2025年03月23日

人生は黙々と精進すること

あるテレビやYouTubeに引っ張りだこのタレント評論家がある県のトップに向かって「速やかに辞任しなさい」と言っています。彼だから言えます。彼は自分で作った政党のトップを自らの意思で下りて、現在はタレント評論家として活躍しています。

言われているある県知事は歯切れの悪い、矛盾した発言の繰り返しです。冷血と呼ばれています。昔の経歴を見ているとキャリアエリート官僚ですがほとんどドサ回りです。昔はそんなことはなかったのでしょうがトップになって冷血になってしまったのでしょう。

なぜか?自分の実力で知事になっていないからでしょう。背後で彼を操っている人がいるからでしょう。実は前述の評論家が操っているのかな?(その人がこの知事が立候補した政党を作った人だから)と思っていたらどうも違うようです。闇に誰かがいます。

その県知事がいくら冷血でも呼吸しているので、多少の血は巡っていると思います。土日に報告書を読むと言っていますが実際は、その影の人に出処進退を相談するのでしょう。

また、◯馬力選挙であっちこっちにのこのこでて来る候補者も、霞が関で遭難してしまいましたが、これまたこれからも背後の指示で傷が癒えたらまた行動を続けるのか?わかりません。

後ろに誰かがいて、あるいは組織があって動いている人はかわいそうです。誰かが昔言っていました、中華人民共和国の権力者ナンバー2周恩来首相は毛沢東のナンバー1の奴隷だと。

馬鹿で無能な私は39歳で会社をクビになりました。再就職しようと思っても犯罪者よりも重い懲戒解雇だったので自由業を選びました(3年後にそのでっちあげをした男が逮捕されましたが)。自由業は収入は不安定ですが、人に支配されない、人に媚を売らなくても済む等なかなかいいものです。

あの県の首長は自分ではどう思っているかわかりませんが辞めたくても辞めさせてもらえないのでは?自分の出処進退を他人に握られているのは辛いことです。権力者には誰も後ろにいない人(同志、仲間は大いに必要です)がならなければいけません。

出世したい、権力者になりたいという活動、行動は否定しませんが、一番大切なのはあの人にトップになって欲しいとみんなが認める日々の活動、態度、発言、思考、思想、スタンス、構えです。そのためには黙々と精進することです。
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2025年03月22日

食もすっぴんで行こうよ

1年前頃左ふくらはぎがひどい静脈瘤になり、内出血もしており、ふくらはぎ自体が紫色にくすんでいました。右ふくらはぎは同じ人か?と思うくらいきれいです。左ふくらはぎにアロマオイルをほぼ毎日根気よく塗っていたら治りました。一部血管がつぶれて出血した血痕は残っていますが。

毎日、エクササイズをやっています。そこでふとあることを思い付きました。エクササイズとふとものの静脈瘤は何も関係ないと思っていました。しかし、ある日、ピンと来て、再発もあり得るのでさらなるエクササイズでふくらはぎ鍛錬を行おうと思いました。

ずっと心房細動が持病です。最近は症状は落ち着いていますが相変わらず不整脈には変わりません。ふくらはぎは第2の心臓と言います。もっとふくらはぎに重点を置いたエクササイズを行えばきっと関連している心臓の心房細動にも効果があると思いました。

経験による思考はいい方向に向かいます。今、私はローカルにおける食産業の活性化を考えています。ヒントは自分が生まれ育った半世紀前の農家の食生活です。江戸時代は江戸は世界一の大都市だったと言いますが併せて地方も元気でした。しょぼくれたローカルなどどこにもありませんでした。

トップ産業は農業ですが、士農工商の「工」では地域で食産業も盛んでした。その地域の主幹食産業は醸造業です。たいていが庄屋階級が営んでいました。年貢の米を原料に酒、醤油、酢、味噌等醸造業を営んでいました。あるいは油屋、鰹節、煮干し乾物屋等もありました。

農家は農家で味噌、漬物等日持ちする食品は自製造でした。魚は鮮魚は浜の魚屋が一心太助のように天秤棒を担いで朝穫れを運んだのでしょう。

食品添加物もあったか?否でしょう。なぜ?食べられる消費期限内に商人が売りに来て、また商人が消費者に媚びる必要もなかったから。採れた(獲れた)ものを採れた(獲れた)だけ販売していました。

昭和30年代から食品添加物(防腐剤、保存料や着色料等)を食品メーカーが使用するようになりました。どうして?食中毒防止で消費者のため。どんでもない自分の為でしょう。自分の責任逃れときれいにお化粧するためです。

