継者の育成がうまく行けば会社は続くでしょう。会社の仕事は業種関わりなく仕事の対価としてお金を得ることです。当社コンサル業はまず仕事を受注しなければなりません。

そのためには当社を使っていただけるよう当社の魅力をアピールして、かつ仕事を提案しなければなりません。それが「企画力」です。企画したものをお客様に提示して受注活動に入ります。これが「営業活動」です。

企画したものが営業先の企業の心に刺されば受注できます。受注できるとその業務を「実行」完遂しなければなりません。この「企画力」ー「営業力」ー「業務遂行力」の3つが合わさって会社の売り上げも利益を出てきます。

創業の頃は創業者が1人3役やります。創業時だけでなく、中小企業の場合この3業務を社長がやっています。会社が大きくなって来るとこれが分業になります。

当社の場合は「企画力と営業力」と「業務遂行力」に組織を分担しています。当社での「企画・営業」は私マターでした。私が企画提案して営業活動して受注した仕事を担当者が行います。

来年から私の引退後は企画・営業力が懸念されます。仕事を取って来るパワーが減少する。後継者育成の一番大きなウェイトは企画・営業力のある人材の育成です。

それを現在社長がフル回転で行動しています。そしてその補佐役もフル回転です。この体制が徐々に定着して来ており、仕事の受注がコロナ前に戻ってきました。

さらに私だから取れなかったネットを使ったビジネスのしくみを駆使した仕事もこの新体制スタッフになり、増えてきました。仕事は1人ではできません。社内も社外も連携が必要です。

社長の連携者達は能力も世代も私とは違う世界に人達です。それを私が作ったビジネスのしくみにうまく適合して今までなかった世界を創り出しています。それで私も安心して年金の受給申請をしたわけです。
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2023年11月30日

ビジネスチャンス持つべきは人脈

一昨日、福岡県が本社で栃木県に関東支社を置く食品メーカーの営業総括役員が訪ねてくれました。この会社とは四半世紀のつきあいです。消費者としては60年以上のつきあいです。福岡県の学校給食のパンについていたのがここのジャムでした。たしかマーガリンもそうだったのでは?

戦後、ジャムやマーガリンの製造設備と共に朝鮮半島からの引き揚げで一番近い福岡県に上陸して製造を始めました。場所は福岡県筑後(現みやま市)です。何故筑後か?ジャムの原料の先進地域が福岡県と佐賀県だったのでその生産地に近いところに上陸しました。

関東に支社をつくったのは栃木県。どうして??簡単です。いちごのとちおとめの産地だからです。原料の近くにメーカーがあるのは当然なことです。そこの農産物を加工食品にするのだから。

港の近くに立地する工場ができました。どうして??原料を海外産でつくる食品が増えたからです。船で輸入する大手製油会社や製粉メーカーの工場はたいていは港のちかくにあります。

この会社は学校給食のジャムから始め、やがて大量消費時代の到来と共に製菓製パン業が増えて来たのでその食材製造にも進出しました。現在は果実ピュレ、ペースト、ソースが主力です。それを大手製パン業や大手コンビニチェーンのベンダーに販売します。

業界の製品がほとんど海外輸入品だった頃(私がコンサルで伺っていた頃)から国産志向も重点化し、「桜」というブランドで国内はおろか、海外輸出まで始めました。今でも規模は中堅どころですがその存在は業界では知らない人はいません。

そこで営業統括に私が「最近の業界のヒット商品を教えて」と宿題を出していました。2つ答えをくれました。ノンアルコール時代の到来でレストランがノンアル飲料をどうでもよい存在から稼ぐメニューに変えつつある。

要は高級レストランを中心にノンアルコールドリンクメニューの開発が本格派して来た。それにはいろんな国産のフルーツを必要とするそうです。ググッ来ました。当社はフルーツの新品種の育成、商品開発に力を入れています。