日保ちさせて大量製造したものを在庫できる、また遠隔地まで販売できる自己都合です。着色料は?すっぴんでもきれいなのに、やたら厚化粧。あの頃に戻しましょう日本を。

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食もすっぴんで行こうよ

1年前頃左ふくらはぎがひどい静脈瘤になり、内出血もしており、ふくらはぎ自体が紫色にくすんでいました。右ふくらはぎは同じ人か?と思うくらいきれいです。左ふくらはぎにアロマオイルをほぼ毎日根気よく塗っていたら治りました。一部血管がつぶれて出血した血痕は残っていますが。

毎日、エクササイズをやっています。そこでふとあることを思い付きました。エクササイズとふとものの静脈瘤は何も関係ないと思っていました。しかし、ある日、ピンと来て、再発もあり得るのでさらなるエクササイズでふくらはぎ鍛錬を行おうと思いました。

ずっと心房細動が持病です。最近は症状は落ち着いていますが相変わらず不整脈には変わりません。ふくらはぎは第2の心臓と言います。もっとふくらはぎに重点を置いたエクササイズを行えばきっと関連している心臓の心房細動にも効果があると思いました。

経験による思考はいい方向に向かいます。今、私はローカルにおける食産業の活性化を考えています。ヒントは自分が生まれ育った半世紀前の農家の食生活です。江戸時代は江戸は世界一の大都市だったと言いますが併せて地方も元気でした。しょぼくれたローカルなどどこにもありませんでした。

トップ産業は農業ですが、士農工商の「工」では地域で食産業も盛んでした。その地域の主幹食産業は醸造業です。たいていが庄屋階級が営んでいました。年貢の米を原料に酒、醤油、酢、味噌等醸造業を営んでいました。あるいは油屋、鰹節、煮干し乾物屋等もありました。

農家は農家で味噌、漬物等日持ちする食品は自製造でした。魚は鮮魚は浜の魚屋が一心太助のように天秤棒を担いで朝穫れを運んだのでしょう。

食品添加物もあったか?否でしょう。なぜ?食べられる消費期限内に商人が売りに来て、また商人が消費者に媚びる必要もなかったから。採れた(獲れた)ものを採れた(獲れた)だけ販売していました。

昭和30年代から食品添加物(防腐剤、保存料や着色料等)を食品メーカーが使用するようになりました。どうして?食中毒防止で消費者のため。どんでもない自分の為でしょう。自分の責任逃れときれいにお化粧するためです。

日保ちさせて大量製造したものを在庫できる、また遠隔地まで販売できる自己都合です。着色料は?すっぴんでもきれいなのに、やたら厚化粧。あの頃に戻しましょう日本を。

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2025年03月21日

人類の消滅はそこまで来ている

今、企画しているものを作り上げるために毎日勉強、作業しています。70歳過ぎて小学校高学年・中学校の教科書の主要部を理解できていません。それから半世紀、世間様程度の学歴でよく生きて来れたなと呆れます。

仕事に駆られて自分の一番弱点部分を学んでいます。70歳からでも遅くない。知らないで死ぬよりも知って死んだ方が幸せです。でも仕事でやっているので関係者に急かされますが、そこはどこ吹く風。その程度は認めてよと自分の納得行くところまで調べています。

調べてわかったのは月並みですが発案者や発明家ほど分かりやすくそれを説明しています。だから具現化できたと言えばそれまでですがそれは凄い。後世の高学歴の学者先生が後づけを行っているだけです。

最近は光合成をやっています。発端は菌の勉強から始まります。菌には真菌と細菌があり、真菌は酵母とカビがあるのを70歳にして知りました。それをどう食品に活かすかとどの菌が人間に悪さとするか?等の勉強です。

その中で光合成に差し掛かりました。光合成は名前を聞いたのは小学校の高学年です。私の年齢からすると60年前です。一貴山小学校の理科で中島先生から習いました。

忘れていたので最近、書類を読んでいたら太陽のエネルギーと地球の水と二酸化炭素を原料として炭水化物(ブドウ糖)を合成し、酸素を放出すると書いてあります。

ある学者先生が太陽のエネルギーを吸収し、有機物に変えられるのは植物だけであり、人間、動物、微生物は植物を破壊して植物の持つ有機物を奪い取っているだけの構図であると書いています。

なるほどです。その地球上も人間が全ての動物の生殺与奪権を握っています。人間同士でも働かない一部の支配者が地球を支配しています。創造主である神をも恐れぬ蛮行です。

仕事も有機物を有する植物を生産・製造している農家や山林業が片隅に追いやられて、耕しも育てもしない者がこの世を支配しています。自分を神だと錯覚している権力者がたくさんいます。特に日本はその輩が増えて来ました。日本の消滅いや人類の消滅はすぐそこまで来ています。
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2025年03月20日

迷いとは絞り込めないこと

このブログも最近は話題がなくなって来ました。出張も激減しているし、来客もほとんどないし。昨年3月の引退からその通りの生活パターンになっています。

それで過去のことや身の回りのことを書きますがそれでも話題は足りません。じゃあ、時々休んだら。それは死ぬまで毎日書こうと思っている自分の意思に反します。

毎朝、エクササイズをしています。最初は空手の稽古から始まり、それの復習で自分でやっていました。そのうちに空手はどうでもよくなって自分の体の健康維持のためにと考えて空手と自分でネットで収集したエクササイズを取り入れて今のスタイルになっています。

毎日、1時間くらいやっていますが、私のよいのか?悪いのか?わかりませんが、癖でノートを置いてやっています、しかも2冊も。1つはエクササイズで気づいた技術・手法を書き留めます。

もう1つは常時肌身離さずに持参しているノートです。エクササイズをやっていて思いついた仕事や業務のことを忘れずに書き留めます。あるいはもっと大袈裟に「人生とは?」みたいなことも書き留めます。

エクササイズの一人稽古を始めて7年程度ですが毎日単調な稽古をしているのに毎日新たに気がついたことを書き留めることがあるのが恐ろしい。人間の向上心は尽きるところがありません。

上手になるために動作や部位のポイントがわかります。これとこれとこれをすれば上達するな?と思います。しかし、これだとさっぱり上達しません。1つに絞り込んでそれを毎日、毎日馬鹿になってやらない限りは上達しません。

仕事もそうです。名案は毎日彷彿と湧きます。しかし、あれもこれもそれもになります。それをアイデアと言えば湧いて来るだけ自分をほめなければなりませんが、実行できるのは1つだけです。

それができるのが名人です。凡人は100の知識を得、それを3〜4つの動作やプランにすることはできますが、1つに絞り込むことができません。それが達人との差です。絞り込む天性の勘とセンスと決断と迷いない意思と魂を持った人が成功者になるし、名人になるのでしょう。

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2025年03月19日

自炊より日持ちする加工食品づくり

加工食品をずっとやっています。なぜ好きか?1.幼い頃おばあちゃんの加工食品づくりの重要なる?手であったから。2.さらに食品メーカーに入社して本社で商品企画開発をやっていたから。

1と2は何も関連性はありません.偶然です。でも好きです。自炊していますが料理も好きです。加工品づくりと料理はどっちが難しいか?私は料理です。なぜなら加工品は最初から作るもの開発するものを決めていますが、料理は材料を見て何を作るか即座に決めなければなりません。

加工品と料理の違いは日持ちするかどうか?の違いです。そのためには保存料という食品添加物がありますがそれの出現は化学が食べ物の世界に入って来てからです。

古典的な加工品づくりで浮かぶのは我が国というか年少の頃の我が家では梅干し、らっきょのような漬物、餅・おはぎ・よもぎ餅等米食品、干し柿、もっと深まると味噌づくり等です。

農産物や作った料理品を長持ちさせる保存の知恵から始まっています。始まったのは?1000年前?とんでもない数百年前、あるいはそれ以上前かも知れません。

人工保存料を使わずに日持ちさせる技術が加工食品業界ではたくさん使われています。そこには科学的な根拠があります。一番大きいポイントは食中毒等の原因の細菌が「悪さ」させないことです。

例えば漬物が日持ちするのは浸透圧と水分活性の技法を活用して微生物が増加しないようにしています。酢の物やドレッシングはpH調整といって食酢を使用することでpHを下げ、商品を酸性にすることで微生物の増殖を抑えています。

レトルト食品は密封容器の中で微生物(ボツリヌス菌)を死滅させる高圧高熱殺菌で日持ちを可能にしています。ジャム等はpHと熱殺菌で日持ちさせています。

これからこういった今までは大企業のノウハウ・技術だったものを農産加工・小ロット食品製造技術を公開し、やりたい人に教え、さらに多くの人達が実践するようになれば、フードロスもなくなるし、食品添加物まみれのもの、さらに不味くて高いものを食べなくて済みます。

それに何より自分で自分の食べたい加工食品を自分で作れるようになります。さらにはその原料・材料も自分で栽培します。これが人類がたどり着いた究極の幸せです。
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2025年03月18日

上り坂道は自分と荷物の一体化

坂道を重い荷物を上に向かって運ぶのは大変な労力が入ります。車や馬等の動力で運べると楽ですが、人間だけで運ぶとなると辛い仕事です。そういった場合、先頭で荷物を引っ張る人と後ろで荷物を押す人がいます。さらにはちゃんと引っ張り上げるように横で監督する人がいます。

荷を前から引っ張るのと後ろから押すのはどっちをやりたいか?一番いいのは鞭を持った、口だけ監督者ですがそれは特権階級の仕事です。私どもは前を選ぶか?後ろを選ぶか?です。

引っ張り役は辛いです。前方よりも後ろに積んでいる荷物を見ていることが多いです。振り返る度にまだ目的地に着かないか?ばかり気になります。それに対して後ろで押している人間の方が楽です。ただ、押していればよい訳ですから。

押している人は何も考えずにいつ着くかは先頭で引っ張る人か監督者の仕事なのでただ押していればよい。さらに頭のいい人は自分が荷物と一体化して「自分も荷物だ」と思えば押すのも歩くのと同じになります。荷物と自分の一体化。これこそ人生の極意です。

引っ張っている人と押している人の距離は荷車の幅プラスαです。2〜3m先を引っ張る人がいます。それなのに精神的な苦労、重圧は引っ張る人が多分10倍位あります。たった2〜3mしか前にいないのに、遠くで見ていると前の人も後ろの人も同じ米粒程度にしか見えないのに。

アメリカの失敗は2〜3m先を歩き、引っ張る人を成功者と礼賛した結果だと思います。日本の停滞、後退も2〜3m先を引っ張る人をエリートと称してその育成ばかり図って来た結果の失敗です。

後ろで押す人の人材を、実力アップにもっと力を入れればこんなことにならなかった。引っ張る人偉い人、監督者はもっと偉い人、後ろで押している人間は単なる動力。これが日本社会の失敗でしょう。

食と農の世界も大型化や大企業優先で規模のメリットを奨励して来た。「規模は力なり」を推進したのにその価値観は完全に崩れました。

日本の復活は後ろで押す人の育成、評価、優遇です。引っ張る人は秀才、できる人。押しているのは出来損ないといった価値観を変えない限り、日本は元気にならないでしょう。

さらにもっと悪いのは仮病を使って荷車に乗っている人、あるいは押しも引っ張りもしないで横でただ見ながら歩いている人。この人達にもちゃんと役割を担わせることが健全社会になることではないでしょうか。
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2025年03月17日

農作業や食品加工が楽しくて

人間は好きなこと、興味があることを自分の終生の仕事にするとハッピーです。仕事を勉強ができて一流大学に行って、人気大企業に入ることが人生だと思っていると入ってからが苦しみます。

最近は霞が関の一流官庁から過疎地域の小さな村役場まで公務員が就業していますの応募者がどんどん減っています。中には集まらなくて困っているところもあるようです。政治も世襲と支持団体の中での忠誠が議員の条件になっているところから起きています。今後はもっと劣化するでしょう。

「三つ子の魂百まで」で幼い頃から関心のあることの仕事に就いたら幸せです。私は農家の出ですが幼い頃からおばあちゃん子でおばあちゃんの農産加工に付き合わされて、ずっと当てにされていました。

梅の時期は梅干し、柿の時期は干し柿、ふつ(よもぎ)の時期はふつまんじゅう、たけのこの時期はたけのこ堀り等です。その年少の頃に植え付けられた魂が私の職業になっています。

一昨日、高松市の農業、水産業を中心にした就業者の集まりでした。若い男女が仕事を持ちながら、農作業もやっています。「何で?」、「幼い頃から祖父に連れられて畑で手伝っていた、面白かったから」。

コンバインでも田植え機でも何でも操作できる女子に「何で?」と聞いたら「幼い頃から見ていて自分も操縦したい」とずっと願っていたから。なばなの箱詰めの最終カット調整作業をしている女子に尋ねたら「この作業が楽しくて、楽しくて」

みんな嬉々としてやっています。現段階では仕事を持ち、空いている時間に作業、手伝いに来ています。やがては農業で身を立てたいと思っています。兼業農家、専業農家の子弟に関わらず、みんな農業や農作物に興味と関心があります。

私が食品会社に就職し、その後、コンサルになっても飽き足らず、会社を食品加工業にして、東京都中央区で唯一の食品加工場を有していることも私の自己実現です。

うちのスタッフも全員、食品開発が好きで好きで趣味よりも何よりも食品開発が楽しくて仕方ない人材ばかりです。この輪を大きくして行きたいです。
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2025年03月16日