特にこの会社の本社のある筑後の近くの佐賀県内の中山間地域と山村地域で来年度から農水省事業で2件その事業に着手します。やった、またつながるな。

もう1つは道の駅での地元果実を使ったスイーツの売上高が半端じゃない。地元原料だけでは足らずに注文が増えている。町の製菓製パン業の売上高をはるかに凌駕している。

ピュレ、ペースト、ソースにして欲しいといった要望が増えているさらにその使い方や上手な商品開発にアドバイスの余地もある。この業種を見逃さないこと。ありがとう、今日もまたビジネスのネタ(チャンス)を教えてもらった。持つべきは人脈です。


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2023年11月29日

ドレッシングが進化している

ここのところ会社にいます。会社にいるとコロナ明けのせいか、当社の強い世界の仕事の依頼がきます。多いのは加工実習を伴うセミナーや単発的な地域資源を活かした商品開発依頼です。当社のドメインは地域特産品の開発です。クライアントも当社の強みを理解しています。

嬉しいのはかかなり以前に商品開発で関わったクライアントが多いです。10数年ぶりとかの連絡が来ると嬉しいです。そしてその頃教えた加工特産品を今でも製造し、地域において名前やブランドを定着させています。

かって当社は20年位前からドレッシングの商品開発を教えて来ました。食品添加物(保存料)を使用しないで製造して半年の賞味期限を持つ商品です。今でも地域で元気に育っています。

ここ10年くらいはドレッシングだけでなく、レトルト食品やホットパック(湯煎殺菌)商品も教えて来ました。でもコロナ以降再び連絡が来るのはドレッシングを教えたクライアントです。話は10数年前と同じドレッシングの商品開発です。

サラダもドレッシングも進化しているのですかね?あるいは10数年前に発売したドレッシングが売れているので「次を」なのですかね?でも嬉しいです。大企業の専売だった市販用ドレッシングを農家の加工特産品にしたのは紛れもなく当社です。

当時ドレッシングは漬物と同じで食品衛生法では営業許可取得の必要がなく、届け出で製造が可能でした。それが2年前に食品衛生法の改正で密封包装食品製造の項目ができました。

ドレッシング製造はその対象になるのではないか?という見解も出て来ました(厚生労働省はそれに対して意見聴取ということで明確な見解は出していません)。

しかし、人様の口に入るものです。何の食品衛生法許可も取得せずに製造するのは危険ですし、消費者に不安を与えます。実際漬物も漬物製造業の許可ができました。

もう1つの変化(進化)は容器です。当時はドレッシングと言えばPET(ペット)容器です。最近はスパウトパウチが主力になりつつあります。スパウトパウチだと湯煎殺菌(ホットパック)製造が可能になります。

ドレッシングも野菜サラダにかけるものからあらゆる料理の調味料として用途が大きく広がり、多様化しています。まさにドレッシングは料理(体)に身に付ける素敵なお洋服(ドレス)になりました。

ドレッシングならK社でもなく、M社でもなく、R社でもなくキースタッフとご指名いただくのは嬉しいです。


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2023年11月28日

一人で始めた農業がスーパー経営貢献

素晴らしい人間とは自分で考え、それを自分で実行する人です。人に依存しない。逆は人によく見られようとそればかり気にして行動している人です。こういった人は自分の頭で考えられないのでテレビやネットで知った知識を真似して次は自分がテレビに出る日を願っているだけの人です。

昨日、こだわりスーパーを5店くらい経営する社長と木祖村でドッキングして、木祖村と特産品の売り込みをしました。社長は真摯に耳を傾けてくれ、開発中の商品にも素直な意見をくれました。

その社長がにわかに注目されています。コロナ発生の3年前頃、誰も外出できないので内食ブームが起こり、会社の業績も順調になりました。その時期に今まで考えていたことを実行しようと思って農業を始めました。自分一人で。

会社・お店に出勤しないで田や畑の栽培場所に行って、見習いから始め、黙々と農業を始めました。3年経つと成果が出始め、かんきつ等はお店で販売できるようになりました。

コロナで経営が順調の時期に長年の会社の課題を解決し始めました。スーパーの悩みは生ごみの多さです。惣菜、青果、鮮魚等から出て来る生ごみの処理に頭を悩ませています。処理業者に多大のお金を払って処理しています。