農業と食品加工は一体

昨日から香川県高松市に来ています。過去に愛媛県、高知県、徳島県に仕事が行くことが多かったです。四国は東京からは飛行機で行くか、新幹線で瀬戸大橋を渡って香川県に入ってから各県に行きます。昨日は高松空港へ降りました。これが南国四国を思うほど寒くて雨でした。

高松市の若手農家が主宰するグループへのセミナーでした。私の知り合いの若者が政府系の金融機関の農業部門に勤務していますが、その安定したエリート人生を捨てて、赴任していた高松市に魅せられて就農を開始しました。

高松支店に勤務していた知り合った農業者と意気投合したようです。その農業者は大阪市でサラリーマンをしていますが、香川県の実家農業とサラリーマンの二重生活です。香川県と大阪府は橋を利用すればクルマで2時間程度の距離なのでそれも可能です。

二人とも30歳代です。その親しい仲間もおり、昨日はその勉強会でした。年齢は主宰者と同じくらいの30歳代が主流で女子も相当比率加入しています。共通しているのはみんな農業が大好き、農作業が大好きです。

半分くらいは兼業農家で両親はサラリーマンであると同時に実家の農地も耕作していたという都会型農家です。生まれた時から農業環境にあり、兼業農家なので土日祭日は親の手伝いをしていたという経験があります。

幼い頃からトラクターのエンジンがかかるとワクワクドキドキでそのトラクターに親に乗せられてもらっていたという経験があります。

何の話をしようか?と思いました。農産物を生産してそのまま市場→スーパーに流しても儲かりません。というかたいていは赤字です。さらに買う側の消費者の大半は勤労者か?年金暮らしの老人です。

1人暮らし、2人暮らしで毎日、毎日料理を作るのは難儀で、コンビニから食事を買ってもコンビニも経営が悪化しているようで値上げ、値上げかつ商品も日持ちさせる為に保存料たっぷり入りです。健康に悪いです。消費者が買う力と意欲がなくなっています。

そこで昨日は農家に自分で収穫した農産物を保存料を入れないで製造方法で3〜6ヶ月日持ちする加工食品を製造することを経営手法を勧め、その勉強会でした。

大企業でなくても小さい設備があれば、酢漬け、塩漬け、砂糖漬け、乾燥、低温殺菌(ホットパック)、レトルト殺菌等で一定期間常温保存し、自分が食べたい時に開封して、あるいはレンジでチンして食べられます。

その農産物活用がこれからビジネスになると、農業➕食品加工が新たなビジネス業態となるという私の持論の勉強会でした。勉強会には飲食店の経営者も出席しており、その人達と連携すればさらに発展し、ローカルの1大産業になります。


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2025年03月15日

老兵は去り行けず、踏ん張る

当社は役所の仕事が多いのでその支払いは1年間分が3月末になります。その間にその業務を行うために出張したり等経費がかかります。「4月まで掛けで支払いは待って下さい」というと新幹線や飛行機には乗れません。

また、商品開発をするのも支払いは4月でも何度も試作品を提出しなければなりません。その原料費もあらかじめ買わなければなりません。「4月末まで支払いを待って下さい」と言っても待ってくれません。宅配便代もそうだし、電話代も光熱費もそうです。

4月から来年度ですが当社が受注している自治体の予算がここに来て大きく削られ始めました。「そんな殺生な」と思いますがお上には歯向かえません。コロナ禍以降民間企業はどこも苦しんでいます。

「ようやく回復へ」とベクトルが上向いたところでまたへし折りです。巷ではデモが行われていますが、我ら行政の仕事をしている者からすると役所の仕事が入って来ないのは死活問題です。

この2年間、老後のために蓄えて置いたささやかな老後の生活費もすべて放出しました。何とか昨年から厚生年金が受給できるようになり、青息吐息の生活をしています。

高齢者は人生の大半を終了しているので残された人生を飢えない程度の食費があれば何とかなりますが、それにいろんな税金が徴収されると「赤貧洗うがごとし」です。

一番の気がかりは自分の葬式代です。その程度は確保していましたがこの2年間の会社の苦境で取り崩してしまいました。このお金を子供に負担させるのはとてもできないので飛行機に乗っていると「墜ちてくれないかな」と思うこともあります。

ささやかな生きる望みは若手当社スタッフの成長です。私が中小企業診断士であるために仕事が行政の仕事が多かったですがもう行政の仕事は望めません。これからの仕事は民間企業との取引です。

民間企業に使っていただける会社に変身できるように新たな社団法人を立てて、コンテンツづくりに没頭しています。若手が元気で育って来ているのが私の支えです。
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