にわとりを5羽飼って生ごみを餌で与えるようにしました。生ごみと言っても切れ端等で鮮度の高いものばかりです。にわとりは生ごみを喜んで食べ、卵を産み始めました。現在一般化しているケージ飼いで配合飼料を与えられているにわとりが産む卵とは味も品質も歴然と違う卵であることが確認できました。

飼い方も使用しなくなった鶏舎や牛舎で平飼いです。そこに生ごみ(鶏にとっては餌)を入れて自由に動ける放し飼いで自由に食べさせます。卵を産み始め、その評価は非常に高品質。これなら自店舗で販売できます。

かつ、生ごみごみ処理業者に払っていた処理費がゼロになります。また鶏が食べ切れなかった生ごみは乾燥して、畑の肥料に使います。さらに卵の評価が高く、お店で大人気、すぐ売り切れです。

農業と流通業一体の経営手法です。私も常に書いていますが販売場所を持っている流通業が農業を行うと資源の循環が可能になります。地域内で出た生ごみ=資源=餌を農業生産に活用できます。

そのためにも全国にたくさんの店舗をつくるつまらん競争を止めることです。フランチャイズ(ジー)、チェーン店等食品の世界では既に機能しない業態になっています。


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2023年11月27日

ブログやFBで繋がっている人

私のブログは毎日投稿しているので既に17年間、毎日書いているので止められなくなって書き続けています。「いいね」件数は大体よくて50前後です。大したことない地味なブログです。順位は平日は500〜1000位以内、土日祭日は投稿が多いのでグッと落ちて1000位台です。

フェイスブックは2014年からやっているので丸9年です。友達申請もほとんどいかがわしいのばかりなのは削除するので友達は1500人を超えてからほぼ定着しています。顔と名前のわかる人、あるいは人間の交際限界ってそんなものなのでしょうか?もちろんフェイスブックは友達申請をしなくても見れます。

ブログはフェイスブックにもアップしています。最近、私に連絡のある人で昔から毎日ブログを読んでいますと言う人が結構います。多くて50程度の「いいね」件数の割には毎日読んでくれているブログファンが多いんだなと嬉しくなります。毎日書いているのを認めて読んでくれている人がいるのです。

今年度受注仕事のある地域で農業指導をしてくれる人がいたらと思っていたら、昨日突然その地域在住の人からフェイスブックの友達申請が来ました。フェイスブックを見てくれているようです。同い年で共に農業改良普及員だったのを定年退職したばかりのご夫婦です。

先方は私のことはよくご存知のようです。素性(失礼な書き方ですが)や専門分野も私が願っていた分野の人です。すぐにメッセンジャーでつながって来月、ご夫婦と会うことにしました。

一昨日、10年ぶりくらいに忘れていた人が訪ねてくれました。私が雪深い新潟県ある市の仕事をしていた時に彼は地域おこし協力隊でいました。

関東に戻って来たようで挨拶に来てくれました。その再会の第一声が「ブログを毎日読んでいます」でした。住まいは私所有の家のある佐倉市、大学の後輩、中小企業診断士でもあります。中小企業診断士は10年前に私に会った時に私が「コンサルで地域活性化したいなら取得した方がいいよ」と言ったらしくちゃんと取得していました。

私が抜けた後の行政の施策・事業の応募や書類作成、事業組み立てにピッタリのキャリアです。当社と連携しようと誘ったらすぐ野口社長と具体的な話になっていました。

さらには野口社長がインターネットを駆使したビジネスに強くてかつ農業関係をやりたい会社と知り合い、今年度農水省事業を共同で受注しました。その会社も若いスタッフ社員ばかりでもっとこの農業分野、地域おこしをやりたいと言っています。

必要な時には必要な人が現れます。ブログやフェイスブックでつながっている人がこんなに有力な存在とは。しかし求めないと現れません。仕事は常に「今後」、「次」にベクトルを向けていないと女神は微笑んでくれません。
posted by tk at 05:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする